5.1 強化

5.1.1 導入後直ちに実施できる強化

  • 不必要なポートはすべてオフになります。

  • 可能な限り、サービスポートはローカル接続のみをリスンし、リモート接続を許可しません。

  • ファイルは、少数のユーザのみが読み取ることができるように、最小限の権限でインストールされます。

  • デフォルトのパスワードは許可されません。

  • データベースに対するレポートは、select権限のみを持つユーザで実行されます。

  • すべてのWebインタフェースでHTTPSが必要です。

  • アプリケーションに対して脆弱性スキャンが実行され、潜在的なセキュリティ問題のすべてに対処します。

  • ネットワーク上のすべての通信にはデフォルトでSSLが使用され、認証の設定が行われます。

  • ファイルシステムやデータベースに格納される際、ユーザアカウントのパスワードはデフォルトで暗号化されます。

5.1.2 Sentinel Rapid Deploymentのデータの保護

Sentinel Rapid Deploymentのデータは機密性が高いため、マシンのセキュリティを物理的に保護し、ネットワーク上の安全な領域に配置する必要があります。セキュリティ保護されたネットワークの外部のイベントソースからデータを収集するには、リモートコレクタマネージャを使用します。コレクタマネージャの詳細については、セクション 3.3, コレクタマネージャとクライアントアプリケーションのインストールを参照してください。