4.1 システムレポーティングのエラーメッセージ

このセクションでは、システムレポーティングの使用時に発生する可能性があるエラーメッセージについて詳しく説明します。

エラーが発生しました。バッチ状態は不明です。

ソース: ZENworks 10 Configuration Management SP2、システムレポーティング。
説明: このエラーは、ZENworksレポーティングサーバInfoViewで、レポート生成後に親レポーティングフォルダにアクセスした場合に発生することがあります。
アクション: レポートの生成後、ZENworksレポーティングサーバからログアウトし、ZENworksレポーティングサーバInfoViewに再度ログインします。

30270:「processDPCommands」APIを呼び出し中に内部エラーが発生しました。(エラー:WIS 30270) BOException caught:RESULT=80004005;WHAT=RefreshBatchが失敗しました。

ソース: ZENworks 10 Configuration Management SP2、システムレポーティング。
説明: このエラーは、事前定義されたレポートまたはreport-deployコマンドを使用して発行したWeb Intelligenceレポートをスケジュールすると発生することがあります。
考えられる原因: report-deployコマンドは*.widファイルをBusinessObjectsファイルリポジトリに発行し、ドキュメントを開いてリフレッシュし、再度保存します。データベース接続タイムアウトなどの理由でリフレッシュできない場合、ドキュメントは不正な状態のまま残ります。レポートはZENworksレポーティングサーバに展開されますが、スケジュールすると失敗します。
アクション: 次の操作を実行します。
  1. ZENworksレポーティングサーバInfoViewで、スケジュールするレポートを開きます。

  2. Refresh Data]をクリックします。

  3. レポートを保存します。

  4. レポートをスケジュールします。レポートのスケジュール方法の詳細については、セクション 3.0, レポートの作成と管理を参照してください。

ZENworksレポーティングサーバが管理ゾーンにありません。

ソース: ZENworks 10 Configuration Management SP2、システムレポーティング。
説明: このエラーは、管理ゾーン内のプライマリサーバがSLES 10 64ビットデバイスで、ZENworksレポーティングがWindowsのセカンダリZENworksサーバにインストールされている場合に、セカンダリサーバからレポーティングを起動しようとすると発生することがあります。ZENworksコントロールセンターの[レポーティング]タブでレポーティングオプションが無効になっている可能性があります。
考えられる原因: セカンダリサーバで、ZENworks Configuration Managementのインストール後処理タスクが正常に完了しませんでした。
アクション: レポーティングをSLES 10プライマリサーバから起動します。

このフォルダへの保存やカテゴリの編集を行う権限がありません。これらの権限が必要な場合は、BusinessObjects管理者に問い合わせてください。

ソース: ZENworks 10 Configuration Management SP2、システムレポーティング。
説明: このエラーは、ZENworksレポーティングサーバInfoViewでMy InfoViewにテンプレートを保存しようとしたときに発生することがあります。
考えられる原因: レポートまたはデータをお気に入りフォルダに保存する権限がありません。
アクション: お気に入りフォルダに対するレポートの作成/削除権を管理者から入手します。

CMS <server-name>に再接続できません:6400セッションがログオフされたか、期限切れです。(FWM 01002)

ソース: ZENworks 10 Configuration Management SP2、システムレポーティング。
説明: このエラーは、ZENworksレポーティングサーバInfoViewセッションの期限が切れたため、再度InfoViewを起動しようと試みた場合に発生する可能性があります。
アクション: 次を実行します。
  1. ブラウザからクッキーを削除します。

  2. すべてのブラウザインスタンスを閉じます。

  3. ZENworksコントロールセンターにログインし、ZENworksレポーティングサーバInfoViewを起動します。