Novell Documentation: ZENworks 6 - ConsoleOneを使用したRemote Management操作の開始

ConsoleOneを使用したRemote Management操作の開始

Remote Management Agentは、管理対象ワークステーションの起動時に自動的に起動されます。リモートオペレータは、次のいずれかの方法でRemote Managementセッションを開始することができます。

ディレクトリベースでのRemote Managementの開始

ディレクトリベースでRemote Managementを開始する場合は、次のどちらかの方法で行います。

ワークステーションオブジェクトから

次の表には、Remote Managementセッションを開始するための手順が一覧表示されています。

Remote Managementセッション	開始手順
リモートコントロール	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［Remote Control］の順にクリックします。
リモートビュー	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［Remote View］の順にクリックします。
ファイル転送	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［File Transfer］の順にクリックします。
リモート実行	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［Remote Execute］の順にクリックします。
診断	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［Diagnostics］の順にクリックします。
リモートウェイクアップ	管理対象ワークステーションを右クリックし、［Actions］>［Remote Wake Up］の順にクリックします。

ユーザオブジェクトから

管理コンソールで、管理対象ワークステーションを右クリックします。

Remote Managementをディレクトリベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
［Remote Management］をクリックします。
［Remote Management］ダイアログボックスで、次の操作を行います。
1. Remote Managementセッションの開始に使用する管理対象ワークステーションのIPアドレスを選択します。
2. 指定の管理ワークステーションで使用可能なRemote Management操作を選択します。
3. ［Directory-Based］>［OK］の順にクリックします。

パスワードベースでのRemote Managementの開始

パスワードベースでRemote Managementを開始する場合は、次の要件が満たされていることを確認してください。

管理対象ワークステーションがeDirectoryに登録され、eDirectoryワークステーションオブジェクトとしてインポートされていますか?	eDirectoryユーザが管理対象ワークステーションにログインしていますか?	パスワードベースでRemote Managementを開始する手順
はい	はい	管理対象ワークステーションの［Remote Management］プロパティページ内で［Enable Password-Based Remote Management］オプションを有効にします。ユーザオブジェクトの［Remote Management］プロパティページの［Enable Password-Based Remote Management］を有効にします。ワークステーションユーザは、管理対象ワークステーション上でパスワードを設定する必要があります。
はい	いいえ	管理対象ワークステーションの［Remote Management］プロパティページ内で［Enable Password-Based Remote Management］オプションを有効にします。ワークステーションユーザは、管理対象ワークステーション上でパスワードを設定する必要があります。
いいえ	はい	ユーザオブジェクトの［Remote Management property］ページの［Enabled Password-Based Remote Management］を有効にします。ワークステーションユーザは、管理対象ワークステーション上でパスワードを設定する必要があります。
いいえ	いいえ	ワークステーションユーザは、管理対象ワークステーション上でパスワードを設定する必要があります。

パスワードベースでRemote Managementを開始する場合は、次のいずれかの手順で行います。

［ConsoleOne］メニューから

管理コンソールで［Tools］>［Remote Management］>［Windows］の順にクリックします。
［Remote Management］ダイアログボックスで次を行います。
1. Remote Managementセッションの開始に使用する管理対象ワークステーションのIPアドレスまたはDNS名を入力または選択します。
2. 管理対象ワークステーション上でワークステーションユーザによって設定されたパスワードを入力します。
3. 指定の管理ワークステーションで使用可能なRemote Management操作を選択します。

ユーザオブジェクトから

管理コンソールで、管理対象ワークステーションを右クリックします。

Remote Managementをパスワードベースで開始する場合は、選択されたユーザが管理対象ワークステーションの少なくとも1台にログインしている必要があります。
［Remote Management］をクリックします。
［Remote Management］ダイアログボックスで、次の操作を行います。
1. Remote Managementセッションの開始に使用する管理対象ワークステーションのIPアドレスを選択します。
2. 指定の管理ワークステーションで使用可能なRemote Management操作を選択します。
3. ［Password］をクリックします。
4. 管理対象ワークステーション上でワークステーションユーザによって設定されたパスワードを入力します。
5. ［OK］をクリックします。