この節の内容は、ZfD 4.0.1をZENworks for Desktops Program CDまたはZENworks 6 Desktop Management Program CDからインストールする場合のみに対応しています。DeFrameは、ZfD 4またはZfD 4 Support Pack 1には含まれていません。
DeFrameTMは、ZfD Application Managementのコンポーネントです。DeFrameを使用すると、シンクライアントアプリケーション(ターミナルサーバがホストになる)をユーザに配布できます。また、ターミナルサーバ間でのアプリケーションの負荷分散、接続解除されたセッションの追跡/管理、Novell iFolderとの統合によるファイルストレージ、Citrix Published Application ManagerユーティリティからNovell eDirectoryへのアプリケーション情報の移行も行えます。
DeFrameのソフトウェア要件については、次の節を参照してください。
Windowsターミナルサーバには、次の最低要件があります。
| 項目 | 最低要件 |
|---|---|
オペレーティングシステム |
Windows 2000 Server (Service Pack 2適用済み(最新のサービスパックを推奨))。 |
Windowsターミナルサービス |
Windows 2000 Serverオペレーティングシステムでサポートされるバージョン。 |
Novell Client |
Novell Client for Windows NT/2000バージョン4.83 (またはそれ以降)。 |
ZENworks for Desktops Management Agent |
ZENworks for Desktops 4.0.1。 Management Agentのすべてのコンポーネントをインストールできますが、DeFrameのサポートに必要なコンポーネントは、Application ManagementとWorkstation Managementだけです。ZfD Management Agentのインストールプログラムは、Application ManagementコンポーネントとWorkstation Managementコンポーネントをインストールするために使用しますが、DeFrameソフトウェアのインストールも実行します。 |
Internet Explorer |
Internet Explorer 5.5 (Service Pack 2適用済み(最新のサービスパックを推奨))。IE 5.5が必要なのは、実際はZfD Management Agentのインストールプログラムであり、DeFrameではありません。 |
Citrix MetaFrame (オプション) |
Citrix MetaFrameを使用する場合の最低要件は次のとおりです。
|
DeFrameターミナルサーバからシンクライアントアプリケーションを実行するワークステーションには、次の最低要件があります。
| 項目 | 最低要件 |
|---|---|
オペレーティングシステム |
最低要件は、ZENworks for Desktops 4.0.1の場合と同じです(ユーザワークステーションの要件を参照してください)。
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Novell Client |
最低要件は、ZENworks for Desktops 4.0.1の場合と同じです。
|
ZENworks for Desktops Management Agent |
ZENworks for Desktops 4.0.1。Management Agentのすべてのコンポーネントをインストールできますが、DeFrameのサポートに必要なのは、Application Managementコンポーネントだけです。 注: DeFrameのシンクライアントアプリケーションを、ユーザがZENworks OnDemand Servicesポータルからしか起動しない場合、Management Agentは必要ありません。OnDemand Servicesポータルは、ZENworks 6スイートに含まれています。Management Agentが必要なのは、(1) DeFrameのシンクライアントアプリケーションをNovell Application Launcherから起動する場合、または(2) ZfDのデスクトップアプリケーションをOnDemand Servicesポータルから起動する場合だけです。 |
DeFrameはそのディレクトリサービスとしてNovell eDirectoryを使用します。ZENworks for Desktops Serverのインストールプログラムは、DeFrameオブジェクトをサポートするようにeDirectoryスキーマを拡張し、ConsoleOne用のDeFrameスナップインをインストールします。
DeFrameは、Novell Clientを通じてeDirectoryにアクセスします。個々のターミナルサーバには、Novell Clientがインストールされている必要があります(ターミナルサーバの要件を参照してください)。ターミナルサーバにeDirectoryがインストールされている必要はありません。
| 項目 | 最低要件 |
|---|---|
eDirectory |
バージョン8.5。ZfDと同様、バージョン8.6.2以降を推奨します。 |
ConsoleOne |
バージョン1.3.2。ZfDと同様、バージョン1.3.5以降(ZENworks for Desktops Companion CDまたはZENworks 6 Companion 1 CDに収録)を推奨します。 |
Novell iFolderを使用すると、ネットワーク上の1つ以上の保存場所に、ユーザがシンクライアントアプリケーションのファイルを保存できるようにすることができます。DeFrameが保存場所を利用可能にするのは、ユーザがアプリケーションを起動し、アプリケーション終了時にユーザのアクセスを削除するときです。ユーザがDeFrameシンクライアントアプリケーションを使用していないときでも保存場所を利用できるようにするには、ユーザのワークステーションに標準のiFolderクライアントをインストールしてください。
DeFrameは、iFolder 1.xおよびiFolder 2.xをサポートします。