2.4 プリンタポリシー

プリンタポリシーでは、Windowsデバイス上のローカル、SMB、HTTP、およびiPrintプリンタを設定できます。

  1. ZENworksコントロールセンターで、[ポリシー]タブをクリックします。

  2. ポリシー]リストで、[新規]をクリックし、[ポリシー]をクリックして[ポリシータイプの選択]ページを表示します。

  3. プリンタポリシー]を選択し、[ 次へ]をクリックして[詳細設定]ページを表示し、フィールドに入力します。

    ポリシー名: ポリシーの名前を入力します。ポリシー名は、同じフォルダにある他の項目(グループ、フォルダなど)の名前とは異なる必要があります。入力した名前は、ZENworksコントロールセンターに表示されます。

    フォルダ: ポリシーを配置するZENworksコントロールセンターフォルダの名前を入力するか、参照して選択します。デフォルトは/ポリシーですが、さらにフォルダを追加してポリシーを整理できます。

    説明: ポリシーのコンテンツの短い説明を入力します。この説明は、ZENworksコントロールセンターに表示されます。

  4. 次へ]をクリックすると、[プリンタ識別]ページが表示されます。管理対象デバイスにインストールするプリンタのタイプを選択します。

  5. 次へ]をクリックし、ステップ 4で選択したプリンタタイプに応じた適切な手順に進みます。

  6. (条件付き)ローカルプリンタを設定している場合は、詳細について次の表を参照してください。

    フィールド

    詳細

    名前

    ターゲットデバイスで設定するローカルプリンタの名前を指定します。

    ポート

    プリンタを追加する物理ポート(LPT1またはCOM1など)を選択します。

    ドライバ

    プリンタに適したドライバを参照して選択します。ブラウザリストにドライバが含まれていない場合は、正しいモデル名を入力してください。ドライバは、ターゲットデバイスにインストールされているか、適用されたポリシーで指定されている必要があります。

    ドライバのインストール

    ターゲットデバイスにドライバをインストールするには、このオプションを選択します。ドライバのインストールは非対話式のサイレントインストールで行われる必要があります。サポートされているドライバインストールタイプは、.infです。.inf ドライバファイルは、.zip または.tarフォーマットにバンドルできます。.infファイルは、ターゲットデバイスですでに使用可能な場合は、直接指定できます。.infファイルがドライバのインストールをサポートすることを確認します。

    メモ:新しいプリンタドライバを既存のドライバリストに追加するには、次の操作を行います。

    zenworks_installdir\novell\zenworks\share\tomcat\webapps\zenworks\WEB-INF\conf\printerDriverDetails.confファイルを編集して次の行を追加します。

    Printer_ Manufacturername = Printer_ Model
    

    たとえば、HP* Color LaserJet* 4550 PCLプリンタを追加する場合は、次の行を追加します。

    HP = HP Color LaserJet 4550 PCL
    

    モデル名

    ドライバのモデル名を参照して選択します。

    ドライバファイルパス

    ドライバファイルを、ブラウザを実行中の特定のデバイスから、または管理対象デバイスのパス(C:\temp\nipp.zipなど)から指定します。

    サポートされているプラットフォーム

    ドライバのプラットフォームを指定します。プラットフォームの情報は、インストールプラットフォームに基づいた使用可能なドライバのリストから適切なドライバを選択するのに役立ちます。

    インストールの言語

    インストール言語を選択します。選択肢は、英語(アメリカ)、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、または日本語です。

    ドライバがすでにインストールされている場合にも強制的にインストールします

    ドライバがターゲットデバイスにすでにインストールされている場合でも、ドライバを強制的にインストールするには、このオプションを選択します。

  7. (条件付き)ネットワークプリンタを設定している場合は、詳細について次の表を参照してください。

    フィールド

    詳細

    名前/場所

    HTTPのUNCパスまたはURL名、またはSMBプリンタを指定します。

    たとえば、SMBプリンタは\\server-name\printer-name、 HTTPプリンタはhttp://server/printers/.myprinter/.printerとなります。

    ドライバ

    Windows HTTPプリンタに適したドライバを参照して選択します。SMBプリンタの場合、これは関係ありません。

    ドライバのインストール

    ターゲットデバイスにドライバをインストールするには、このオプションを使用します。ドライバのインストールは非対話式のサイレントインストールで行われます。サポートされているドライバインストールタイプは、.infです。.infドライバファイルは、.zip または.tarフォーマットにバンドルできます。.infファイルは、ターゲットデバイスですでに使用可能な場合は、直接指定できます。.infファイルがドライブのインストールをサポートすることを確認します。

    メモ:新しいプリンタドライバを既存のドライバリストに追加するには、次の操作を行います。

    zenworks_installdir\novell\zenworks\共用(する)\tomcat\webapps\zenworks\WEB-INF\conf\printerDriverDetails.conf ファイルを編集して次の行を追加します。

    Printer_ Manufacturername = Printer_ Model
    

    たとえば、HP* Color LaserJet* 4550 PCLプリンタを追加する場合は、次の行を追加します。

    HP = HP Color LaserJet 4550 PCL
    

    モデル名

    ドライバのモデル名を参照して選択します。

    ドライバファイルパス

    ドライバファイルを、ブラウザを実行中の特定のデバイスから、または管理対象デバイスのパス(c:\temp\nip.zipなど)から指定します。

    サポートされているプラットフォーム

    ドライバのプラットフォームを指定します。プラットフォームの情報は、インストールプラットフォームに基づいた使用可能なドライバのリストから適切なドライバを選択するのに役立ちます。

    インストールの言語

    インストール言語を選択します。選択肢は、英語(アメリカ)、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、または日本語です。

    ドライバがすでにインストールされている場合にも強制的にインストールします

    ドライバがすでにデバイスにインストールされている場合にも、ポリシーをデバイスに適用するたびにこのオプションを選択して、デバイスに強制的にドライバをインストールします。

  8. (条件付き)iPrintプリンタを設定している場合は、詳細について次の表を参照してください。

    Windows Vistaデバイスの場合は、Novell iPrintクライアント 5.04以降をインストールする必要があります。

    フィールド

    詳細

    名前/場所

    iPrintプリンタのURL名を指定します。たとえば、ipp://acme.com/ipp/servernameのように指定します。

    ドライバのインストール中にiPrintプリンタドライバをアップデートする

    iPrintプリンタをインストール中にプリンタドライバを更新し、iPrintサーバからプリンタドライバを再インストールするには、このオプションを選択します。

    iPrintのインストール

    ターゲットマシンにiPrintクライアントをインストールするには、このオプションを選択します。

    インストールファイルは、nipp.zipまたはnipp-s.exのいずれかです。どちらのファイルでも非対話式のサイレントインストールを実行できます。これらのファイルは、ブラウザを実行中のマシンからアップロードできます。

    iPrintクライアントインストーラのファイルパス

    管理対象デバイスにiPrintクライアントをインストールするiPrintクライアントインストーラのパスを指定できます。

    • 管理対象デバイス側: 管理対象デバイス上のiPrintクライアントインストーラのパスを指定する場合にこのオプションを選択します。

    • このデバイスから選択: ポリシーのコンテンツとしてiPrintクライアントインストーラを追加する場合にこのオプションを選択します。ポリシーと一緒にiPrintクライアントインストーラを配布することもできます。

    ドライバがすでにインストールされている場合にも強制的にインストールします

    ドライバがターゲットデバイスにすでにインストールされている場合でも、ドライバを強制的にインストールするには、このオプションを選択します。

    iPrintクライアントを設定

    iPrintプロキシサーバを設定するには、このオプションを選択します。

    ワークステーションが物理的なファイアウォールの外側にある場合、このオプションを使用して、プロキシアドレスを指定できます。アドレスの後にはコロン(:)とポート番号を続けます。

    プロキシサーバ

    iPrintプロキシサーバ名を指定します。たとえば、http://proxy.companyx.com:8080のように指定します。

  9. 次へ]をクリックすると[印刷設定]ページが表示されます。オプションを使用して設定を指定してください。詳細については、次の表を参照してください。

    フィールド

    詳細

    印刷の向き

    プリンタの用紙レイアウト(横方向、縦方向など)を指定するには、このオプションを選択します。

    両面印刷

    用紙の両面に印刷するかどうかを指定します(プリンタに両面印刷機能がある場合)。

    部単位で印刷

    プリンタで文書の複数の部数をまとめるかどうかを指定します(プリンタにその機能がある場合)。

    印刷品質

    印刷品質を選択します。可能な限り最高の解像度にするには[]品質を、低解像度かつ低品質にするには[]品質を選択します。

    用紙トレイ

    プリンタの用紙ソースを指定します。標準の使用可能なリストに表示されていないソースを指定することもできますが、そのソースはプリンタでサポートされている必要があります。サポートされている用紙ソースの情報はプリンタのマニュアル、またはWindowsマシンのレジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Print\Printers\printer-name\DsDriver\printBinNamesで参照できます。

    用紙サイズ

    プリンタの用紙サイズを指定します。メニューに一覧表示されているオプションに加え、プリンタでサポートされている任意の用紙サイズを指定できます。サポートされているサイズの情報はプリンタのマニュアル、またはプリンタがローカルでインストールされているWindowsマシンのレジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Print\Printers\printer-name\DsDriver\printMediaSupportedで参照できます。

  10. 次へ]をクリックすると、[追加のプリンタポリシー設定]が表示されます。オプションを使用して設定を指定してください。詳細については、次の表を参照してください。

    フィールド

    詳細

    デフォルトプリンタに設定

    プリンタをデフォルトのプリンタとして設定するには、このオプションを選択します。ユーザが他のプリンタを指定していない場合、このプリンタに印刷要求が送信されます。

    ZENworksプリンタポリシーで指定されていないすべてのプリンタを削除する

    ZENworksプリンタポリシーで指定されていないすべてのプリンタを削除するには、このオプションを選択します。

  11. 次へ]をクリックして[概要]ページを表示します。

    このウィザードでは、1台のプリンタのみを設定できます。追加のプリンタを設定する場合は、ポリシーの作成後に[詳細]ページで設定してください。

  12. 終了]をクリックし、ポリシーを今すぐ作成するか、[作成後に詳細を設定]を選択し、ポリシー割り当て、システム要件、強制、ステータス、およびポリシーの属するグループなどの追加情報を指定します。

    プリンタのサポートする設定のみをプリンタに設定できます。