16.2 AutoYaSTプロファイルを使用したクライアントの設定

クライアントは、AutoYaSTプロファイルによってSMTサーバに登録するように設定できます。AutoYaSTプロファイルの作成と、自動インストールのための準備に関する一般的な情報は、セクション 21.0, 自動インストールを参照してください。このセクションでは、SMT固有の設定についてのみ説明します。

AutoYaSTを使用してSMT固有のデータを設定するには、次の手順に従います。

  1. rootとしてYaSTを起動し、[その他] > [自動インストール]の順に選択して、AutoYaST GUIを起動します。

    コマンドラインからはyast2 autoyastコマンドを使用してAutoYaST GUIを起動できます。

  2. [ファイル] > [開く]を使用して既存のプロファイルを開き、[ツール] > [Create Reference Profile]を使用して現在のシステムの設定に基づきプロファイルを作成するか、または空のプロファイルから作成します。

  3. [サポート] > [ノベルカスタマセンターの環境設定]の順に選択します。現在の設定の概要が表示されます。

  4. 編集]をクリックします。

  5. インストール中に自動で登録を行うには、[製品登録の実行]を選択します。[ハードウェアプロファイル][オプションの情報]を選択してお使いのシステムからの情報を含めることができます。

  6. [SMT Server]のURLを設定し、オプションで[SMT Certificate]の場所を設定します。設定可能な値はカーネルパラメータregurlおよびregcertと同じです (セクション 16.1, カーネルパラメータを使用したSMTサーバへのアクセスを参照).。ただし、regcertask値はユーザの操作を必要とするため、AutoYaSTでは有効ではない点が異なります。これを使用する場合、登録プロセスはスキップされます。

  7. システムに配置する必要がある他の設定を実行します。

  8. [ファイル] > [名前を付けて保存]の順に選択して、autoinst.xmlのようにファイル名をプロファイルに入力します。