2.4 ファイアウォールの使用

ZENworksレポーティングサーバはファイアウォールシステムと連係動作するため、ネットワークセキュリティを損なうことなく、イントラネットやインターネットの区別なくレポーティングを提供できます。

このセクションでは、パケットフィルタリングファイアウォール環境でZENworksレポーティングサーバを設定する方法について説明します。これ以外のタイプのファイアウォール環境におけるZENworksレポーティングサーバの動作の詳細については、『BusinessObjects Enterprise XI Release 2展開設定ガイド』を参照してください。

デフォルトでは、ZENworksレポーティングサーバはコンポーネント間の通信に、ダイナミックに選択されたポート番号を使用します。ZENworksレポーティングサーバがファイアウォールを越えて通信できるようにするには、固定アドレスと固定ポートを使用するようにそのコンポーネントを設定する必要があります。さらに、これらの固定アドレスと固定ポートを使用してファイアウォール外部にあるサービスとの通信を許可するようにファイアウォールを設定する必要もあります。

次の各セクションでは、詳細について説明します。

2.4.1 ZENwokrsレポーティングサーバの設定

Central Management Serverだけでなく、ファイアウォール内部にあるCentral Configuration Managerに一覧にされたZENworksレポーティングサーバサービスもすべて、固定ポート上でアプリケーションサーバからの通信に応答するよう設定する必要があります。

  1. ZENworksレポーティングサーバで、デスクトップの[スタート]メニュー>[プログラム]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[ZENworksレポーティングサーバ]>[Central Configuration Manager]の順にクリックします。

  2. 次のいずれかを実行して、Central Configuration Managerに一覧にされたZENworksレポーティングサーバサービスを停止します。

    • ZENworksレポーティングサーバサービスを右クリックして、[停止]をクリックします。

    • ZENworksレポーティングサーバサービスを選択して、ツールバーの[停止]アイコン( [停止]アイコン)をクリックします。

  3. ツールバーの[プロパティ]アイコン([プロパティ]アイコン)をクリックします。

    デフォルトで[プロパティ]タブが表示されます。

  4. コマンド]オプションで、値に-requestport port_numberを追加します。port_numberには、有効な空きポート番号を指定します。

    たとえば、Central Management Serverのコマンド値は次のようになります。

    "\\blr-nrm-r1d\C$\Program Files\Novell\ZENworks\share\boe\BusinessObjects Enterprise 11.5\win32_x86\CMS.exe" -service -name blr-nrm-r1d.cms -restart -protocol ssl -ssl_certdir "C:\Program Files\Novell\ZENworks\conf\security" -ssl_mycertificate "server.der" -ssl_trustedcertificate "ca.der" -ssl_mykey "server.key" -ssl_mykey_passphrase "passphrase.txt" -requestport 5601

    Central Configuration Managerの配下にある各サーバは固有のポート番号を使用する必要がありますが、Central Management Serverのポート番号が6400以外の値であることを確認してください。

  5. OK]をクリックします。

  6. 次のいずれかを実行して、サーバを再起動します。

    • ZENworksレポーティングサーバサービスを右クリックして、[再起動]をクリックします。

    • ZENworksレポーティングサーバサービスを選択して、ツールバーの[スタート]アイコン([スタート]アイコン)をクリックします。

  7. ファイアウォール外部にある各ZENworksレポーティングサーバサービスに対して、ステップ 2ステップ 6を繰り返します。

2.4.2 ファイアウォールルールの指定

ZENworksレポーティングサーバと他のZENworksプライマリサーバ間にファイアウォールがある場合は、インバウンドアクセスルールを指定する必要があります。このルールを指定する方法の詳細については、ファイアウォールのマニュアルを参照してください。

ポート6400、またはセクション 2.4.1, ZENwokrsレポーティングサーバの設定ステップ 4で指定したポートで実行されているZENworksレポーティングサーバへは、ZENworksプライマリサーバだけが接続できるようにすることをお勧めします。

次の表は、インバウンドアクセスルールのリストを示しています。

表 2-2 インバウンドアクセスルール

ソースデバイス

ポート

宛先デバイス

ポート

アクション

ZENworksプライマリサーバ

すべて

ZENworksレポーティングサーバ(CMS)

6400

Allow

ZENworksプライマリサーバ

すべて

ZENworksレポーティングサーバ(CMS)

-requestportを使用して指定したポート番号

Allow

ZENworksプライマリサーバ

すべて

ZENworksレポーティングサーバ(その他のZENworksレポーティングサーバサービス)

-requestportを使用して指定したポート番号

Allow

任意のマシン

すべて

ZENworksレポーティングサーバ(CMS)

すべて

Reject

すべて

すべて

ZENworksレポーティングサーバ(その他のZENworksレポーティングサーバサービス)

すべて

Reject