PlateSpin Protect Serverを問題なく運用するには、専用の物理マシンまたは仮想マシンにインストールする必要があります。特に、次のようなマシンには、PlateSpin Protect Serverをインストールしないでください。
ドメインコントローラホスト
製品を使用して保護する必要のあるワークロード
PlateSpin Protect Serverホスト
一般に、静的IPアドレスを持つホスト上にPlateSpin Protectをインストールするのは、優れた方法です。製品をインストールした後にホストのIPアドレスを変更した場合は、PlateSpin Protect Serverを再起動します。『ユーザガイド』のシステム変更を適用するためのPlateSpin Protect Serverの再起動
を参照してください。
PlateSpin Protect Serverホストは、以下のシステム要件を満たす必要があります。
表 1-1 PlateSpin Protect Serverホストの要件
要件 |
詳細 |
---|---|
オペレーティングシステム |
専用のハードウェア上で、または仮想マシンで実行する以下のいずれかが必要です。
メモ:PlateSpin Protectをインストールする前にWindowsオペレーティングシステムを有効にする必要があります。 |
プロセッサ |
最低1 GHz 推奨: マルチコア、2 GHz以上 |
メモリ |
最低2 GB RAM 推奨: 4 GB |
ディスク容量 |
最低15GB メモ:時間とともに、スペース消費は増えます。 |
データベースサーバ |
次のいずれかが必要です。
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Windowsソフトウェアの前提条件 |
Windows Server 2003システムの場合:
Windows Server 2008システムの場合:
|
PlateSpin Protectは、FIPS (Federal Information Processing Standards, Publication 140-2)に準拠するデータ暗号化アルゴリズムをサポートしています。
FIPSに準拠していることが必要である場合、PlateSpin Protect Serverをインストールする前に、目的のPlateSpin Protect Serverホスト上でFIPSを有効にする必要があります。これは、ホストのオペレーティングシステムがFIPS準拠モードで実行していることを検出した場合のみ、PlateSpin ProtectがFIPS準拠モードで実行されるためです。
メモ:FIPS準拠モードは、パフォーマンスに影響を及ぼし、データ転送率を最大30%スローダウンさせる可能性があります。
FIPS準拠アルゴリズムを有効にする
PlateSpin Protect Serverホストのローカルセキュリティポリシーのセキュリティオプションに含まれるFIPS対応アルゴリズムを有効にします。
secpol.mscを実行し、 を参照します。
セキュリティオプションを有効にします。
FIPSのASP.NETサポートの設定
ご使用のPlateSpin Protect Serverホストの次のディレクトリにあるmachine.configファイルにアクセスします。
..Windows\Microsoft.Net\Framework\vX.X.XXXXX\Config
次の内容を<system.web>の下に追加します。
<machineKey validationKey="AutoGenerate,IsolateApps" decryptionKey="AutoGenerate,IsolateApps" validation="3DES" decryption="3DES"/>
machine.configファイルを保存します。