ボリュームグループの作成後、次のダイアログ(「図 4-3」参照)に、 Linux LVM
タイプまたはLinuxネイティブ
タイプのすべてのパーティションがリストされます。スワップパーティションまたはDOSパーティションは表示されません。パーティションがボリュームグループにすでに割り振られている場合、ボリュームグループの名前がリストに表示されます。割り当てられていないパーティションは、--
で示されます。
複数のボリュームグループが存在する場合は、選択ボックスで現在のボリュームグループを左上に設定します。右上にあるボタンは追加ボリュームグループの作成および既存ボリュームグループの削除を実行します。ボリュームグループのパーティションが未割り当ての場合のみ、そのボリュームグループを削除できます。ボリュームグループに割り当てられたすべてのパーティションも、同様に物理ボリュームとして参照されます。
図 4-3 物理ボリュームの設定
これまで未割り当てだったパーティションを、選択したボリュームグループに追加するには、まず、そのパーティションをクリックしてから[]をクリックします。この時点で、そのボリュームグループの名前が選択したパーティションの隣に入力されます。LVM用に予約されているパーティションをすべて1つのボリュームグループに割り当ててください。すべてのパーティションを割り当てないと、パーティションのスペースが未使用のまま残ります。ダイアログを終了する前に、すべてのボリュームグループを少なくとも1つの物理ボリュームに割り当てる必要があります。すべての物理ボリュームを割り当て終えた後、[]をクリックして論理ボリュームの設定に進みます。