[Associations]タブ

[Associations]タブのページは1つだけです。このページでは、アプリケーションオブジェクトをユーザおよびワークステーションと関連付けることができます。


[Associations]ページ

[Associations]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。

次の図に示す[Associations]プロパティページでは、アプリケーションオブジェクトを、アプリケーション配布先のユーザおよびワークステーションと関連付けることができます。

該当するユーザやワークステーションオブジェクトを選択することにより、アプリケーションオブジェクトを個々のユーザやワークステーションと関連付けることができます。グループ、ワークステーショングループ、部門、組織、およびカントリの各オブジェクトを選択することにより、アプリケーションオブジェクトをユーザやワークステーションのグループに関連付けることもできます。


アプリケーションオブジェクト>[Associations]タブ>[Associations]ページ


Associations

[Associations]リストには、アプリケーションオブジェクトと関連付けられたオブジェクトが表示され、このリストでオブジェクトを追加、削除することができます。


Add

オブジェクトをアプリケーションオブジェクトと関連付けるには、[Add]をクリックし、追加するオブジェクトを参照して選択し、[OK]をクリックします。すべてのオブジェクトに、[Defaults for Subsequent Associations]リストで選択されたデフォルトの特性([Force Run]、[App Launcher]、[Start Menu]、[Desktop]、[System Tray]、[Quick Launch]、[Force Cache])が適用されます。オブジェクトを[Associations]リストに追加したら、該当するチェックボックスを選択または選択解除することによって、オブジェクトの特性を変更することができます。


Delete

アプリケーションオブジェクトとオブジェクトの関連付けを解除するには、[Associations]リストからオブジェクトを選択し、[Delete]をクリックします。


Defaults for Subsequent Associations

オブジェクトを[Associations]リストに追加すると、そのオブジェクトには、このボックスで選択されているデフォルト特性が適用されます。これらの特性により、アプリケーションオブジェクトのアイコンが表示される場所([App Launcher]、[Start Menu]、[Desktop]、[System Tray]、および[Quick Launch])、およびアプリケーションで実行されるアクションが決まります。選択されている特性を変更すると、それ以降に追加したオブジェクトには、変更後の特性が適用されます。


Force Run

アプリケーションを自動的に実行します。ユーザに関連付けられたアプリケーションの場合、Application Launcherの起動直後にアプリケーションが実行されます。ワークステーションに関連付けられたアプリケーションの場合、そのワークステーションの起動(最初の起動または再起動)直後にアプリケーションが実行されます。

[Force Run]オプションをその他の設定と組み合わせて使用すると、独自の動作を設定することができます。たとえば、[Force Run]を[Run Application Once]オプション([Run Options]タブ>[Applications]ページ)と併用すると、アプリケーションオブジェクトは、配布されとすぐに1回だけ実行され、その後でワークステーションから削除されます。または、アプリケーションオブジェクトを、あらかじめ指定した時間になったらすぐに1回だけ実行するとします。この場合は、[Force Run]を選択し、[Application]ページの[Run Application Once]オプション([Run Options]タブ)を選択して、[Schedule ]ページ([Availability]タブ)を使用してスケジュールを定義します。

複数のアプリケーションを順序を指定して強制的に実行する場合は、各アプリケーションを[Force Run]に設定します。次に、[Icon]ページ([Identification]タブ)の[Order Icon Display ]オプションで各アプリケーションオブジェクトの順序を指定します。

重要:  アプリケーションオブジェクトをワークステーションに関連付けるときに、アプリケーションオブジェクトがMicrosoft Windows Installer(MSI)パッケージを使用している場合は、[Force Run]が機能しません。これが当てはまるのは、アプリケーションオブジェクトがワークステーションに関連付けられている場合だけです。MSIアプリケーションオブジェクトがユーザに関連付けられている場合は、[Force Run]は有効です。


App Launcher

アプリケーションオブジェクトのアイコンをApplication Window、Application Explorerウィンドウ、およびApplication Browserウィンドウに追加します。


Start Menu

ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトをWindowsの[スタート]メニューに追加できます。アプリケーションオブジェクトをフォルダに割り当てて、[スタート]メニューでそのフォルダ構造を使用する場合以外は、アプリケーションオブジェクトは[スタート]メニューの先頭に追加されます。アプリケーションオブジェクトの[Folders]ページ([Identification]タブ)を参照してください。


Desktop

ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのデスクトップに表示できます。


System Tray

ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのシステムトレイに表示できます。


Quick Launch

ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのクイック起動バーに表示できます。


Force Cache

このオプションは、アプリケーショオブジェクトに対して[Disconnectable]が選択されている([Identification]タブ>[Icon]ページ)場合にのみ適用されます。[Force Cache]を有効にすると、Application Launcherは、インストールに必要なアプリケーションソースファイルおよびその他のファイルをワークステーションのキャッシュディレクトリに自動的にコピーします。これにより、eDirectoryから切断されている間にアプリケーションをインストールまたは修復することができます。ファイルは、ワークステーションのローカルドライブの容量を節約するために圧縮されます。アプリケーションのキャッシュの詳細については、切断状態のユーザのサポートを参照してください。

このオプションは、eDirectoryから切断されている間にユーザがアプリケーションをインストールまたは修復できるようにする場合にのみ選択する必要があります。このオプションを選択していなくても、アプリケーションがすでにワークステーションに配布(インストール)されていれば、ユーザは切断モードでアプリケーションを起動することができます。

重要:  MSIアプリケーションの配布を実行するMicrosoft Windows Installerは、マッピングされたドライブおよびMSIパッケージへのファイルアクセス権を必要とします。このアクセスが可能になるのは、ユーザのワークステーションにNovell ClientやMicrosoft Clientなどのネットワーククライアントがある場合のみです。MSIパッケージへのネットワーククライアントアクセスがユーザにとって不可能な場合(たとえば、ファイアウォールの外部からZfD Middle Tierサーバを通じて認証を実行している場合)は、[Force Cache]オプションを使用する必要があります。Application Launcherは、MSIパッケージをワークステーションのローカルドライブにキャッシュします。そうすれば、Microsoft Windows Installerは、そのキャッシュディレクトリからMSIパッケージを配布することができます。