リモートウェイクアップ機能はMagic Packet*テクノロジをサポートしています。リモートウェイクアップ(Wake On Lan)が有効にされていて電源が切断されているノードがマジックパケットを受信すると、システムが起動されます。
管理対象ワークステーションをリモートから起動する場合は、起動する管理対象ワークステーションにWake-on- LAN Status Agentをインストールしてください。Wake-on-LAN Status AgentはRemote Management Agentのインストール中に、管理対象ワークステーションに自動的にインストールされます。
管理対象ワークステーションの起動は、次の要件を満たしてから実行する必要があります。
注: リモートウェイクアップは、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)をサポートするネットワークカードがある場合でも、Windows 98のワークステーションでは正常に動作しないことがあります。
注: Windows NT 4やWindows 2000など、一部のオペレーティングシステムでは、対応するシャットダウンコマンドを実行しても、ソフトオフ状態になりません。Windows NT/2000の[システム]メニューで[シャットダウン]オプションを選択すると、コンピュータは自動的にシャットダウンされずに、コンピュータの再起動またはシャットダウンのどちらを実行するかを確認するメッセージが表示されます。リモートウェイクアップ機能を使用する場合は、このプロンプトが表示されたときに、コンピュータを手動でシャットダウンしてください。
ZfD Wake-on-LAN Serviceを使用すると、Wake-on-LAN Serviceポリシーを設定することにより、1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動するようスケジュールを設定できます。詳細については、リモートウェイクアップスケジュールのセットアップを参照してください。
リモートウェイクアップ機能は、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーとサービスを設定しなくても、実行できます。リモートウェイクアップを実行するには、次の操作を行います。
ConsoleOne(R)で、管理対象ワークステーション、管理対象ワークステーショングループ、コンテナ、またはコンテナグループを右クリックします。
[Actions]>[Remote Wake Up]の順にクリックします。
1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動するためのスケジュールを設定する場合は、次の作業を実行する必要があります。
Remote ManagementのWake-on-LAN Serviceを使用すると、Wake-on-LAN Serviceポリシーを設定することにより、1台または複数の管理対象ワークステーションを自動的に起動できます。Wake-on-LAN ServiceのためにZfDサーバを設定する場合は、次の作業を実行します。
ConsoleOneで、Wake-on-LAN Serviceオブジェクト(servername_WOLService)を右クリックし、[Properties]>[Wake-on-LAN Schedule]の順にクリックします。
スケジュール設定を変更して、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーを読み込み、[OK]をクリックします。
重要: Wake-on-LAN Serviceを開始してからリモートウェイクアップ(Wake On LAN)スケジュールを変更した場合は、Wake-on-LAN Serviceを再起動する必要があります。詳細については、Wake-on-LAN Serviceの開始を参照してください。
ConsoleOneで、サーバパッケージを右クリックし、[Properties]>[Policies] >[General]の順にクリックします。
[Add]ボタンをクリックします。
リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシータイプを選択し、リモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシーの名前を入力します。
[Enabled]列の下にあるリモートウェイクアップ(Wake On LAN)ポリシー用のチェックボックスを選択し、[Properties]>[Target List]タブの順にクリックします。
[Add]をクリックします。
ワークステーションまたはワークステーションコンテナを選択し、[OK]をクリックします。
[Policy Schedule]タブをクリックします。
ポリシーのスケジュールを変更します。
[Apply]>[Close]の順にクリックします。
[Associations]タブをクリックします。
ブラウズし、ZfDがインストールされているサーバオブジェクトまたはコンテナを選択してから、[OK]を2回クリックします。
注: ターゲットリストごとに別のポリシーを作成することができます。
Wake-on-LAN Serviceをロードする場合は、NetWareサーバコンソールプロンプトが表示されたときに「startWol」と入力します。
Wake-on-LAN Serviceが開始します。
リモートウェイクアップ(Wake On LAN)をロードする場合は、Windows 2000サーバのNovell ZfD Wake-on-LAN Serviceを起動します。
Wake-on-LAN Serviceを中止する場合は、NetWareサーバコンソールプロンプトが表示されたときに「stopwol」と入力します。
Wake-on-LAN Serviceを中止する場合は、Windows 2000サーバのNovell ZfD Wake-on-LAN Serviceを中止します。
Wake-on-LANの操作に関する詳細は、NetWareサーバのsys:\ディレクトリにあるwolstatus.logファイルまたはWindows 2000サーバのinstall_path\remmgmt\server\bin\ディレクトリから取得することもできます。