3.3 リモート実行セッションの管理

リモート実行では、システム権限を使用して、管理デバイス上でリモートから実行可能ファイルを実行できます。管理対象デバイスでアプリケーションを実行するには、[リモート実行]セッションを起動します。

  1. リモート実行セッションの起動

    リモート実行セッション起動の詳細については、セクション 2.8, リモート管理操作の開始を参照してください。

  2. 実行可能ファイル名を指定します。

    アプリケーションが管理対象デバイス上のシステムパスにない場合は、アプリケーションの完全なパスを指定します。管理対象デバイスで実行するファイルの拡張子を指定しない場合は、リモート実行機能によって.exe拡張子が追加されます。

  3. 実行]をクリックします。

指定したアプリケーションが、管理対象デバイス上の、定義したパスに存在しない場合は、アプリケーションのリモート実行が失敗します。

警告:リモート管理モジュールは、デフォルトでは、管理デバイス上でシステム権限を持つサービスとして実行されます。したがって、リモート実行セッション中に起動されるアプリケーションは、すべてシステム権限を使用して実行されます。セキュリティ上の理由により、使用後はアプリケーションを閉じることを強くお勧めします。