9.1 エージェント機能のカスタマイズ

展開パッケージ(PreAgentPkg_Agent.exePreAgentPkg_AgentComplete.exe)は、デフォルトでは、次の機能を含むZENworks Adaptive Agentをインストールします。

エージェントの展開前または展開後、管理ゾーン、デバイスフォルダ、およびデバイスレベルで、これらの機能のインストール、アンインストール、有効化、無効化を選択できます。

次のセクションを参照してください。

9.1.1 展開前の機能のカスタマイズ

ZENworks Adaptive Agentを管理ゾーンレベルで選択された機能とともに展開します。管理ゾーンレベルで選択された機能は、ライセンスの期限が切れた製品や非アクティブ化された製品にはインストールされません。

管理ゾーンレベルでは、次に示すタスクの前に、エージェント機能のインストール、有効化、または無効化が可能です。

  • 新規展開タスクの作成および開始

  • 既存展開タスクの開始

  • エージェントの手動でのダウンロードまたは展開

  1. ZENworksコントロールセンターで、[環境設定]タブをクリックします。

    [環境設定]タブ>[デバイス管理]パネル
  2. [管理ゾーンの設定]パネルで、[デバイス管理]をクリックし、次に[ZENworksエージェント]をクリックします。

    [ZENworksエージェント]ページ>[エージェント機能]パネル
  3. エージェント機能パネル:

    • インストールしたくない機能がある場合は、その機能の横の[インストール済み]の選択を解除します。選択した機能は、デバイスにインストールされません。すべての機能の選択解除を選択した場合は、コアエージェントだけがインストールされます。

    • インストールするが無効にしたい機能がある場合は、その機能の[インストール済み]と[無効]を選択します。無効にした機能は、現在の管理対象デバイスからアンインストールされません。機能はデバイスにインストールされますが、機能しません。

    バンドル管理、リモート管理、ユーザ管理機能のインストールでは、デバイスの再起動が必要です。イメージ管理機能のインストールでは、Windows 2003およびWindows Vistaの場合のみ再起動が必要です。選択した再起動オプションに基づいてデバイスの再起動が要求されます。

  4. 変更内容を保存するには、[適用]をクリックします。

    これで、手動またはタスクを使用して、デバイスへのエージェントの展開に進むことができます。

    タスクを使用してエージェントを展開する方法については、セクション 9.3, エージェントの展開のためのタスクの使用を参照してください。手動でエージェントを展開する方法については、セクション 9.4, 手動でのエージェントの展開を参照してください。

9.1.2 展開後の機能のカスタマイズ

ZENworks Adaptive Agentを管理ゾーンレベルで選択された機能とともに展開します。エージェントをデバイスに展開した後、次の操作を実行できます。

  • 管理ゾーンレベルで設定されたエージェント設定の変更

  • デバイスフォルダまたはデバイスレベルでの管理ゾーン設定の上書き

新しい設定は、デバイスの更新時にエージェントに適用されます。

既存エージェントの設定の上書きおよび構成の詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「展開後のAdaptive Agentの設定」を参照してください。