4.1 コレクションデータフォームの設定

コレクションデータフォームを設定すると、ワークステーションユーザから収集する情報の種類を選択することになります。コレクションデータフォームは、デフォルトでは設定されていません。展開するには、その前に設定する必要があります。

コレクションデータフォームは次の3つのレベルで定義できます。

メモ:デバイスに対してコレクションデータフォームを設定する場合に、システム設定を変更できるようにするには[設定の上書き]をクリックします。

コレクションデータフォームの設定および展開が行われると、このフォームが管理デバイスのデスクトップに表示され、事前に定義された質問のリストに答えるようにワークステーションのユーザにプロンプトが表示されます。

詳細については、次の項目を参照してください。

4.1.1 管理ゾーン

  1. ZENworksコントロールセンターで、[環境設定]をクリックします。

  2. [管理ゾーン設定]パネルで、[インベントリ]をクリックします。

  3. カテゴリ]リストで、[コレクションデータフォーム]をクリックします。

  4. 導入テキスト]フィールドで、ワークステーションユーザ用にわかりやすいテキストを指定します。

  5. (オプション)コレクションデータフォームをワークステーションユーザが常に使用できるようにする場合は、[ZENworksアイコンメニューに表示する]を選択します。

    これで、ワークステーションユーザがZENworks アイコンを使用してフォームを開き、必要に応じて編集することができます。

  6. (オプション)ワークステーションユーザがプロセスから抜けられるようにする場合は、[フォームにキャンセルボタンを表示する]を選択します。

  7. (オプション)フォームにオートフィルデータを入力するには、[オートフィル専用非表示モード]を選択します。フォームはワークステーションユーザに対して非表示になります。

  8. 収集するデータを選択し、ワークステーションユーザの応答方法を設定します。

    ラベル: たとえば、名のように、収集しているデータの名前を表示します。

    データタイプ: 文字、整数、小数、または日付のデータタイプを指定します。

    表示: ワークステーションユーザに送信されたコレクションデータフォーム上の特定フィールドを表示します。

    編集可能: デフォルト値を強制的に使用するのではなく、指定のフィールドにユーザが応答を入力または編集できるようにします。

    必須: 応答を必須にします。フィールドが必須の場合、ワークステーションユーザは必須のデータを入力するまで、フォームを送信できません。

    オートフィル: オートフィルがオンかオフかを表示します。[オートフィル]ダイアログボックスを開くには、[いいえ](または状況に応じて[はい])をクリックします。このダイアログボックスでは、レジストリキーまたは環境変数を指定して、[コレクションデータフォーム]フィールドで、レジストリキーにはHKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\ComputerName、環境変数にはWinDirなどレジストリキーまたは環境変数が指すデータが入力されるようにします。

    デフォルト: デフォルト値として使用する値を指定します。

    選択リスト: 応答が複数ある場合は、[編集]をクリックし、 使用可能な応答を指定します。[ユーザ作成のエントリを許可する]を選択して、ワークステーションユーザにエントリの作成を許可することもできます。

    マスクの編集:マスクの編集]フィールドの中のリストからフォーマットを選ぶことにより、ユーザの応答入力方法を制限できます。選択できるのは、「電話」、「時間」、および「通貨」です。

    指示: ワークステーションユーザに対する指示を追加します。

  9. 適用]または[OK]をクリックするか、[リセット]をクリックして前の設定に戻します。

メモ:管理者定義フィールドと呼ばれる、カスタムフィールドを作成して追加のデータを収集することもできます。詳細については、セクション 7.0, 管理者が定義したフィールドの使用を参照してください。

4.1.2 フォルダ内のデバイス向けのコレクションデータフォームの設定

  1. ZENworksコントロールセンターで、[デバイス]をクリックします。

  2. [デバイス]パネルで設定したいデバイスがあるフォルダの隣にある[詳細]をクリックします。

  3. 設定]タブをクリックします。

  4. [設定]パネルで、[インベントリ]をクリックします。

  5. [カテゴリ]パネルで、[コレクションデータフォーム]をクリックします。

  6. 設定の上書き]をクリックします。

    これらのデバイスの管理ゾーン設定が上書きされます。

  7. 導入テキスト]フィールドで、ワークステーションユーザ用にわかりやすいテキストを指定します。

  8. (オプション)コレクションデータフォームをワークステーションユーザが常に使用できるようにする場合は、[ZENworksアイコンメニューに表示する]を選択します。

    これで、ワークステーションユーザがZENworks アイコンを使用してフォームを開き、必要に応じて編集することができます。

  9. (オプション)ワークステーションユーザがプロセスから抜けられるようにする場合は、[フォームにキャンセルボタンを表示する]を選択します。

  10. (オプション)フォームにオートフィルデータを入力するには、[オートフィル専用非表示モード]を選択します。フォームはワークステーションユーザに対して非表示になります。

  11. 収集するデータを選択し、ワークステーションユーザの応答方法を設定します。

    ラベル: たとえば名のように、収集しているデータの名前を表示します。

    データタイプ: 文字、整数、小数、または日付のデータタイプを指定します。

    表示: ワークステーションユーザに送信されたコレクションデータフォーム上の特定フィールドを表示します。

    編集可能: デフォルト値を強制的に使用するのではなく、指定のフィールドにユーザが応答を入力または編集できるようにします。

    必須: 応答を必須にします。フィールドが必須の場合、ワークステーションユーザは必須のデータを入力するまで、フォームを送信できません。

    オートフィル: オートフィルがオンかオフかを表示します。[オートフィル]ダイアログボックスを開くには、[いいえ]をクリックします。このダイアログボックスでは、レジストリキーや環境変数を指定して、[コレクションデータフォーム]フィールドにHKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\ComputerNameのような、レジストリキーまたは環境変数がポイントしているデータを入力できます。

    デフォルト: デフォルト値として使用する値を指定します。

    選択リスト: 応答が複数ある場合は、[編集]をクリックし、 使用可能な応答を指定します。[ユーザ作成のエントリを許可する]を選択して、ワークステーションユーザにエントリの作成を許可することもできます。

    マスクの編集:マスクの編集]フィールドの中のリストからフォーマットを選ぶことにより、ユーザの応答入力方法を制限できます。選択できるのは、「電話」、「時間」、および「通貨」です。

    指示: ワークステーションユーザに対する指示を追加します。

  12. 適用]または[OK]をクリックするか、[リセット]をクリックして前の設定に戻します。

メモ:管理者定義フィールドと呼ばれる、カスタムフィールドを作成して追加のデータを収集することもできます。詳細については、セクション 7.0, 管理者が定義したフィールドの使用を参照してください。

4.1.3 デバイス向けのコレクションデータフォームの設定

  1. ZENworksコントロールセンターで、[デバイス]をクリックします。

  2. 管理対象]タブをクリックします。

  3. 設定するデバイスを含んでいるフォルダをクリックします。

  4. デバイスをクリックします。

  5. 設定]タブをクリックします。

  6. [設定]パネルで、[インベントリ]をクリックします。

  7. [カタログ]パネルで、[コレクションデータフォーム]をクリックします。

  8. 設定の上書き]をクリックします。

    このデバイスの管理ゾーンおよびフォルダ設定が上書きされます。

  9. 導入テキスト]フィールドで、ワークステーションユーザ用にわかりやすいテキストを指定します。

  10. (オプション)コレクションデータフォームをワークステーションユーザが常に使用できるようにする場合は、[ZENworksアイコンメニューで表示]を選択します。

    これで、ワークステーションユーザがZENworks アイコンを使用してフォームを開き、必要に応じて編集することができます。

  11. (オプション)ワークステーションユーザがプロセスから抜けられるようにする場合は、[フォームにキャンセルボタンを表示する]を選択します。

  12. (オプション)フォームにオートフィルデータを入力するには、[オートフィル専用非表示モード]を選択します。フォームはワークステーションユーザに対して非表示になります。

  13. 収集するデータを選択し、ワークステーションユーザの応答方法を設定します。

    ラベル: たとえば名のように、収集しているデータの名前を表示します。

    データタイプ: 文字、整数、小数、または日付のデータタイプを指定します。

    表示: ワークステーションユーザに送信されたコレクションデータフォーム上の特定フィールドを表示します。

    編集可能: デフォルト値を強制的に使用するのではなく、指定のフィールドにユーザが応答を入力または編集できるようにします。

    必須: 応答を必須にします。フィールドが必須の場合、ワークステーションユーザは必須のデータを入力するまで、フォームを送信できません。

    オートフィル: オートフィルがオンかオフかを表示します。[オートフィル]ダイアログボックスを開くには、[いいえ]をクリックします。このダイアログボックスでは、レジストリキーや環境変数を指定して、[コレクションデータフォーム]フィールドにHKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\ComputerNameのような、レジストリキーまたは環境変数がポイントしているデータを入力できます。

    デフォルト: デフォルト値として使用する値を指定します。

    選択リスト: 応答が複数ある場合は、[編集]をクリックし、 使用可能な応答を指定します。[ユーザ作成のエントリを許可する]を選択して、ワークステーションユーザにエントリの作成を許可することもできます。

    マスクの編集:マスクの編集]フィールドの中のリストからフォーマットを選ぶことにより、ユーザの応答入力方法を制限できます。選択できるのは、「電話」、「時間」、および「通貨」です。

    指示: ワークステーションユーザに対する指示を追加します。

  14. 適用]または[OK]をクリックするか、[リセット]をクリックして前の設定に戻します。

メモ:管理者定義フィールドと呼ばれる、カスタムフィールドを作成して追加のデータを収集することもできます。詳細については、セクション 7.0, 管理者が定義したフィールドの使用を参照してください。