アセット管理には、次の機能強化が行われました。
アセット管理に、ユーザベースのライセンスモデルのサポートが組み込まれました。
ユーザベースのライセンスモデルでは、ライセンスされたユーザはデバイスと関連付けられ、それらのデバイスは、ソフトウェア製品のインストールと関連付けられます。ライセンスは、ユーザと関連付けられたデバイスでソフトウェア製品のインストールが検出された場合のみ使用されます。製品の複数のインストールが、ユーザと関連付けられた複数のデバイスにインストールされる場合は、1つのライセンスが使用されます。2つのユーザベースライセンスモデルがサポートされています(ユーザごと、名前付きユーザごと)。ユーザごとライセンスモデルは、明確に除外されたユーザ(除外ユーザ)以外のすべてのユーザをカバーします。製品のインストールと関連付けられたユーザごとに1つのライセンスが使用されます。除外ユーザと関連付けられた製品インストールは、他のライセンスエンタイトルメントによってカバーされるか(同じ製品をカバーするインストールごとのエンタイトルメントが存在する場合)、または未解決のインストールとして報告されます。名前付きユーザライセンスモデルは、明確にインクルードされたたユーザ(対象ユーザ)のみをカバーします。製品のインストールと関連付けられた対象ユーザごとに1つのライセンスが使用されます。非対象ユーザと関連付けられた製品インストールは、他のエンタイトルメントによってカバーされるか(同じ製品をカバーするインストールごとのエンタイトルメントが存在する場合)、または未解決のインストールとして報告されます。
ユーザビリティを向上させるため、ZENworksコントロールセンター のさまざまなアセット管理機能の強化が行われました。
ドキュメントの[関係]ページでは、既存の契約、エンタイトルメント、および購入概要レコードにドキュメントを追加できるようになりました。
購買記録の[購入の詳細]ページでは、カタログ製品を作成し、作成したカタログ製品を購入詳細のレコードに追加できるようになりました。
ライセンスの[コンプライアンスステータス]ページでは、[コンプライアンスステータス]パネルのカラムが変更されて、各ライセンスエンタイトルメント、そのライセンスモデル、およびその対象製品バージョンをより明確に識別するようになりました。