C.2 フォルダレベルでのTFTPディレクトレプリケーション設定の実行

ServersフォルダまたはWorkstationsフォルダ内のすべてのイメージングサーバ(イメージング役割を持つプライマリサーバまたはサテライト)上のtftpディレクトリの変更内容を複製するには、次の手順に従います。

  1. ZENworksコントロールセンターで、[デバイス]タブをクリックします。

    デフォルトで[管理対象]タブが表示されます。

  2. tftp ディレクトリの変更内容の複製先にするイメージングサーバを含むWorkstationsフォルダまたはServersフォルダの横の[詳細]リンクをクリックします。

  3. 設定]タブをクリックします。

  4. デバイス管理]>[起動前サービス]の順にクリックします。

    フォルダレベルでのTFTPレプリケーション設定
  5. [起動前サービス]パネルで、[設定の上書き]をクリックして、フォルダレベルでの設定を行えるようにします。

  6. TFTPレプリケーション設定を行います。

    1. Master Primary Server to Start the TFTP Replication(TFTPレプリケーションを開始するマスタプライマリサーバ)]フィールドで、 ブラウズアイ ン を指定またはクリックして、tftpディレクトリへの変更を複製するプライマリイメージングサーバを参照して選択します。

      選択したプライマリサーバに循環依存関係がないことを確認します。循環依存関係の解決方法の詳細については、セクション C.5, マスタプライマリサーバ上の循環依存関係の解決を参照してください。

      メモ:マスタプライマリサーバとしてLinuxイメージングサーバを選択した場合、マスタプライマリサーバの/srv/tftpディレクトリに手動で追加されたすべてのファイルにzenworks所有権があることを確認してください。ファイルの所有権をzenworksに変更するには、chown zenworks:zenworks ファイル名コマンドを使用します。

    2. (条件付き)tftpディレクトリの変更内容をServersフォルダまたはWorkstationsフォルダ内の特定のサーバに複製したくない場合は、[除外サーバ]ペインで[追加]をクリックします。

      サーバが[除外サーバ]リストに追加されます。

    3. tftpディレクトリの変更をサーバに複製する際のスケジュールを設定します。スケジュールの設定のほか、レプリケーションを即座に開始することもできます。

      • tftpディレクトリのレプリケーションを即座に開始するには、[TFTPフォルダのレプリケーション]フィールドで[すぐに開始]をクリックします。

      • スケジュールを設定するには、次の手順に従います。

        1. スケジュールタイプ]フィールドで次のスケジュールから1つを選択します:

        2. 次のフィールドに情報を入力します。

          フィールドの詳細については、上に一覧表示されている適切なスケジュールをクリックします。

  7. OK]をクリックします。

    tftpディレクトリの変更が、[除外サーバ]リストに登録されたサーバを除き、ServersまたはWorkstationsフォルダ内のすべてのサーバに複製されます。

  8. (オプション)レプリケーションステータスを表示するには、各サーバのメッセージログを参照するか、または管理ゾーンレベルで[レプリケーションステータス]ダイアログボックスを参照します([環境設定]>[管理ゾーンの設定]>[デバイス管理]>[起動前サービス]>[TFTPレプリケーション設定])。

2つのTFTPレプリケーションタスクがデバイス上で連続して実行され、最初のタスクの完了前に2番目のタスクがトリガされると、最後にトリガされたレプリケーション内の変更(最初のタスクと2番目のタスクの累積)のみがデバイスに適用されます。