ZfD Workstation Imagingデバイスからコンピュータをブートするときには、IDEまたはSCSIのハードドライブやIomega* Jaz*ドライブ上にあるFAT16またはFAT32のプライマリパーティションに、イメージを作成したり、それらのパーティションから適用するイメージを取得したりすることができます。ローカルZfD Workstation Imaging （Linux）パーティションがインストールされている場合は、これを使用することもできます。対象のパーティションには十分な空き容量がある必要があります。
イメージ作成時には、イメージを保存するパーティションそのものは、イメージから除外されます。イメージを適用しても、ソースパーティションそのものは変更されません。
ハードディスクまたはJazドライブにイメージを作成する:
ZfD Workstation Imagingブートデバイスからソースコンピュータをブートし、ブートプロンプトが表示されたら「manual」と入力します。画面の指示に従って、第2、第3、および第4のディスクを挿入します。
Linuxプロンプトに「img dump」と入力し、使用できるパーティションを参照します。
または、
「img」と入力してメニューを表示し、［Dump］>［No Geometry］の順に選択します。
新規イメージを保存するFATパーティションの番号を書き留めておきます。
新しいイメージの作成方法には2つあります。
img makel[pNumber] /path/image.zmg [comp=comp_level]pNumberにはイメージの保存先になるパーティション番号を指定し、comp_levelにはイメージの作成に使用される圧縮量を指定します。0〜9のいずれかの番号を指定します。0を指定した場合は、圧縮されません。1は、［Optimize for Speed］と同じ意味を持ちます。このパラメータを指定しない場合のデフォルトです。6は、［Balanced］と同じ意味を持ちます。9は、［Optimize for Space］と同じ意味を持ちます。(［Optimize for Speed］を指定すると、かかる時間は最小限で済みますが、作成されるイメージファイルは最も大きくなります。［Optimize for Space］を指定すると、最も小さなイメージファイルが作成されますが、かなりの時間がかかる場合があります。［Balanced］を指定すると、圧縮時間とイメージファイルのサイズのバランスが取られます)。Pathとimageにはそれぞれ、パーティションのルートに対する新しいイメージのパスとファイル名を指定します。パーティション番号を指定しないと、ローカルのZfDイメージングパーティションが使用されます。
関連するその他のimgコマンドパラメータについて詳細は、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。
ハードディスクまたはJazドライブからイメージを適用する:
ZfD Workstation Imagingブートデバイスから対象コンピュータをブートし、ブートプロンプトが表示されたら「manual」と入力します。画面の指示に従って、第2、第3、および第4のディスクを挿入します。
Linuxプロンプトに「img dump」と入力し、使用できるパーティションを参照します。
または、
「img」と入力してメニューを表示し、［Dump］>［No Geometry］の順に選択します。
ソースイメージを保存するFATパーティションの番号を書き留めておきます。
イメージを書き込むには、次の2つの方法があります。
img restorel[pNumber] /path/image.zmgpNumberにはソースイメージを保存するパーティションの番号、pathおよびimageにはパーティションのルートからのイメージへのパスとイメージファイル名を指定します。パーティション番号を指定しないと、ローカルのZfDイメージングパーティションが使用されます。
関連するその他のimgコマンドパラメータについて詳細は、イメージングエンジン(Img:コマンドラインとメニュー)を参照してください。
イメージングが終了したらイメージングデバイス(使用する場合)を取り出し、次の作業を実行して、新規イメージが適用された状態でコンピュータをブートします。