リモートウェイクアップセッションの管理

リモートウェイクアップ機能はMagic Packet*テクノロジをサポートしています。リモートウェイクアップ(Wake On Lan)が有効にされていて電源が切断されているノードがマジックパケットを受信すると、システムが起動されます。

管理対象ワークステーションをリモートから起動する場合は、起動する管理対象ワークステーションにWake-on- LAN Status Agentをインストールしてください。Wake-on-LAN Status AgentはRemote Management Agentのインストール中に、管理対象ワークステーションに自動的にインストールされます。

管理対象ワークステーションの起動は、次の要件を満たしてから実行する必要があります。

ZfD Wake-on-LAN Serviceを使用すると、Wake-on-LAN Serviceポリシーを設定することにより、1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動するようスケジュールを設定できます。詳細については、リモートウェイクアップスケジュールのセットアップを参照してください。

リモートウェイクアップ機能は、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーとサービスを設定しなくても、実行できます。リモートウェイクアップを実行するには、次の操作を行います。

  1. ConsoleOne(R)で、管理対象ワークステーション、管理対象ワークステーショングループ、コンテナ、またはコンテナグループを右クリックします。

  2. [Actions]>[Remote Wake Up]の順にクリックします。


リモートウェイクアップスケジュールのセットアップ

1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動するためのスケジュールを設定する場合は、次の作業を実行する必要があります。


ZENworks for Desktops ServerのWake-on-LAN Serviceの設定

Remote ManagementのWake-on-LAN Serviceを使用すると、Wake-on-LAN Serviceポリシーを設定することにより、1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動できます。Wake-on-LAN ServiceのためにZfDサーバを設定する場合は、次の作業を実行します。


Wake-on-LAN Serviceオブジェクトの設定

  1. ConsoleOneで、Wake-on-LAN Serviceオブジェクト(servername_WOLService)を右クリックし、[Properties]>[Wake-on-LAN Schedule]の順にクリックします。

  2. スケジュール設定を変更して、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーを読み込み、[OK]をクリックします。

重要:  Wake-on-LAN Serviceを開始してからリモートウェイクアップ(Wake On LAN)スケジュールを変更した場合は、Wake-on-LAN Serviceを再起動する必要があります。詳細については、Wake-on-LAN Serviceの開始を参照してください。


Wake-on-LAN Serviceのためのサーバパッケージの設定

  1. ConsoleOneで、サーバパッケージを右クリックし、[Properties]>[Policies] >[General]の順にクリックします。

  2. [Add]ボタンをクリックします。

  3. リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシータイプを選択し、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーの名前を入力します。

  4. [Enabled]列の下にあるリモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシー用のチェックボックスを選択し、[Properties]>[Target List]タブの順にクリックします。

  5. [Add]をクリックします。

  6. ワークステーションまたはワークステーションコンテナを選択し、[OK]をクリックします。

  7. [Policy Schedule]タブをクリックします。

  8. ポリシーのスケジュールを変更します。

  9. [Apply]>[Close]の順にクリックします。

  10. [Associations]タブをクリックします。

  11. ブラウズし、ZfDがインストールされているサーバオブジェクトまたはコンテナを選択してから、[OK]を2回クリックします。

注:  ターゲットリストごとに別のポリシーを作成することができます。


Wake-on-LAN Serviceの開始

Wake-on-LAN Serviceをロードする場合は、NetWareサーバコンソールプロンプトが表示されたときに「startWol」と入力します。

Wake-on-LAN Serviceが開始します。

リモートウェイクアップ(Wake On LAN)をロードする場合は、Windows 2000サーバのNovell ZfD Wake-on-LAN Serviceを起動します。


Wake-on-LAN Serviceの中止

Wake-on-LAN Serviceを中止する場合は、NetWareサーバコンソールプロンプトが表示されたときに「stopwol」と入力します。

Wake-on-LAN Serviceを中止する場合は、Windows 2000サーバのNovell ZfD Wake-on-LAN Serviceを中止します。

Wake-on-LANの操作に関する詳細は、NetWareサーバのsys:\ディレクトリにあるwolstatus.logファイルまたはWindows 2000サーバのinstall_path\remmgmt\server\bin\ディレクトリから取得することもできます。