-autoモードコマンドを使用して、適切なプレブートサービスのデフォルト設定に基づいて、デバイスのイメージを自動的に作成します。ZENworksイメージングエンジンは、イメージングブートプロセスを中断せずに進行させた場合、またはLinuxプロンプトが表示されたときに次のコマンドを入力した場合に、このモードで実行されます。
このモードでは、ZENworksイメージングエンジンは、操作を行うよう、PROXYADDR環境変数に指定されたイメージングサーバにクエリを実行します。イメージングサーバは、関連するプレブートサービスデフォルト設定を確認し、イメージの取得や復元など、実行する必要があるイメージングタスク(ある場合)を判別します。ZENworksイメージングサーバは、それらのタスクを実行するようイメージングエンジンに指示を与えます。
他のイメージングサーバでのイメージの保存または取得を伴うタスクがある場合、イメージングサーバは作業を実行できるよう、ZENworksイメージングエンジンに対象のサーバを参照させます。
ZENworksイメージングエンジンは、作業を完了すると、結果を元のイメージングサーバに通信します。この結果は元のサーバに記録されます。
PROXYADDRは、CDまたはZENworksパーティション上にあるsettings.txtファイルで設定します。これは、イメージングCDからのブート時にconfigオプションを使用して編集できます。PROXYADDRには、IPアドレス、DNS名、またはローカルのhostsファイルにある名前を指定できます。
手動イメージングモードでブートする際に-autoコマンドを使用すると、イメージングスクリプトに含まれるタスクなどの一部のタスクでは、完了するために手動での操作が必要になる場合があります。
このモードにおける処理を制御する設定に関する詳細については、セクション 2.5, プレブートサービスデフォルトの設定(ZENworksイメージング向け)を参照してください。
自動モードを使用するには、次の手順に従います。
ZENworksイメージングエンジンメニューを表示するには、次のように入力します。
img
次のいずれかの操作を実行します。
メニューバーで[
]をクリックし、[ ]をクリックします。タスクバーの[
]をクリックします。<
>キーを押します。自動モードを使用するには、次のコマンドを入力します。
img -auto
または
img -a