パッケージのインストールまたはクラスタのオンライン化に問題がある場合、次のリストに従って作業を進めます。
クラスタの構成を管理に必要なパッケージは、High Availability Extensionで使用できる高可用性インストールパターンに付属しています。
High Availability Extensionが各クラスタノードにアドオンとしてSUSE Linux Enterprise Server にインストールされているか、Section 3.1, High Availability Extensionのインストールで説明するように各マシンにインストールされているか、確認します。
パターンが相互に通信するため、Section 3.2, クラスタの初期セットアップで説明するように、同じクラスタに属するすべてのノードは同じbindnetaddr、mcastaddr、mcastportを使用する必要があります。
/etc/ais/openais.confで設定されている通信チャネルとオプションがすべてのクラスタノードについて同一であることを確認します。
暗号化通信を使用する場合は、/etc/ais/authkeyファイルがすべてのクラスタノードで使用できるかどうかを確認します。
クラスタノード間の通信に使用されるmcastportがファイアウォールでブロックされている場合、ノードは相互に認識できません。Section 3.1, High Availability Extensionのインストールで示すように、YaSTで初期セットアップを構成しているときに、ファイアウォール設定は通常、自動的に調整されます。
mcastportがファイアウォールでブロックされないようにするには、各ノードの/etc/sysconfig/SuSEfirewall2の設定を確認します。または、各クラスタノードのYaSTファイアウォールモジュールを起動します。 をクリックして、mcastportを許可された のリストに追加し、変更を確定します。
各クラスタノードのOpenAISの状態を/etc/init.d/openais statusで確認します。OpenAISが実行されていない場合、/etc/init.d/openais startを実行して起動します。