この項では、ネットワークをオフにする、静的IPアドレスを設定するなど、NetworkManagerでの共通タスクを実行する方法について説明します。
飛行機の中や、ワイヤレスネットワーキングを使用できない環境では、NetworkManagerアプレットを使用して簡単にオフにすることができます。 有線とワイヤレス両方のネットワーク接続をすべてオフにすることもできます。
ネットワーキングを無効にするには、GNOME NetworkManagerアプレットアイコンを右クリックし、のチェックを外します。ワイヤレスネットワーキングのみを無効にするには、アプレットアイコンで右クリックし、のチェックを外します。
NetworkManagerでは、YaSTで設定され、/etc/sysconfig/networkディレクトリに保存されているネットワークインタフェースが尊重されます。 ネットワークカードの静的IPアドレスを使用する場合は、YaSTを使用してアドレスを設定します。
YaSTで、の順にクリックします。
を選択し、をクリックします。
設定するネットワークカードを選択し、をクリックします。
タブで、を選択します。
IPアドレスを設定し、[]をクリックします。
をクリックして完了し、静的IPアドレスを有効化します。
NetworkManagerでは、いくつかのVPNテクノロジをサポートしています。 VPNテクノロジを使用するには、最初にVPNテクノロジのNetworkManagerサポートをインストールします。 次のいずれかを選択できます。
NovellVPN
OpenVPN
vpnc (Cisco)
VPNサポートは、NetworkManager-novellvpn、NetworkManager-openvpnおよびNetworkManager-vpnsの各パッケージに含まれています。
NetworkManagerで新しいVPN接続を設定するには、GNOME NetworkManagerアプレットを左クリックし、次の手順に従います。
の順にクリックします。
をクリックした後、をクリックして、VPN接続の作成ウィザードを開始します。
作成するVPN接続の種類を選択して、を選択します。
(接続名)フィールドに、この環境設定名を入力します。
このタイプの接続に必要なすべての情報を入力します。
たとえば、OpenVPN接続の場合は、と入力し、から認証方法を選択します。選択した接続に応じて、その他の必須オプションの設定を完了します。
または、を押し、標準のファイルダイアログで保存済みの設定ファイルを選択して、保存された設定ファイルからの設定をロードします。
をクリックします。
VPNを構成した後は、から選択できるようになります。 VPN接続を切断するには、をクリックします。