2.1 ZENworksコントロールセンター

ZENworksコントロールセンターは、管理ゾーンのすべてのZENworksサーバにインストールされます。どのZENworksサーバでも、すべての管理タスクを実行できます。

2.1.1 ZENworksコントロールセンターへのアクセス

  1. ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「管理ブラウザの要件」に記載されている要件を満たすWebブラウザを使用して、以下のURLを入力します。

    https://ZENworks_Server_Address
    

    ZENworks_Server_Addressは、ZENworksサーバのIPアドレスまたはDNS名に置き換えてください。ZENworksコントロールセンターにはHTTPS接続が必要です。HTTP要求は、HTTPSにリダイレクトされます。

    [ログイン]ダイアログボックスが表示されます。

    [ZENworksログイン]ダイアログボックス
  2. ユーザ名]フィールドに「Administrator」と入力します。

  3. パスワード]フィールドには、インストール時に作成した管理者パスワードを入力します。

  4. ログイン]をクリックしてZENworksコントロールセンターを表示します。

メモ:他のNovell製品に対して管理ツールとしてNovell iManagerを使用している場合、iManager経由でZENworksコントロールセンターを使用できるように設定できます。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「Novell iManagerを使用したZENworksコントロールセンターへのアクセス」を参照してください。

2.1.2 ZENworksコントロールセンターの操作

次の[バンドル]ページは、ZENworksコントロールセンターの標準的な画面を示しています。

ZENworksコントロールセンターの標準ビュー

ナビゲーションタブ: 左側のウィンドウのタブを使用すると、ZENworksの機能領域を移動できます。たとえば、上に示す[バンドル]ページではソフトウェアの配布およびイメージングに関連付けられたタスクを管理できます。

タスクリスト: 左側のウィンドウのタスクリストからは、現在のページで最も頻繁に実行するタスクにすばやくアクセスできます。タスクリストはページごとに異なります。たとえば、[バンドル]ページのタスクリストにはバンドル関連のタスクが、[デバイス]ページのタスクリストにはデバイス関連のタスクがそれぞれ表示されます。

頻繁に使用されるオブジェクト: 左側のウィンドウの[頻繁に使用]リストには、最も使用頻度の高い順から低い順に、アクセスした上位10のオブジェクトが表示されます。オブジェクトをクリックすると、直接そのオブジェクトの詳細ページに移動します。

作業パネル: 作業パネルでは、ZENworksシステムの管理および監視を行います。パネルは、現在のページによって異なります。上の例では、[バンドル]と[検索]という2つの作業パネルがあります。[バンドル]パネルには、作成済みのソフトウェアおよびイメージングバンドルが一覧表示されており、このパネルを使用してバンドルを管理できます。[検索]パネルでは、バンドル名、タイプ、カテゴリ、またはステータスなどの条件に従って[バンドル]パネルをフィルタリングできます。

ヘルプ情報: [ヘルプ]ボタンは、現在のページに関する情報が提供されているヘルプトピックにリンクされています。[ヘルプ]ボタンのリンクは、現在のページによって異なります。