ZENworks Database

ZENworksデータベースは、ZfDのレポート情報をログに記録するために使用されます。したがって、Workstation Managementでレポートを実行するには、設定済みのデータベースオブジェクトと、そのオブジェクトに関連付けられているZENworksデータベースポリシーが必要です。

ZfDのインストール時にSybase*データベース管理システム(DBMS)をインストールする場合、データベースオブジェクトの場所を識別できるようにZENworksデータベースポリシーを設定する必要があります。データベースオブジェクトにより、データベースファイル(mgmtdb.db)の場所がわかります。ZENworksデータベースのインストールの詳細については、『ZENworks for Desktops 4インストールガイド』の「ZfD Serverソフトウェアのインストール」を参照してください。

Sybase*データベースを使用している場合は、インベントリオプションを選択しておくと、インストール中にデータベースオブジェクトが作成されます。作成されたデータベースオブジェクトにはデフォルト値が格納されます。インベントリオプションを選択しなかった場合は、データベースオブジェクトを作成し、そのプロパティを設定してデフォルト値を入力する必要があります。いずれの場合も、データベースオブジェクトのプロパティを編集して[User Name]と[Password]のフィールドに情報を入力し、データベースファイルを保護する必要があります。ユーザ名やパスワードの情報は自動的には入力されません。

Oracle*データベースを使用している場合は、データベースオブジェクトを作成して設定する必要があります。データベースファイルがインストール済みの場合もありますが、データベースオブジェクトがあらかじめ作成されていることはありません。

SybaseおよびOracleの両データベースオブジェクトの設定およびZENworksデータベースポリシーの設定について詳細は、ZENworksデータベースポリシーを参照してください。