[Availability]タブ

[Availability]タブには、次のページがあり、アプリケーションをワークステーションに配布する前にワークステーションに必要とされるシステム要件、ユーザがアプリケーションを使用できる日時、およびユーザが使用できなくなったアプリケーションの終了時にApplication Launcherがユーザに対して表示するメッセージと警告を定義することができます。


[System Requirements]ページ

[System Requirements]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。

次の図に示す[System Requirements]プロパティページでは、Application Launcherがアプリケーションをワークステーションに配布する前にワークステーションが適合する必要があるシステム要件を定義します。


アプリケーションオブジェクト>[Availability]タブ>[System Requirements]ページ


Add Requirements to Control Availability of This Application

このリストには、アプリケーションの配布に関連する要件がすべて表示されます。各要件について表示される情報は次のとおりです。


File

このオプションを使用すると、リスト内の要件を検索したり、要件を.aotファイルや.axtファイルにインポートしたりすることができます。

[File]をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。


Add

このオプションをクリックすると、次のカテゴリのいずれかに基づいて、新しいシステム要件を追加できます。


Modify

リストから要件を選択して[Modify]をクリックすると、情報を編集できます。


Delete

リストから要件を選択して[Delete]をクリックすると、要件を削除できます。


Application

次の図に示す[Application Dependencies]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Applications])では、別のアプリケーションが存在するか存在しないかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。

アプリケーションがワークステーションにインストールされていることを要求するだけでなく、インストールされていない場合はインストールすることも要求する場合は、[Application Dependencies]ページを参照してください。


[Application Dependencies]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Application Object Name

適切なアプリケーションオブジェクトを参照して選択します。


Application Is Installed

選択したアプリケーションがワークステーションにインストール済みであることを要求する場合は、このオプションを選択します。


Application Is Not Installed

選択したアプリケーションがワークステーションにインストールされていないことを要求する場合は、このオプションを選択します。


Remote Access

次の図に示す[Remote Access Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Remote Access])では、Application Launcherがリモートモードまたはローカル(LAN)モードのいずれであるかに基づく要件を作成することができます。いずれのモードであるかを検出するためにApplication Launcherが使用する方法は、[Remote Access Detection]の設定(ユーザオブジェクト/ワークステーションオブジェクト/コンテナオブジェクト>[ZENworks]タブ>[Launcher Configuration]ページ>[Add]ボタン>[User]タブ)によって決まります。


[Remote Access Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Remote Access Connection Is

リモートアクセス接続またはLAN接続のいずれの接続を要求するかを選択します。たとえば、[Remote Access Connection]を選択した場合は、Application Launcherがリモートモードで動作している場合に限り、アプリケーションがユーザに配布されます。


Terminal Server

次の図に示す[Terminal Server Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Terminal Server])では、ワークステーションがターミナルサーバであるかどうかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Terminal Server Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Terminal Server Requirements

アプリケーションをターミナルサーバのみに配布するように指定する場合は、[Terminal Server Required]を選択します。アプリケーションをターミナルサーバ以外のみに配布するように指定する場合は、[Terminal Server Not Required]を選択します。


Client

次の図に示す[Novell Client System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Client])では、Novell Clientがワークステーションにインストールされているかどうかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Novell Client System Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Client Dependent

Novell Clientを実行しているワークステーションのみにアプリケーションを配布するように指定する場合は、[Connection is Using Novell Client]を選択します。Novell Clientを実行していないワークステーションのみにアプリケーションを配布するように指定する場合は、[Connection is Not Using Novell Client]を選択します。


Disk Space

次の図に示す[Disk Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Disk Space])では、アプリケーションに必要なディスク容量に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Disk Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Disk Space On

空き容量が必要なディスクを選択します。このリストのオプションは、次のとおりです。

アプリケーションに対してディスク容量に関する要件を複数作成した場合、Application Launcherは、すべての要件を合わせて、必要になる合計のディスク容量を算出します。たとえば、Windowsのディレクトリドライブ(C:ドライブ)に20MB、一時ディレクトリドライブ(同じくC:ドライブ)に10MB、D:ドライブに50MBの空き領域が必要な場合は、C:ドライブに30MB、D:ドライブに50MBの空き領域がそれぞれ存在するときにのみ、Application Launcherはアプリケーションオブジェクトを配布します。


is(条件文)

[MB]フィールドに表示されている容量と比較して、使用できるディスク容量が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも50MBの空き領域が必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[MB]フィールドに「50」と入力します。


MB(条件)

必要なディスク容量を入力します。


Environment Variables

次の図に示す[Environment Variable System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Environment Variables])では、特定の環境変数の有無に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Environment Variable System Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Value Name

環境変数名を入力します。特定の変数がすでにワークステーションに存在していることを要求する場合は、[Name Exists]オプションを選択します。特定の変数がワークステーションに存在していないことを要求する場合は、[Name Does Not Exist]オプションを選択します。


Value Data

[Data]フィールドに入力されているデータに対して変数データが、等しい、等しくない、含んでいる、含んでいないのいずれであることを条件とするかを指定します。


Memory

次の図に示す[Memory Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Memory])では、アプリケーションの実行に必要なメモリ容量(RAM)に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Memory Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Memory Is(条件文)

[MB of RAM]フィールドに入力されているメモリ容量に対してメモリの合計が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも32MBの空きメモリ容量が必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[MB of RAM]フィールドに「32」と入力します。


MB of RAM(条件)

必要なメモリ容量を入力します。


Operating System

次の図に示す[Operating System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Operating System])では、アプリケーションの実行に必要なオペレーティングシステムに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Operating System Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

デフォルトの設定は[False]であり、変更することはできません。Application Launcherによってワークステーションにアプリケーションアイコンを表示するためには、ワークステーションのオペレーティングシステムが、このダイアログボックスで定義された要件を満たしている必要があります。


Platform Is

ワークステーションで実行する必要があるオペレーティングシステム(Windows 98またはWindows NT/2000/XP)を選択します。


Version

[Version]フィールドに入力されている番号に対してバージョン番号が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも4.00.950以上のバージョンが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Version]フィールドに「4.00.950」と入力します。


Processor

次の図に示す[Processor Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Processor])では、アプリケーションの実行に必要なプロセッサに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Processor Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Processor Is

プロセッサリストから選択されたプロセッサの種類(386、486、Pentium**、Pentium Pro、Pentium II、Pentium III)に対してプロセッサが、より前、以前、等しい、以降、より後のいずれであることを要件とするかを選択します。たとえば、少なくともPentium IIプロセッサが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Pentium II]を選択します。


Registry

次の図に示す[Registry Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Registry])では、特定のレジストリキーまたはレジストリ値に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[Registry Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


Key

配布前に確認するレジストリキーを参照して選択します。配布を実行するためにはキーが存在する必要があることを指定する場合は、[Key Exists]を選択します。配布を実行するためにはキーが存在しない必要があることを指定する場合は、[Key Does Not Exist]を選択します。


Name

確認の対象となる特定の値をキーが含んでいる場合は、その値を参照して選択します。配布を実行するためには値が存在する必要があることを指定する場合は、[Value Exists]を選択します。配布を実行するためには値が存在しない必要があることを指定する場合は、[Value Does Not Exist]を選択します。


Value

[Name]フィールドで値を指定した場合は、その値のデータに適用する条件(より小さい、以下、等しい、等しくない、以上、より大きい)を選択し、[Value]フィールドにデータを入力します。次に、値のデータの種類として[String]または[DWORD]を選択します。


File Existence

次の図に示す[File Existence Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Existence])では、特定のファイルの有無に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[File Existence Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


File

検索するファイルを参照して選択します。


File Exists

ファイルがワークステーションにすでに存在していることを条件とする場合は、このオプションを選択します。


File Does Not Exist

ファイルがワークステーションに存在していないことを条件とする場合は、このオプションを選択します。


File Version

次の図に示す[File Version Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Version])では、特定のファイルのバージョンに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[File Version Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


File

バージョンを確認するファイルを参照して選択します。


is(条件文)

[Version]フィールドに入力されている番号に対してバージョン番号が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも1.12.2.34以上のバージョンが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Version]フィールドに「1.12.2.34」と入力します。


Version(条件)

ファイルのバージョンを入力します。


File Date

次の図に示す[File Date Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Date])では、特定のファイルの日付に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[File Date Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


File

日付を確認するファイルを参照して選択します。


is(条件文)

[Date]フィールドに入力されている日付に対して、ファイルの日付が、より前、以前、同日、以降、より後のいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、ファイルの日付が2000年1月15日以前である場合にのみアプリケーションを配布するように指定するときは、[On or Before]を選択して、その日付を選択します。


Date(条件)

カレンダを使用して適切な日時を選択します。


File Size

次の図に示す[File Size Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Size])では、特定のファイルのサイズに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。


[File Size Requirements]ダイアログボックス


Show Application Icon Even If Criteria Are Not Met

[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。


File

サイズを確認するファイルを参照して選択します。


is(条件文)

[Size]フィールドに入力されているサイズに対してファイルサイズが、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも200KBのファイルサイズが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Size]フィールドに「200」と入力します。


Size

ファイルのサイズをキロバイト単位で入力します。


[Schedule]ページ

[Schedule]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。

次の図に示す[Schedule]プロパティページでは、Application Launcherによってユーザがアプリケーションオブジェクトを使用できるようになる日時を定義します。


アプリケーションオブジェクト>[Availability]タブ>[Schedule]ページ


Schedule Type

使用するスケジュールの種類を選択します。[None]、[Specified Days]、または[Range of Days]を選択できます。


None

このオプションは、スケジュールを指定しない場合に使用します。アプリケーションオブジェクトは、アプリケーションのシステム要件が満たされ([Availability]>[System Requirements]ページ)、アプリケーションがオブジェクトと関連付けられた([Associations]ページ)時点で使用できるようになります。


Specified Days

このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトを使用できるようにする特定の日付を選択します。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。


Range of Days

このオプションを使用して、アプリケーションを使用できるようにする日付の範囲を選択します。このオプションを使用すると、指定した期間内の特定の曜日にのみアプリケーションを使用できるようにすることもできます。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。


[Termination]ページ

[Termination]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。

次の図に示す[Termination]プロパティページでは、ユーザが実行しているアプリケーションが使用できない状態になった場合に、Application Launcherがそのアプリケーションをどのように終了するかを定義します。アプリケーションが使用できなくなるのは、次の場合です。


アプリケーションオブジェクト>[Availability]タブ>[Termination]ページ


Set Termination Behavior To

アプリケーションが終了するときの動作を選択します。


None

終了の動作を何も指定しない場合は、このオプションを選択します。


Send Message to Close Application

このオプションを選択すると、アプリケーションの終了手順を指示するメッセージをApplication Launcherが表示するように指定できます。このメッセージは、ユーザがアプリケーションを終了するまで繰り返し表示されます。

[Basic Closing Message]ボックスで、Application Launcherがメッセージを表示する回数を選択します。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。

WARNING!Your access to this application has expired.Please close the application to avoid losing your work.

Send Message to Close Then Prompt to Save Data

このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[Save]ダイアログボックスが表示されます。アプリケーションが終了すると、ユーザがそのアプリケーションを再起動することはできません。

重要:  アプリケーションによっては、[Yes]ボタンと[No]ボタンだけでなく、[Cancel]ボタンもある[Save]ダイアログボックスが表示される場合があります。[Cancel]ボタンをクリックすると、終了処理が中断され、アプリケーションは開いたままになります。アプリケーションの[Save]ダイアログボックスに[Cancel]ボタンが表示されている場合でも、アプリケーションを確実に終了したいときは、[Send Message to Close, Prompt to Save, Then Force to Close ]オプションを使用する必要があります。

このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。


Send Message to Close, Prompt to Save, Then Force Close

このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[Save]ダイアログボックスが表示されます。ユーザが選択するオプション([Yes]、[No]、または[Cancel])に関係なく、アプリケーションは終了します。

このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。


Send Message to Close Then Force Close with Explanation

このオプションは、ユーザに対してアプリケーションの終了を促します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを自動的に終了し、終了メッセージを表示します。

このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。