ポリシーパッケージ

Novell eDirectoryTMオブジェクトであるポリシーパッケージには、1つ以上の個別ポリシーが含まれます。ポリシーパッケージにより、機能に従ってポリシーがグループ化されるので、管理がより簡単になります。また、管理者はポリシーパッケージを使用してポリシー設定を変更すると共に、ポリシー設定による他のeDirectoryオブジェクトへの影響についても指定できます。

ポリシーパッケージを保持する部門(OU)を作成する必要があります。このOUを配置する場所を決定するときは、次の点に考慮してください。

ツリー内を効率よく検索するために、ポリシーパッケージを関連付けるオブジェクトを含むパーティションのルートにこのポリシーパッケージOUを作成することをお勧めします。これにより、次の利点が得られます。

ポリシーパッケージを作成する:

  1. ConsoleOne(R)で、ポリシーパッケージのコンテナを配置するコンテナを右クリックし、[New]>[Organizational Unit]の順にクリックします。

  2. コンテナに短い名前を付け、[OK]をクリックします。

    ヒント:  同じツリー内にZfDおよびZENworks for Servers (ZfS)の両ポリシーを混在させることができるので、ZfDポリシーのコンテナを区別する名前を使用してください。たとえば、「ZfD Policy」などの名前を付けておきます。

  3. ポリシーパッケージを配置する新しいコンテナを右クリックし、[New]>[Policy Package]の順にクリックします。

  4. 次のいずれかのポリシーパッケージを選択します。

       コンテナパッケージ
       サーバパッケージ
       サービスロケーションパッケージ(SLP)
       ユーザパッケージ
       ワークステーションパッケージ

  5. [Next]をクリックし、パッケージに短い名前を付けます。[Next]>[Create Another Policy Package]の順にクリックし、パッケージをすべて作成したら、[Finish]をクリックします。

    パッケージの短い名前として、次のような名前を付けることができます。

       Container
       Server
       Location
       User
       Workstation

  6. 作成するポリシーパッケージごとに、ステップ 4からステップ 5を繰り返します。