Workstation Managerによってターミナルサーバでユーザアカウントを作成する方法を設定するには、DLU(ダイナミックローカルユーザ)ポリシーを使用します。
[Windows 2000 Terminal Server Policies]ページで、[Dynamic Local User Policy]の左側にあるチェックボックスをオンにしてポリシーを有効にします。次に、[Properties]をクリックして[Dynamic Local Users]プロパティページを表示します。
![[Dynamic Local Users]プロパティページ](../graphics/de_policy6_a.gif)
次のフィールドを設定します。
[Enable Dynamic Local User]: このオプションを選択すると、Workstation Managerを使用して動的にユーザアカウントを作成することができます。
[Manage Existing User Account (if any)]: Workstation ManagerでDLUポリシーを既存のユーザアカウントに適用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しないと、新しいユーザアカウントのみにDLUポリシーが適用されます。
[Use eDirectory Credentials]: このオプションを選択すると、ユーザアカウントの作成時にeDirectoryのユーザ名とパスワードを使用できます。ユーザのeDirectoryとWindowsのアカウント情報が同期化され、コンテキストレスログインが設定されるため(コンテキストレスログインの有効化を参照)、ターミナルサーバからDeFrameシンクライアントアプリケーションを起動するときにユーザはアカウント情報の入力を求められません。
[Volatile User (Remove User after Logout)]: このオプションは、ユーザがシンクライアントアプリケーションを終了し、セッションが終了された後でユーザのアカウントを削除する場合に選択します。すべてのユーザアカウント情報が削除されます。ユーザプロファイルを保持する場合は、Roamingプロファイルを設定できます。設定方法については、次のRoamingユーザプロファイルの設定を参照してください。
[Member Of/Not Member Of]: [Not Member Of]リストで、ユーザが所属する1つまたは複数のグループを選択し、[Add]をクリックします。グループメンバーシップに基づいて、ターミナルサーバ上のユーザのアクセス権が設定されます。ユーザアカウントに割り当てるファイルシステムアクセス権が、リストに表示されたグループによって提供されていない場合は、[File Rights]ページ([Dynamic Local User]>[File Rights]ページの順に選択)を使用できます。
[OK]をクリックして変更内容を保存し、[Dynamic Local Users]プロパティページを閉じます。
次のRoamingユーザプロファイルの設定に進みます。