E.2 アクション - ディレクトリのコピー

[アクション - ディレクトリのコピー]ダイアログボックスでは、コピーするディレクトリ、およびその宛先ディレクトリを指定できます。また、実行プログラムのセキュリティレベルも指定できます。

メモ:ファイルまたはディレクトリをコピーすると、ファイルまたはディレクトリが1つの場所から別の場所にコピーされます。ファイルがZENworksコンテンツレポジトリにアップロードされることはありません。ファイルまたはディレクトリのコピーは、コンテンツを使用しないコピーとして呼ばれています。ファイルまたはディレクトリをコピーする際、必ず管理対象デバイスでコピー操作を実行し、コピー元およびコピー先の両方のパスが解決されている必要があります。また、ファイルまたはディレクトリをコピーするとき、ファイルまたはディレクトリは管理対象デバイスにキャッシュされません。

ファイルまたはディレクトリをインストールすると、ファイルまたはディレクトリはZENworksコンテンツレポジトリにアップロードされてから、割り当てられたデバイスに配布されます。ファイルまたはディレクトリのインストールは、コンテンツを使用するコピーとして説明されています。ファイルまたはディレクトリをインストールするとき、ファイルまたはディレクトリは管理対象デバイスにキャッシュされます。

実行可能ファイルをインストールしても、ファイルは起動あるいは実行されません。ファイルを起動または実行するには、バンドルに実行可能ファイルの起動アクション(Windows実行可能ファイルの起動、Javaアプリケーションの起動など)を追加する必要があります。

図 E-2 [アクション - ディレクトリのコピー]ダイアログボックス

このダイアログボックスには、次の方法でアクセスします。

ソースディレクトリ: Novell File Upload拡張機能をこのデバイスにインストールしていない場合は、インストールしてからでないと、ディレクトリを参照することができません。詳細については、Novell File Upload拡張機能を参照してください。

参照]をクリックして、[フォルダの参照]ダイアログボックスを表示します。コピーするディレクトリを参照して選択します。パスは、バンドルが実行されるデバイスによって解決可能である必要があります。

コピー先ディレクトリ: ディレクトリをコピーするデバイスのコピー先パスを指定します。パスは、バンドルが実行されるデバイスによって解決可能である必要があります。

非表示:非表示]チェックボックスをオンにして、インストール後にディレクトリが非表示になるように指定します。

読み込み専用:読み込み専用]チェックボックスをオンにして、インストール後にディレクトリが読み込み専用になるように指定します。

コピーオプション: リストからコピーオプションを選択します:

実行プログラムのセキュリティレベル:詳細オプション]をクリックして、実行プログラムのセキュリティレベルのオプションを指定します。

Windows 2000/XP/Vistaでは、実行可能アプリケーションは「ユーザ」スペースまたは「システム」スペースのどちらででも実行できます。デフォルトでは、[通常の実行]オプションが選択されています。このオプションを選択した場合、アプリケーションは「ユーザ」スペースで実行され、ログインユーザと同じワークステーションセキュリティレベルを継承します。

ログインユーザのセキュリティレベルでは、アプリケーションを実行するための十分な権利やファイルアクセスが許可されない場合、アプリケーションを「システム」スペースで、または動的管理者(次を参照)として実行するように設定することができます。