表 2-1は、Novellが認定する、またはサポートするソフトウェアとオペレーティングシステムの組み合わせのリストです。認定されている組み合わせは、Novell Engineeringの完全なテストスイートを使用してテストされています。サポートされている組み合わせは、すべての機能が動作すると考えられます。
Novellは、このセクションで説明するオペレーティングシステムのバージョンでのSentinel Rapid Deploymentの実行をサポートしています。さらに、セキュリティパッチや修正プログラムなど、これらのオペレーティングシステムに対してマイナーアップデートが加えられたシステムにおける実行もサポートします。ただし、主要な更新または比較的重要でない更新がシステムで行われた場合、そのようなプラットフォームでのSentinel Rapid Deploymentの実行は、Novellがこれらの更新をテストおよび認定するまではサポートされません。
Sentinel Rapid Deploymentサーバのコンポーネントには、Communication Server、相関エンジン、データアクセスサービス(DAS)、Webサーバ、およびアドバイザのデータサブスクリプションサービスが含まれます。
Sentinelのクライアントアプリケーションには、Sentinelコントロールセンター(SCC)、Sentinelデータマネージャ(SDM)、およびSentinelソリューションデザイナ(SSD)が含まれます。
コレクタマネージャには、特定のプラットフォーム要件があります。
表 2-1 サポートおよび認定されているオペレーティングシステム
最適なパフォーマンス、安定性、および信頼性を得るには、次のガイドラインに従ってください。
SLESの場合、Sentinel Rapid Deploymentサーバマシンのオペレーティングシステムに少なくともベースサーバとSLESのX Windowコンポーネントが含まれている必要があります。
Sentinel Rapid Deploymentサーバでは、ext3ファイルシステムを使用します。ファイルシステムの詳細については、『Storage Administration Guide』のOverview of File Systems in Linuxを参照してください。
メモ:
Sentinel Rapid Deploymentでは、Open Enterprise ServerへのSLESのインストールはサポートされません。
Sentinel 6.1 Rapid Deploymentサーバの32ビットのデモバージョンは、32ビットのハードウェアおよびオペレーティングシステムを使用することにより、規模の限られたデモ環境やテスト環境用に設計されています。Sentinel 6.1 Rapid Deploymentのサポート契約を結んでいるお客様またはパートナーは、64ビットの実運用プラットフォーム上で再現する可能性がある問題であれば、このプラットフォームに関してNovellテクニカルサポートから限定的なサポートを受けることができます。32ビットのハードウェア固有の制限のため、Novellテクニカルサポートは、32ビットのデモバージョンに関するパフォーマンスや拡張性の問題のトラブルシューティングを行っていません。32ビットのデモバージョンは、実運用環境ではサポートされていません。