A.11 ローミングプロファイルポリシーのトラブルシューティング

ユーザプロファイルがWindows Server 2003デバイス上の共有フォルダに保存されている場合は、 Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、またはWindows Server 2008 R2のデバイスでローミングプロファイルポリシーを実施できない

ソース: ZENworks 10 Configuration Management、ポリシー管理、ブラウザブックマークポリシー。
説明: ローミングプロファイルポリシーの割り当て前にWindows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、またはWindows Server 2008 R2のデバイスに一度もログインしていないユーザに、ローミングプロファイルポリシーが割り当てられた場合は、デバイスでのポリシーの実施が失敗します。これは、Windows Server 2003デバイス上のユーザプロファイルを含む共有フォルダに十分なパーミッションが設定されていないためです。
アクション: Windows Server 2003デバイスで、次の手順を実行します。
  1. Windows Vista、Windows 7、Windows Server 2008、またはWindows Server 2008 R2のデバイスにログインするためにユーザが指定するものと同じアカウント情報でローカルユーザアカウントを作成します。

    たとえば、ユーザ名がuser1の場合、user1のアカウント情報でローカルアカウントを作成します。

  2. username.v2という名前のフォルダを作成します。

    たとえば、user1.v2というフォルダを作成します。

  3. フォルダを右クリックし、次に、[プロパティ]をクリックします。

  4. 共有]をクリックして、フォルダを共有します。

  5. パーミッション. ]をクリックして、ユーザにフル制御パーミッションを付与し、[適用]をクリックし、最後に[OK]をクリックします。

  6. セキュリティをクリックします。

  7. グループ名またはユーザ名のパネルで、[作成者/所有者]をクリックしてから、[詳細]をクリックします。

  8. [高度なセキュリティ設定]ボックスで、[所有者]をクリックします。

  9. 他のユーザまたはグループ]をクリックします。

  10. [ユーザまたはグループの選択]ダイアログボックスで、[詳細]をクリックしてこのユーザをフォルダの現在の所有者として追加します。

  11. OK]をクリックします。

  12. 作成者/所有者]にフル制御パーミッションを与えます。

  13. 適用]をクリックし、[OK]をクリックします。