crm_standby - ノードのスタンバイ属性を操作して、このノードでリソースを実行できるかどうかを判断します
crm_standby [-?|-V] -D -u|-U node -r resource
crm_standby [-?|-V] -G -u|-U node -r resource
crm_standby [-?|-V] -v string -u|-U node -r resource [-l string]
crm_standbyコマンドはノードのスタンバイ属性を操作します。スタンバイモードのノードは、リソースのホスティングが行えなくなり、そのノード上にあるリソースは移動が必要になります。スタンバイモードはカーネルの更新などの保守作業を行う場合に便利です。再度、クラスタの完全にアクティブなメンバーになる必要が発生したら、ノードからスタンバイ属性を削除します。
standby属性に有効期間を設定することで、スタンバイ設定がノードの再起動後も有効なのか(有効期間を「forever」に設定)、再起動後はリセットするのか(有効期間を「reboot」に設定)を指定します。あるいは、standby属性を削除して、ノードをスタンバイモードから手動で復帰させることもできます。
ヘルプメッセージを印刷します。
デバッグ情報を有効にします。
NOTE: 追加のインスタンスを提供すると、詳細になります。
-Gを使用して属性クエリを行う場合、値だけをstdoutに印刷します。このオプションは-Gと一緒に使用します。
初期設定を設定するのではなく、取得します。
削除する属性を指定します。
使用する値を指定します。このオプションは-Gと一緒に使用すると無視されます。
上級ユーザ専用です。id属性を識別します。
変更するノードのunameを指定します。
この初期設定を維持する期間を決定します。rebootまたはforeverの値を指定できます。
NOTE: foreverの値がある場合は、CRMは常にrebootの値の代わりに使用します。
crm_standby -v true
crm_standby -v true -U node1
crm_standby -G -U node1
crm_standby -D -U node1
crm_standby -v true -l forever -U node1
crm_standby -v true -l reboot -U node1
/var/lib/heartbeat/crm/cib.xml—ディスク上のCIB(ステータスセクションを除く)。このファイルを直接編集しないでください。
crm_standbyはAndrew Beekhofによって作成されました。