E.20 アクション - Windows実行可能ファイルの起動

[アクションの追加] - [Windows実行プログラムの起動]ダイアログボックスでは、Windows実行プログラム、コマンドラインパラメータ、およびその他の追加オプションの設定を指定できます。

図 E-22 [アクション - Windows実行プログラムの起動]ダイアログボックス

このダイアログボックスには、次の方法でアクセスします。

コマンド: ファイル名を含む、Windows実行可能ファイルの場所を指定します。

ローカルパスまたはネットワークドライブを指定できます。ローカルパスを指定する場合、実行ファイルがワークステーションの検索パスに含まれていない限り実行プログラムのフルパスを含める必要があります。ネットワークドライブを指定する場合、ワークステーションがパスを解決できるのであればマップドライブまたはUNCパスを使用できます。

追加]をクリックして、目的の転送ファイルを参照および選択します。転送ファイルをアップロード、またはその場所を指定できます。

Novell File Upload拡張機能をこのデバイスにインストールしていない場合は、インストールしてからでないと、ファイルパスを参照することができません。詳細については、Novell File Upload拡張機能を参照してください。

コマンドラインパラメータ: 実行プログラムが起動された際に実行するコマンドラインパラメータを指定します。

実行プログラムのセキュリティレベル:詳細オプション]をクリックして、Windows実行プログラムのセキュリティレベルを指定します。

実行プログラムは「ユーザ」スペースまたは「システム」スペースのいずれかで実行できます。デフォルトでは、[通常の実行]オプションが選択されています。このオプションを選択した場合、アプリケーションは「ユーザ」スペースで実行され、ログインユーザと同じワークステーションセキュリティレベルを継承します。

ログインユーザのセキュリティレベルでは、実行プログラムを実行するための十分な権利やファイルアクセスが許可されない場合、実行プログラムを「システム」スペースで、または動的管理者(次を参照)として実行するように設定することができます。

互換モード:詳細オプション]をクリックして、Windows実行プログラムの互換モードを指定します。

このオプションは、限られた環境で実行プログラムを起動します。実行プログラムの中には、互換性の問題から、Microsoft Windowsの新しいバージョンを使用しているワークステーション上では実行できないものがあります。[互換モード]を選択すると、ドロップダウンリストが利用できます。

以前のWindowsバージョンでは実行プログラムを正常に実行できたのに、現在のWindows バージョンでは実行プログラムを実行できない場合に、このオプションを選択します。リストから希望のプラットフォームを選択します。

表示:詳細オプション]をクリックして、Windows実行プログラムの表示設定を指定します。

目的の表示オプションを選択します。

入力設定:詳細オプション]をクリックして、Windows実行プログラムの入力設定を指定します。

このオプションは、手書き文字認識、音声認識、および一部のユーザ補助機能を一時的にオフにします。テキストサービスをオフにしても、追加した複数言語またはキーボードには影響しません。

次のアクションに進む前に待機します:詳細オプション]をクリックして、Windows実行プログラムが次のアクションに進む前に大気する時間を指定します。

実行プログラムの起動後に何が起こるかを指定します。

成功のリターンコード: 実行可能プログラムが返す、0以外の成功コードを指定します。複数の成功コードをカンマで区切って指定できます。

実行可能プログラムが0以外の成功コードたとえばWindowsでは、explorer.exeは成功コード1を返します。Explorerアプリケーションを正常に起動するには、アクションを起動する際に1を成功コードとして追加する必要があります。

環境変数: 次のように環境変数を追加、編集、または削除できます。