時々、ログイン画面が仮想キーボードに表示されないことがあります。これを解決するには、Ctrl+Alt+Backspaceを押すか、またはタブレットPCの該当するキー(内蔵キーボードのないスレートモデルを使用している場合)を押して、X Serverを再起動します。仮想キーボードがまだ表示されない場合は、外部キーボードをスレートモデルに接続し、ハードウェアキーボードを使用してログインします。
xrandrコマンドで、シェルからディスプレイの向きを変更できます。xrandr--helpと入力すると、使用できるオプションが表示されます。グラフィックタブレットの向きも同時に変更するには、コマンドを以下のように変更します。
通常の方向(0度回転):
xrandr --output LVDS ---rotate normal && xsetwacom set "Mouse[7]" Rotate NONE
90度回転(時計回り、縦):
xrandr --output LVDS ---rotate right && xsetwacom set "Mouse[7]" Rotate CW
180度回転(横):
xrandr --output LVDS --rotate inverted && xsetwacom set "Mouse[7]" Rotate HALF
270度回転(反時計回り、縦):
xrandr --output LVDS --rotate left && xsetwacom set "Mouse[7]" Rotate CCW
上記のコマンドは、/etc/X11/xorg.conf設定ファイルの内容によって異なります。セクション 16.2, タブレットデバイスの設定の説明どおりに、&saxでデバイスを設定した場合、コマンドは作成された通りに機能するはずです。xorg.confにあるタブレットスタイラス入力デバイスのIdentifierを手動で変更した場合は、"Mouse[7]"を新しいIdentifierで置き換えてください。タッチサポート(指を使ってカーソルを移動できる)の備わったWacomデバイスの場合、タッチデバイスを回転させることも必要です。