Novell ZENworksクライアント(novell-ziswnを含む)が、イメージを適用するデバイスにインストールされている必要があります。クライアントをデバイスにインストールする方法については、『ZENworks 10 Configuration Management管理クイックスタート』の「ZENworks Adaptive Agentのインストール」を参照してください。
Configuration Managementクライアントをインストールすると、Novell ZENworks Configuration Managementイメージングエージェント(novell-ziswn)が自動的にインストールされます。したがって、プライマリサーバはすべてイメージングサーバになります。
ZENworks Adaptive Agentのインストール後、Imaging Agentによって設定ファイルが処理されていることを示す[ZENworks Imaging Windows Agent]ウィンドウがデバイスの起動時に表示されます。この処理の間、ZENworks Imaging Windows Agentは、デバイスが以前のIDを使用して通信できるようにISDからデータを復元します。その後、Imaging Agentが自動的にデバイスを再起動します。
イメージングエージェントの目的は、イメージングから保護されるハードディスクの領域にデバイス固有のデータ(IPアドレスやホスト名など)を保存することです。イメージングエージェントは、デバイスへのインストール時にこの情報を記録します。イメージングエージェントは、デバイスのイメージング後、この情報をイメージセーフ領域から復元します。これにより、デバイスは以前と同じネットワークIDを使用できます。この機能は、Windows VistaおよびWindows 2008デバイス上のnovell-zisdserviceによって処理されます。
デバイスが新しく、固有なネットワークIDが含まれていない場合、プレブートサービスイメージングバンドルを使用してデバイスをイメージングするときに、管理ゾーンに設定しているデフォルト設定が適用されます。
イメージングエージェントがイメージセーフ領域に対し保存(またはこれから復元)するデータには、次があります。
スタティックなIPアドレスまたはDHCPが使用されているかどうかを示すデータ
スタティックなIPアドレスが使用されている場合:
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ(ルータ)
DNS設定
DNSサフィックス
DNSホスト名
DNSサーバ
Novell-ziswnは、通常、自動的に実行されます。ただし、このデーモンを手動で実行する場合、イメージングエージェントで使用できるコマンドライン引数については、引数の理解を参照してください。