次のセクションではYaSTでコマンドラインからsupportconfigを使用する方法と、選択できるオプションについて説明します。
YaSTでシステム情報を収集するには、次の手順に従います。
URLhttp://www.novell.com/center/eserviceを開き、サービス要求番号を作成します。
YaSTを起動します。
モジュールを開きます。
をクリックします。
ラジオドボタンリストからオプションを選択します。この設定をテストしたい場合は、を使用します。で続行します。
連絡先情報を入力します。ステップ 1からのサービス要求番号をとラベル付けされたテキストフィールドに入力します。で続行します。
情報収集が開始されます。プロセスが完了したら、 で続行します。
収集されたデータをレビューし、必要のないファイル名は、で削除します。で続行します。
tarballを保存します。Novellカスタマセンタへアップロードする場合は、が有効になっていることを確認してください。をクリックして完了します。
supportconfigをコマンドラインから使用する場合は、次の手順に従います。
シェルを開きrootになります。
オプションを使用せずにsupportconfigを実行すると、デフォルトのシステム情報が収集されます。
ツールが完了するまで待ちます。
デフォルトのアーカイブ場所は、/var/log のファイル名形式 nts_HOST_DATE_TIME.tbzです。
supportconfigユーティリティには多様な起動オプションがあります。これらのオプションを見るにはsupportconfig-hを使用するか、マニュアルページを参照してください。通常、supportconfigはオプションを使用せずに実行されます。一般によく使用される起動オプションの一部をまとめたもを次に示します。
収集する情報のサイズを削減するには、最小オプション(-m)を使用します。
supportconfig -m
出力に追加連絡先情報を含めます(1行で)。
supportconfig -E tux@example.org -N "Tux Penguin" -O "Penguin Inc." ...
トラブルシューティング時には、現在作業中の問題のある領域についてのみ、情報を収集したい場合があります。たとえば、LVMに問題があり、最近デフォルトのsupportconfig出力に問題が見つかった場合です。変更を終えたら、現在のLVMの情報を収集する必要があります。supportconfigとLVMの最低限の情報のみを収集するには以下を使用します。
supportconfig -i LVM
完全な機能リストを見るには、次を実行します。
supportconfig -F
-u と-rオプションを使用して、割り当てられたサービス要求番号でsupportconfig tarballをアップデートします。たとえば、Novellでサービス要求を開き、追跡番号が12345678901の場合、次を実行します。
supportconfig -ur 12345678901