KIWI構築プロセスから取得したISOイメージをCDまたはDVDに焼き付けます (セクション 17.4.2, イメージの作成を参照)。
システムをインストールするコンピュータ上でこのメディアからブートします。
インストールするハードディスクを選択します。
コンピュータを再起動してハードディスクからブートします。
レスキューシステムでインストールするクライアントをブートします。この種のシステムはすべてのSUSEインストールCDまたはDVDで利用できます。
rootとしてログインします。パスワードは空のまま、何も入力する必要はありません。
ネットワークを設定します。ネットワークでDHCPが使用可能な場合、これはifup-dhcp eth0コマンドを使用するだけで済みます。手動で行なう必要がある場合は、ipコマンドを使用してネットワークを設定します。DHCPを起動する際の出力に、コンピュータのIPアドレスも表示されます。
1234のような、ネットワークの使用されていないポートをリッスンし、次のコマンドを使用して受信データをダンプします。
netcat -l -p 1234 > /dev/sda
画像処理サーバ上で、次のコマンドを使用してインストールするクライアントにRAWイメージを送信します。
netcat <IP of client> 1234 < $HOME/preload_image/<image_name>
イメージが転送されたら、レスキューシステムをCDまたはDVDドライブから取り外し、クライアントコンピュータを閉じます。次のブート時に、ブートロ-ダGRUBはクライアントで起動する必要があり、firstbootシステムが引き継ぎます。