リモート管理の設定は、管理対象デバイスでのリモート管理サービスの動作または実行を決定するルールです。この設定には、リモートセッション中のポート、セッション設定、およびパフォーマンス設定用の設定が含まれます。これらの設定は、ゾーン、フォルダ、およびデバイスレベルで適用できます。
次のセクションでは、異なるレベルでのリモート管理設定について説明します。
デフォルトでは、リモート管理設定をゾーンレベルで設定すると、すべての管理対象デバイスに適用されます。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。[管理ゾーン設定]パネルで、[
]をクリックし、[ ]をクリックします。[
]を選択し、リモート管理サービスがそのポートで実行されるようにポートを指定します。デフォルトでは、リモート管理サービスはポート番号5950上でリスンします。
[
]オプションを選択して、リモート管理サービスがリモートセッションの開始時に管理コンソールのDNS名をルックアップするようにします。名前は監査ログに保存され、リモートセッション中にセッション情報の一部として表示されます。このオプションが選択されていない、またはリモート管理サービスでコンソール名を検索できない場合、コンソール名は[
]と表示されます。ネットワークで逆DNSルックアップを有効にできない場合は、リモートセッションの開始に大きな遅延が出ることを防ぐためにこの設定を無効にすることをお勧めします。
リモートセッションのパフォーマンスを改善する次のオプションから選択します。
(オプション)リモート管理プロキシを設定して、管理対象デバイスでリモート操作を実行します。
管理対象デバイスがプライベートネットワーク上、あるいはNAT(ネットワークアドレス変換)を使用するファイアウォールまたはルータの反対側にある場合、デバイスのリモート管理操作はリモート管理プロキシ経由でルーティングできます。プロキシは別々にインストールする必要があります。リモート管理プロキシのインストールの詳細については、セクション 2.9, リモート管理プロキシのインストールを参照してください。
(オプション)アプリケーションを[
]リストに追加して、アプリケーションがリモート診断セッション中に管理対象デバイス上で起動するように設定します。デフォルトでは、次のアプリケーションがリストに含まれています。システム情報
コンピュータ管理
サービス
レジストリエディタ
次の表では、[
]リストをカスタマイズするために実行できるタスクが一覧表示されています。[適用
]をクリックします。これらの変更は、デバイスが更新されたときにデバイス上で有効になります。
デフォルトでは、ゾーンレベルで行ったリモート管理設定が、すべての管理対象デバイスに適用されます。ただし、1つのフォルダ内のデバイスについてこれらの設定を変更できます。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。リモート管理設定を行うフォルダ(詳細)をクリックします。
[
]をクリックし、 の順にクリックします。[
]をクリックします。リモート管理設定を必要に応じて編集します。
変更内容を適用するには、[
]をクリックします。または
ゾーンレベルでの設定にシステム設定を戻すには、[
]をクリックします。[
]をクリックします。これらの変更は、デバイスが更新されたときにデバイス上で有効になります。
デフォルトでは、ゾーンレベルで行ったリモート管理設定が、すべての管理対象デバイスに適用されます。ただし、管理対象デバイスについてこれらの設定を変更することができます。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。[
]または[ ]をクリックして管理対象デバイスのリストを表示します。リモート管理設定を行うデバイスをクリックします。
[
]をクリックし、 の順にクリックします。[
]をクリックします。リモート管理設定を必要に応じて編集します。
変更内容を適用するには、[
]をクリックします。または
デバイス上で以前のシステム設定に戻す場合は、[
]をクリックします。デバイス上のリモート管理設定がフォルダレベルで構成されていない場合は、構成済みのフォルダレベルの設定に戻ります。その他の場合は、デフォルトのゾーンレベル設定に戻ります。
[
]をクリックします。これらの変更は、デバイスが更新されたときにデバイス上で有効になります。