[Availability]タブには、次のページがあり、アプリケーションをワークステーションに配布する前にワークステーションに必要とされるシステム要件、ユーザがアプリケーションを使用できる日時、およびユーザが使用できなくなったアプリケーションの終了時にApplication Launcherがユーザに対して表示するメッセージと警告を定義することができます。
[System Requirements]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[System Requirements]プロパティページでは、Application Launcherがアプリケーションをワークステーションに配布する前にワークステーションが適合する必要があるシステム要件を定義します。
![アプリケーションオブジェクト>[Availability]タブ>[System Requirements]ページ](../graphics/zfd_am_av_sr_a.gif)
このリストには、アプリケーションの配布に関連する要件がすべて表示されます。各要件について表示される情報は次のとおりです。
[Show]: この列には、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションオブジェクトのアイコンがワークステーションに表示されるかどうかが示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。
アイコンが使用できない状態で表示されている場合に、満たされていない要件を確認するには、アイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択します。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすように、ワークステーションの構成をアップグレードします。
[Subject]: この列には、システム要件の件名が表示されます。たとえば、[Type]がOSバージョンの場合、[Subject]はWindows 98またはWindows NT/2000/XPになります。
[Operator]: この列には、割り当てられた値に対して満たすべき条件がある場合にその条件(より大きい、より小さい、等しいなど)が表示されます。
[Value]: この列には、件名と関連付けられている値がある場合にその値が表示されます。たとえば、件名がWindows NT/2000/XPの場合、アプリケーションを配布するためには、バージョンが4.00.950以上でなければなりません。
このオプションを使用すると、リスト内の要件を検索したり、要件を.aotファイルや.axtファイルにインポートしたりすることができます。
[File]をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
[Find]: 特定の情報を含む要件を検索します。たとえば、「Windows」、「より大きい」、または「システムメモリ」を含む要件を検索することができます。
[Import]: 別のアプリケーションオブジェクトの.aotファイルまたは.axtファイルから要件をインポートします。[Open]ダイアログボックスには、デフォルトでファイルの種類として*.axtが表示されます。.aotファイルからインポートする場合、.aotファイルを選択するためには、ファイルの種類の表示を[*.aot]または[All Files]に変更する必要があります。
このオプションをクリックすると、次のカテゴリのいずれかに基づいて、新しいシステム要件を追加できます。
[Applications]: ワークステーションにおける特定アプリケーションの有無を要件とします。このアプリケーションはアプリケーションオブジェクトを通じて配布されている必要があります。詳細については、Applicationを参照してください。
[Remote Access]: Application Launcherが特定のモード(リモートモードまたはローカル(LAN)モードのいずれか)で動作していることを要件とします。詳細については、Remote Accessを参照してください。
[Terminal Server]: ワークステーションがターミナルサーバであること(またはターミナルサーバでないこと)を要件とします。詳細については、Terminal Serverを参照してください。
[Client]: ワークステーションがNovell Clientを実行していること(または実行していないこと)を要件とします。詳細については、Clientを参照してください。
[Disk Space]: ワークステーション上に特定のディスク空き容量があることを要件とします。詳細については、Disk Spaceを参照してください。
[Environment Variables]: 特定の環境変数の有無を要件とします。詳細については、Environment Variablesを参照してください。
[Memory]: ワークステーション上に特定のメモリ容量があることを要件とします。詳細については、Memoryを参照してください。
[Operating System]: 特定のオペレーティングシステムを要件とします。詳細については、Operating Systemを参照してください。
[Processor]: 特定のプロセッサの種類を要件とします。詳細については、Processorを参照してください。
[Registry]: 特定のレジストリ値の有無を要件とします。詳細については、Registryを参照してください。
[File Existence]: ファイルの有無を要件とします。詳細については、File Existenceを参照してください。
[File Version]: ファイルが特定のバージョンであることを要件とします。詳細については、File Versionを参照してください。
[File Date]: ファイルが特定の日付であることを要件とします。詳細については、File Dateを参照してください。
[File Size]: ファイルが特定のサイズであることを要件とします。詳細については、File Sizeを参照してください。
リストから要件を選択して[Modify]をクリックすると、情報を編集できます。
リストから要件を選択して[Delete]をクリックすると、要件を削除できます。
次の図に示す[Application Dependencies]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Applications])では、別のアプリケーションが存在するか存在しないかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
アプリケーションがワークステーションにインストールされていることを要求するだけでなく、インストールされていない場合はインストールすることも要求する場合は、[Application Dependencies]ページを参照してください。
![[Application Dependencies]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_app_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
適切なアプリケーションオブジェクトを参照して選択します。
選択したアプリケーションがワークステーションにインストール済みであることを要求する場合は、このオプションを選択します。
選択したアプリケーションがワークステーションにインストールされていないことを要求する場合は、このオプションを選択します。
次の図に示す[Remote Access Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Remote Access])では、Application Launcherがリモートモードまたはローカル(LAN)モードのいずれであるかに基づく要件を作成することができます。いずれのモードであるかを検出するためにApplication Launcherが使用する方法は、[Remote Access Detection]の設定(ユーザオブジェクト/ワークステーションオブジェクト/コンテナオブジェクト>[ZENworks]タブ>[Launcher Configuration]ページ>[Add]ボタン>[User]タブ)によって決まります。
![[Remote Access Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_ra_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
リモートアクセス接続またはLAN接続のいずれの接続を要求するかを選択します。たとえば、[Remote Access Connection]を選択した場合は、Application Launcherがリモートモードで動作している場合に限り、アプリケーションがユーザに配布されます。
次の図に示す[Terminal Server Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Terminal Server])では、ワークステーションがターミナルサーバであるかどうかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Terminal Server Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_ts_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
アプリケーションをターミナルサーバのみに配布するように指定する場合は、[Terminal Server Required]を選択します。アプリケーションをターミナルサーバ以外のみに配布するように指定する場合は、[Terminal Server Not Required]を選択します。
次の図に示す[Novell Client System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Client])では、Novell Clientがワークステーションにインストールされているかどうかに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Novell Client System Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_cl_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
Novell Clientを実行しているワークステーションのみにアプリケーションを配布するように指定する場合は、[Connection is Using Novell Client]を選択します。Novell Clientを実行していないワークステーションのみにアプリケーションを配布するように指定する場合は、[Connection is Not Using Novell Client]を選択します。
次の図に示す[Disk Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Disk Space])では、アプリケーションに必要なディスク容量に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Disk Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_disk_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
空き容量が必要なディスクを選択します。このリストのオプションは、次のとおりです。
[Windows System Directory Drive]: Windowsのシステムディレクトリ(winnt\system32など)が置かれているディスクを選択することができます。
[Windows Directory Drive]: Windowsのディレクトリ(winntなど)が置かれているディスクを選択することができます。
[Temp Directory Drive]: Windowsの一時ディレクトリ(winnt\temp)が置かれているディスクを選択することができます。
アプリケーションに対してディスク容量に関する要件を複数作成した場合、Application Launcherは、すべての要件を合わせて、必要になる合計のディスク容量を算出します。たとえば、Windowsのディレクトリドライブ(C:ドライブ)に20MB、一時ディレクトリドライブ(同じくC:ドライブ)に10MB、D:ドライブに50MBの空き領域が必要な場合は、C:ドライブに30MB、D:ドライブに50MBの空き領域がそれぞれ存在するときにのみ、Application Launcherはアプリケーションオブジェクトを配布します。
[MB]フィールドに表示されている容量と比較して、使用できるディスク容量が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも50MBの空き領域が必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[MB]フィールドに「50」と入力します。
必要なディスク容量を入力します。
次の図に示す[Environment Variable System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Environment Variables])では、特定の環境変数の有無に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Environment Variable System Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_envv_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
環境変数名を入力します。特定の変数がすでにワークステーションに存在していることを要求する場合は、[Name Exists]オプションを選択します。特定の変数がワークステーションに存在していないことを要求する場合は、[Name Does Not Exist]オプションを選択します。
[Data]フィールドに入力されているデータに対して変数データが、等しい、等しくない、含んでいる、含んでいないのいずれであることを条件とするかを指定します。
次の図に示す[Memory Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Memory])では、アプリケーションの実行に必要なメモリ容量(RAM)に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Memory Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_mem_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
[MB of RAM]フィールドに入力されているメモリ容量に対してメモリの合計が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも32MBの空きメモリ容量が必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[MB of RAM]フィールドに「32」と入力します。
必要なメモリ容量を入力します。
次の図に示す[Operating System Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Operating System])では、アプリケーションの実行に必要なオペレーティングシステムに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Operating System Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_os_a.gif)
デフォルトの設定は[False]であり、変更することはできません。Application Launcherによってワークステーションにアプリケーションアイコンを表示するためには、ワークステーションのオペレーティングシステムが、このダイアログボックスで定義された要件を満たしている必要があります。
ワークステーションで実行する必要があるオペレーティングシステム(Windows 98またはWindows NT/2000/XP)を選択します。
[Version]フィールドに入力されている番号に対してバージョン番号が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも4.00.950以上のバージョンが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Version]フィールドに「4.00.950」と入力します。
次の図に示す[Processor Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Processor])では、アプリケーションの実行に必要なプロセッサに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Processor Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_proc_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
プロセッサリストから選択されたプロセッサの種類(386、486、Pentium**、Pentium Pro、Pentium II、Pentium III)に対してプロセッサが、より前、以前、等しい、以降、より後のいずれであることを要件とするかを選択します。たとえば、少なくともPentium IIプロセッサが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Pentium II]を選択します。
次の図に示す[Registry Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[Registry])では、特定のレジストリキーまたはレジストリ値に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[Registry Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_reg_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
配布前に確認するレジストリキーを参照して選択します。配布を実行するためにはキーが存在する必要があることを指定する場合は、[Key Exists]を選択します。配布を実行するためにはキーが存在しない必要があることを指定する場合は、[Key Does Not Exist]を選択します。
確認の対象となる特定の値をキーが含んでいる場合は、その値を参照して選択します。配布を実行するためには値が存在する必要があることを指定する場合は、[Value Exists]を選択します。配布を実行するためには値が存在しない必要があることを指定する場合は、[Value Does Not Exist]を選択します。
[Name]フィールドで値を指定した場合は、その値のデータに適用する条件(より小さい、以下、等しい、等しくない、以上、より大きい)を選択し、[Value]フィールドにデータを入力します。次に、値のデータの種類として[String]または[DWORD]を選択します。
次の図に示す[File Existence Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Existence])では、特定のファイルの有無に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[File Existence Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_fe_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
検索するファイルを参照して選択します。
ファイルがワークステーションにすでに存在していることを条件とする場合は、このオプションを選択します。
ファイルがワークステーションに存在していないことを条件とする場合は、このオプションを選択します。
次の図に示す[File Version Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Version])では、特定のファイルのバージョンに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[File Version Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_fv_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
バージョンを確認するファイルを参照して選択します。
[Version]フィールドに入力されている番号に対してバージョン番号が、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも1.12.2.34以上のバージョンが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Version]フィールドに「1.12.2.34」と入力します。
ファイルのバージョンを入力します。
次の図に示す[File Date Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Date])では、特定のファイルの日付に基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[File Date Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_fd_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
日付を確認するファイルを参照して選択します。
[Date]フィールドに入力されている日付に対して、ファイルの日付が、より前、以前、同日、以降、より後のいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、ファイルの日付が2000年1月15日以前である場合にのみアプリケーションを配布するように指定するときは、[On or Before]を選択して、その日付を選択します。
カレンダを使用して適切な日時を選択します。
次の図に示す[File Size Requirements]ダイアログボックス([System Requirements]ページ>[Add]>[File Size])では、特定のファイルのサイズに基づく要件を作成することができます。Application Launcherは、この要件が満たされない場合はアプリケーションをワークステーションに配布しません。
![[File Size Requirements]ダイアログボックス](../graphics/zfd_am_av_sr_fs_a.gif)
[True]を選択すると、要件が満たされているかどうかに関係なく、アプリケーションのアイコンがワークステーションに表示されます。要件が満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態になっているアプリケーションのアイコンを右クリックして[Details]を選択し、[Requirements]を選択すると、どの要件が満たされていないのかを確認することができます。満たされていない要件を確認したら、その要件を満たすために、ワークステーションの構成をアップグレードします。
サイズを確認するファイルを参照して選択します。
[Size]フィールドに入力されているサイズに対してファイルサイズが、より小さい、以下、等しい、以上、より大きいのいずれであることを条件とするかを選択します。たとえば、少なくとも200KBのファイルサイズが必要な場合は、[Greater Than or Equal To]を選択して、[Size]フィールドに「200」と入力します。
ファイルのサイズをキロバイト単位で入力します。
[Schedule]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[Schedule]プロパティページでは、Application Launcherによってユーザがアプリケーションオブジェクトを使用できるようになる日時を定義します。
![アプリケーションオブジェクト>[Availability]タブ>[Schedule]ページ](../graphics/zfd_am_av_sched_a.gif)
使用するスケジュールの種類を選択します。[None]、[Specified Days]、または[Range of Days]を選択できます。
このオプションは、スケジュールを指定しない場合に使用します。アプリケーションオブジェクトは、アプリケーションのシステム要件が満たされ([Availability]>[System Requirements]ページ)、アプリケーションがオブジェクトと関連付けられた([Associations]ページ)時点で使用できるようになります。
このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトを使用できるようにする特定の日付を選択します。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[Date Range]: [Date Range]リストには、アプリケーションオブジェクトが使用できるようになる日付がすべて表示されます。日付を追加するには、[Add]をクリックし、日付を選択して[OK]をクリックします。リストにその日付が表示されます。指定できる日付の数は、350までです。
[Time for Selected Dates]: 適用できる開始時刻と終了時刻を選択します。選択した時刻は、[Date Range]リスト内のすべての日付に適用されます。時刻は5分単位で増分します。最早開始時刻は00:00(午前12時)、最遅終了時刻は23:55(午後11時55分)です。つまり、時間の増分単位により、午後11時55分から深夜12時までの5分間は、アプリケーションが使用不可能な時間範囲になります。アプリケーションを終日使用可能にする場合は、スケジュールタイプとして日付の範囲を使用する必要があります。
[Spread from Start Time (in Minutes)]: ネットワークの負荷が過大にならないように、すべてのユーザが同時にアプリケーションを実行することを避ける場合は、アプリケーションを使用できる時間の間隔を分単位で入力します。アクセス分散オプションを使用すると、ユーザのアクセスを指定した時間(分単位)に分散できるので、すべてのユーザが同時にアプリケーションを実行することを回避できます。
このオプションを使用して、アプリケーションを使用できるようにする日付の範囲を選択します。このオプションを使用すると、指定した期間内の特定の曜日にのみアプリケーションを使用できるようにすることもできます。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[Date Range]: 日付の範囲を定義するには、開始日と終了日を選択し、アプリケーションを使用できる日として指定された期間内で曜日(日曜から土曜まで)を選択します。デフォルトでは、すべての日付が選択されています。ボタンをクリックすると、いずれかの日付を選択できます。
[Time for Selected Range]: 適用できる開始時刻と終了時刻を選択します。このオプションは、選択した日が1日だけか、複数の日付か、7日間すべてであるかによって異なります。1日または複数の日付を選択した場合(7日間すべて以外を選択した場合)、アプリケーションは選択した日付の開始時刻から終了時刻の間で使用できます。たとえば、月曜日の8:00から5:00の間でアプリケーションの使用を可能にした場合、アプリケーションは8:00から5:00の間で動作します。ただし、7日間すべてを選択した場合、時刻の設定は無視されます。アプリケーションは毎日24時間使用できます。
[Spread from Start Time (in Minutes)]: トラフィックと負荷の増大によりネットワークがダウンしないように、すべてのユーザが同時にアプリケーションを実行することを避ける場合は、アプリケーションを使用できる時間の間隔を分単位で入力します。
[Use this Schedule in GMT for All Clients]: スケジュールは、ワークステーションのタイムゾーンに基づいています。複数のタイムゾーンにまたがるネットワークで、アプリケーションの実行を午後1時に設定すると、アプリケーションは各タイムゾーンの午後1時に実行されます。このオプションを選択すると、タイムゾーンが異なる地域のワークステーションで、アプリケーションを同時に実行させることができます(たとえば、ローマ時間の午後1時とロサンゼルス時間の午後11時)。
[Termination]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[Termination]プロパティページでは、ユーザが実行しているアプリケーションが使用できない状態になった場合に、Application Launcherがそのアプリケーションをどのように終了するかを定義します。アプリケーションが使用できなくなるのは、次の場合です。
アプリケーションが終了するときの動作を選択します。
終了の動作を何も指定しない場合は、このオプションを選択します。
このオプションを選択すると、アプリケーションの終了手順を指示するメッセージをApplication Launcherが表示するように指定できます。このメッセージは、ユーザがアプリケーションを終了するまで繰り返し表示されます。
[Basic Closing Message]ボックスで、Application Launcherがメッセージを表示する回数を選択します。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired.Please close the application to avoid losing your work.
このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[Save]ダイアログボックスが表示されます。アプリケーションが終了すると、ユーザがそのアプリケーションを再起動することはできません。
重要: アプリケーションによっては、[Yes]ボタンと[No]ボタンだけでなく、[Cancel]ボタンもある[Save]ダイアログボックスが表示される場合があります。[Cancel]ボタンをクリックすると、終了処理が中断され、アプリケーションは開いたままになります。アプリケーションの[Save]ダイアログボックスに[Cancel]ボタンが表示されている場合でも、アプリケーションを確実に終了したいときは、[Send Message to Close, Prompt to Save, Then Force to Close ]オプションを使用する必要があります。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[Warning Message (Optional)]: アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[Send Warning]オプションを選択し、警告メッセージの表示回数と表示間隔を入力します。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired.Please close the application to avoid losing your work.
[Prompt Closing Message]: 警告メッセージが指定された回数表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合や、警告メッセージオプションが有効になっていない場合は、このメッセージが表示されます。
[Prompt Closing Message]ボックスには、アプリケーションの終了を促すメッセージをユーザに対して表示する回数を入力します。このメッセージが表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションの終了を試みます。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired and the application will close shortly.Please save your work and exit the application.
このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[Save]ダイアログボックスが表示されます。ユーザが選択するオプション([Yes]、[No]、または[Cancel])に関係なく、アプリケーションは終了します。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[Warning Message (Optional)]: アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[Send Warning]オプションを選択し、警告の表示回数と表示間隔を入力します。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired.Please close the application to avoid losing your work.
[Prompt Closing Message]: 警告メッセージが指定された回数表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合や、警告メッセージオプションが有効になっていない場合は、このメッセージが表示されます。
[Prompt Closing Message]ボックスに、ユーザに対してアプリケーションの終了を促すメッセージを表示する回数を入力します。このメッセージが表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションの終了を試みます。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired and the application will close shortly.Please save your work and exit the application.
[Application Termination]: このメッセージは、Application Launcherがアプリケーションを閉じた後に表示されます。デフォルトの終了メッセージを使用しない場合は、[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義します。デフォルトのメッセージは次のとおりです。
The application you were running has expired.For additional usage, please contact your system administrator.
このオプションは、ユーザに対してアプリケーションの終了を促します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを自動的に終了し、終了メッセージを表示します。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[Warning Message (Optional)]: アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[Send Warning]オプションを選択し、警告の表示回数と表示間隔を入力します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherが最後の警告メッセージを表示した後にアプリケーションを自動的に終了します。[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
WARNING!Your access to this application has expired.Please close the application to avoid losing your work.
[Application Termination]: このメッセージは、Application Launcherがアプリケーションを閉じた後に表示されます。デフォルトの終了メッセージを使用しない場合は、[Message]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義します。デフォルトのメッセージは次のとおりです。
The application you were running has expired.For additional usage, please contact your system administrator.