7.5 初期レプリケーション方法(フルおよび差分)

ワークロード保護およびフェールバックの操作では、初期レプリケーションパラメータによってソースからターゲットに転送されるデータの範囲が決定されます。

ワークロード保護およびVMホストへのフェールバック時、[増分]を選択すると、初期レプリケーション方法によって、選択された操作のソースと同期するのに、ターゲットVMを参照し、見つけ、準備することが要求されるため、

  1. [ワークロードの追加]または[フェールバック]などの必要なワークロードコマンドを続行します。

  2. [初期レプリケーション方法]オプションには、[増分レプリケーション]を選択します。

  3. [ワークロードの準備]をクリックします。

    PlateSpin Forge Web Clientによって[増分レプリケーションの準備]ページが表示されます。

  4. 必要なコンテナ、仮想マシン、およびVMとの通信に使用するインベントリネットワークを選択します。

  5. [準備]をクリックします。

    プロセスが完了し、ユーザインタフェースが元のコマンドに戻るまで待機し、準備済みのワークロードを選択します。

メモ:(ブロックレベルデータのレプリケーションのみ)初めての増分レプリケーションは、その後のレプリケーションよりも大幅に長い時間がかかります。これは、ソースのボリュームとターゲットのボリュームがブロックごとに比較されるからです。その後のレプリケーションは、ソースのモニタリング中にブロックベースのコンポーネントによりすでにポーリングされたデータに依存します。