1.6 管理対象デバイス要件

ZENworks Adaptive Agentはプライマリサーバを含むすべての管理対象デバイスにインストールされる、管理ソフトウェアです。現在、Windowsデバイスは管理できますが、Linuxデバイスはできません。ただし、Linuxサーバにプライマリサーバソフトウェアをインストールすると、Adaptive Agentの一部が有効になり、Linuxプライマリサーバでもシステム更新機能を使用できるようになります。

管理対象デバイスはサテライトとして使用できます。管理対象デバイスをサテライトとして使用する場合は、このセクションに示す要件に加えて、デバイスがサテライト機能を実行でき、セクション 1.2, サテライト要件に示す要件を満たすことを確認してください。

ZENworks 10 Asset Managementは、次の最小要件を満たすワークステーションおよびサーバを管理できます。

表 1-7 管理対象デバイスの最小要件

項目

要件

追加の詳細

オペレーティングシステム:Windowsサーバ

  • Windows 2000 Server SP4

  • Windows Server 2003 SP1/SP2 Ent x86、x86-64

  • Windows Server 2003 SP1/SP2 Std x86、x86-64

  • Windows Server 2008 SP1/SP2 Ent x86、x86-64

  • Windows Server 2008 SP1/SP2 Std x86、x86-64

Windows Server 2008 Coreは管理対象デバイスのプラットフォームとしてはサポートされていません。これは、Windows Server 2008 Coreでは.NET Frameworkがサポートされていないためです。

オペレーティングシステム:Windowsワークステーション

  • Windows 2000 Professional SP4 x86

  • Embedded XP SP2/SP3

  • Windows Vista* SP1/SP 2 x86、x86-64 (Business、Ultimate、およびEnterpriseバージョンのみ。Homeバージョンはサポートされません)

  • Embedded Vista

  • Embedded Vista SP1/SP2

  • Windows XP Professional SP2/SP3 x86およびSP3 x86

  • Windows XP Tablet PC Edition SP2

 

オペレーティングシステム:シンクライアントセッション

  • Windows 2000 Server SP4 x86

  • Windows Server 2003 SP1/SP2 Ent x86、x86-64

  • Windows Server 2003 SP1/SP2 Std x86、x86-64

  • Windows Server 2008 SP1/SP2 Ent x86、x86-64

  • Windows Server 2008 SP1/SP2 Std x86、x86-64

  • Citrix* XenApp MetaFrame XP

  • Citrix XenApp Presentation Server 4.0

  • Citrix XenApp Presentation Server 4.5

Windows Server 2008 Coreは管理対象デバイスのプラットフォームとしてはサポートされていません。これは、Windows Server 2008 Coreでは.NET Frameworkがサポートされていないためです。

ハードウェア

ハードウェアの最小要件は次のとおりです。これらの要件またはオペレーティンシステムで指定されるハードウェア要件のうち、要件が高い方を使用します。

  • プロセッサ:Pentium III 700MHz、または相当するAMDまたはIntel

  • RAM:256MB(最低)、512MB(推奨)

  • ディスプレイ解像度:1024×768、256色

 

自動ZENworks Adaptive Agent展開

Adaptive Agentを管理対象デバイスに自動的に展開するには、次の条件が必要です。

  • ファイアウォールがファイルおよび印刷共有を許可していること

  • Windows XPデバイス上で、簡易ファイル共有がオフになっていること

  • 管理者資格情報がインストールするデバイスに既知であること

  • ZENworksサーバと管理対象デバイスの両方の日付と時刻が正しいことを確認すること

  • Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタ共有]オプションが有効になっていること。

前提条件の詳細については、『デバイスに展開するための前提条件』の「ZENworks 10 検出、展開、リタイアリファレンス」を参照してください。

Microsoft .NET

ZENworks 10 Asset Managementをインストールするには、管理対象デバイスにMicrosoft* .NET 2.0ソフトウェアと最新アップデートをインストールして実行している必要があります。

ZENworksのインストール中に.NETインストレーションを開始するオプションがあります。オプションを選択すると、.NET 2.0がインストールされます。パフォーマンスと安定性を高めるには、Windows自動更新またはエージェントのパッチ管理で、.NET 2.0の最新のサポートパックとパッチにアップグレードしてください。

.NET 2.0 SP1はMicrosoftがWindows 2000でサポートする最新バージョンです。.NET 2.0 SP2は、MicrosoftがWindows XP、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows Vistaでサポートする.NET 2.0の最新バージョンです。

Windows XPとWindows Server 2003では、.NET 2.0 SP2を直接ダウンロードしてインストールしたり、.NET 2.0 SP2を含む.NET 3.5 SP1にアップグレードできます。Windows VistaおよびWindows Server 2008では、.NET 3.5 SP1にアップグレードして.NET 2.0 SP2アップデートをインストールする必要があります。

TCPポート

7628

管理対象デバイスのZENworks Adaptive AgentのZENworksコントロールセンターでステータスを表示するために、Windowsファイアウォールを使用している場合、ZENworksはデバイスのポート7628を自動的に開きます。ただし、別のファイアウォールを使用している場合は、このポートを手動で開く必要があります。

ZENworksコントロールセンターからクライアントにクイックタスクを送信する場合は、デバイスのポート7628も開く必要があります。

 

5950

ZENworks Adaptive Agentが実行されているリモート管理では、デバイスはポート5950でリスンします。

このポートはZENworksコントロールセンター([設定]タブ>[管理ゾーンの設定]>[デバイス管理]>[リモート管理])で変更できます。

リモート管理はZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

仮想マシン環境

ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次の仮想マシン環境でインストールできます。

  • VMware

  • Microsoft Virtual Server

  • XEN