A.4 一般的なポリシーのトラブルシューティングシナリオ

ユーザは、ZENworksアイコンを使用してZENworksにログインした直後に、再度ログインするように求められる

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理。
説明: 次の条件が揃うと、正しい資格情報を入力したにもかかわらず、ZENworksユーザはデバイスにログインした直後に再度ログインするように求められます。
  • 他のZENworksユーザがデバイスにログインしてログアウトしたデスクトップログインの時間が、5~10分以内の場合に、ユーザがそのデバイスにログインした。

  • ユーザに割り当てられているダイナミックローカルユーザポリシーまたはWindowsグループポリシーで、[After enforcement, force a re-login on the managed device, if necessary (施行後に、必要に応じて管理対象デバイスに再ログインを強制する)]オプションが選択されている。

アクション: ポリシーを編集し、[After enforcement, force a re-login on the managed device, if necessary (施行後に、必要に応じて管理対象デバイスに再ログインを強制する)]を選択解除します。

新しく追加されたユーザソースを、ZENworksコントロールセンターのその他すべての同時セッションで表示できない

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理。
説明: ZENworksコントロールセンターが、同時に複数のユーザによって開かれ、その中の1ユーザによって新しいユーザソースが管理ゾーンに追加された場合は、新しく追加されたユーザソースは、ZENworksコントロールセンターのその他の開かれたセッションには反映されません。その結果、ポリシーが新しいユーザソースに割り当てられない可能性があります。
アクション: 新しいユーザソースにポリシーを割り当てるには、ZENworksコントロールセンターに再度ログインします。

ZENworks Configuration Managementの中でWake-on-LANポリシーが利用できない

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理。
アクション: 次の手順を実行し、Wake-on-LANポリシーの機能を作成します。
  1. ZENworksコントロールセンターで、アクションを持たない空のバンドルを作成します。

  2. バンドルをクリックし、[アクション]>[Assign Bundle to Device (バンドルのデバイスへの割り当て)]の順にクリックし、[次へ]をクリックします。

  3. Distribution Schedule (配布スケジュール)]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

  4. Wake-on-LAN]オプションを選択し、[次へ]をクリックします。

  5. [終了]をクリックします。

zman pvstコマンドは、管理対象デバイスのポリシー割り当てと展開の正しいステータスを表示しないことがある

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理。
説明: ユーザまたはデバイスにポリシーを割り当て、デバイス上でzman pvstコマンドを実行した場合、ポリシーの割り当てステータスと全体の展開ステータスが正しく表示されないことがあります。
アクション: デバイスを更新します。

DLUポリシー、ローミングプロファイルポリシー、またはグループポリシーなどのポリシーの適用が管理対象デバイスで失敗する

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理。
考えられる原因: ユーザが末尾にスペースがあるeDirectoryユーザアカウントで認証して管理対象デバイスにログインした場合は、DLUポリシー、ローミングプロファイルポリシー、またはグループポリシーなどのポリシーは管理対象デバイスで適用されません。
アクション: eDirectoryユーザアカウントの末尾にスペースがないことを確認します。