[Device Group Patches(デバイスグループパッチ)]ページの[
]パネルでは、強制的なベースラインパッチに関するさまざまなアクションを実行することができます。また、[ ]メニューオプションは、グループ全体で一貫した同じ方法でパッチを管理および展開する際にも役立ちます。次の図は、強制的なベースラインを使用する際に役立つさまざまなメニューオプションを示しています。図 6-2 [アクション]メニュー項目
[
]オプションを使用すると、パッチを展開することができます。このオプションを使用するには、展開する必要があるパッチのチェックボックスをオンにして、[アクション]メニューオプションから[改善の展開]を選択し、[改善の展開]ウィザードを開きます。[
]オプションを使用すると、無効になっているパッチを有効にすることができます。[
]オプションを使用すると、パッチを無効にすることができます。このオプションを使用するには、必要なパッチのチェックボックスをオンにして[ ]を選択します。選択したパッチがリストから削除されます。[セクション 6.2.3, [更新キャッシュ]の使用を参照してください。
]オプションを使用すると、選択したパッチに関連するバンドルのダウンロード処理を開始してZENworksサーバにキャッシュします。詳細については、[セクション 6.2.1, 強制的なベースラインの割り当てまたは管理を参照してください。
]オプションを使用すると、パッチにベースラインを割り当てることができます。詳細については、[セクション 6.2.2, 強制的なベースラインの削除を参照してください。
]オプションを使用すると、パッチをベースラインから削除することができます。詳細については、[
]オプションを使用すると、すべてのパッチのステータスや影響などの詳細をカンマ区切り値(CSV)ファイルにエクスポートできます。ファイルをダウンロードオプションから開いて、別のファイル形式でファイルを保存するよう選択することができます。[
]オプションで、通常4時間ごとに自動的に実行されるスレッドを開始できます。これにより、4時間待機しなくても、関連デバイスへのベースライン展開が作成されます。次のセクションでは、強制的なベースラインについて詳しく説明します。
強制的なベースラインはグループにのみ適用することができ、各グループには1つの強制的なベースラインのみ適用可能です。ただし、1つのデバイスは複数グループのメンバーになることができるため、それぞれに異なる強制的なベースラインを適用できます。
強制的なベースラインを作成または管理する
左パネルの[
]タブをクリックします。次の図に示すように、各デバイスタイプのルートフォルダが表示されたページが表示されます。
[
]フォルダはすべての管理対象サーバのルートフォルダであり、[ ]フォルダはネットワーク内のすべての管理対象ワークステーションのルートフォルダです。[
]または[ ]リンクをクリックします。オペレーティングシステムに基づいて分類されたサーバまたはワークステーショングループのリストが表示されます。次の図は、サーバグループのリストの例を示しています。
[サーバ]または[ワークステーション]ページ(この場合は[サーバ]ページ)で任意のグループを選択します。
グループの一般的な詳細とグループ内のメンバーを示したページが表示されます。次の図は、[
]という動的サーバグループを選択したときに表示されるページを示しています。必要なパッチを選択して、[
]メニューから[ ]オプションを選択します。パッチの横にアイコンが表示され、ベースラインに割り当てられたことが示されます。パッチがベースラインに割り当てられた後、次のプロセスが実行されます。
ZENworks®サーバは、グループ内のすべてのデバイスに対して自動的にDiscover Applicable Updatesタスクをスケジュールします。
数時間ごとに、ZENworksサーバはDAUタスクの結果によってどのデバイスが該当し、コンプライアンスから外れているかを判別します(ベースラインに追加されたパッチに基づく)。
ベースラインの定義に従って、必要なバンドルが直ちに各デバイスに展開されます。
パッチの展開後、デバイスをパッチ適用済みとして検出させるには、デバイスを再起動する必要があります。
メモ:ベースラインの機能では、パッチ適用済みのデバイスは自動再起動されません。
左のパネルの[
]タブをクリックして[デバイス]ページを表示し、デバイスの各タイプのルートフォルダを表示します。[
]フォルダはすべての管理対象サーバのルートフォルダであり、[ ]フォルダはネットワーク内のすべての管理対象ワークステーションのルートフォルダです。[
]または[ ]リンクをクリックします。オペレーティングシステムに基づいて分類されたサーバまたはワークステーショングループのリストが表示されます。次の図は、サーバグループのリストの例を示しています。
[サーバ]または[ワークステーション]ページ(この場合は[サーバ]ページ)で任意のグループを選択します。
グループの一般的な詳細とグループ内のメンバーを示したページが表示されます。次の図は、[
]という動的サーバグループを選択したときに表示されるページを示しています。強制的なベースライン項目(ベースラインに割り当てられたパッチ)を選択して、[
]メニューから[ ]オプションを選択します。ベースラインからパッチが削除されます。
メモ:[
]オプションは、パッチがベースラインに追加されている場合にのみ有効になります。[図 6-2を参照)を使用すると、選択したパッチに関連するバンドルのダウンロード処理を開始してZENworksサーバにキャッシュします。
]メニューのオプション[ ](メモ:ターゲットデバイスにバンドルをインストールする前に、改善バンドルをキャッシュしておく必要があります。
パッチデータのキャッシュを更新するには、次の手順に従います。
[
]リストで、1つまたは複数のパッチを選択します。[
]メニューで[ ]をクリックします。アイコンが に変わります。ダウンロード処理中、アイコンは に変わります。キャッシングが完了すると、パッチアイコンの色が青に変わります。これはパッチの改善の展開準備が整っていることを示します。