以降のセクションでは、ZENworks Applianceの展開時および設定時に遭遇する可能性がある問題の解決策を提供します。
アプライアンスのマイグレーション後、アプライアンスは緊急モードになる
/dev/sdc1 /var/opt/microfocus/zenworks/content-repo ext4 acl,user_xaatr,x-systemd.requires=/vastorage 1 2
変更を行った後で、変更を有効にするために、アプライアンスを再起動します。
.pfx証明書を使用してZENworksアプライアンスを設定しようとするとエラーが表示される
openssl pkcs12 -export -out <name>.pfx -inkey <key> -in <server.cer> -certfile <int+cer.cer>
コマンドで次の値を指定します。
name: .pfxファイルの名前
key: .pem形式のキー
server.cer: サーバ証明書
int+cer.cer: ルート証明書および中間証明書。注: サーバ証明書を含めることはできません。
VMware vSphereにアプライアンスを展開できない
次のリンクから入手できる組み込みホストクライアントをダウンロードします。
ダウンロードしたVIBファイルをデータストアにアップロードし、次のコマンドを使用してファイルをインストールします。
[root@ESXI~] esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/<your_datastore> /esxui-signed-12086396.vib
VIBを正常にインストールした後で、アプライアンスの展開を再開します。
NTPタイムソースが設定されている場合でもntpdサービスが無効になる
ZENworksアプライアンスの端末で、Yastを開いて、[システム]>[日時]を選択し、[Other Settings (その他の設定)]を選択します。
[Synchronize with NTP Server (NTPサーバと同期)]を選択し、[Run NTP as daemon (デーモンとしてNTPを実行)]オプションを選択します。変更を受け入れると、ntpdサービスは有効になり、デバイスの再起動後にntpdサービスは自動的に実行されます。
システム更新がWindows 10デバイスで失敗する
ローカルSMTを使用するとオンラインアップデートの登録が失敗する
内部名がSLESの製品が、インストールされているZENworks製品とともに表示される場合は、次のアクションを実行します。
次の場所にあるSLES.prodファイルを削除します。
/etc/products.d/SLES.prod
zypper pd -iコマンドを実行して、インストールされている製品としてZENworksのみが表示されるかどうかを確認します。
これで、SMTサーバに登録できるようになります。
ディスク容量が不十分なため、アプライアンスのマイグレーションが失敗する
メモ:フォルダの名前を変更し、新しいZENworks 2020アプライアンスを展開して、ディスクをZENworks 2020アプライアンスに接続してください。
Proxy DHCP ServiceがZENworksアプライアンスに一覧表示されない
サービスを自動または手動として設定するか、サービスのステータスを確認するには、アプライアンスのコマンドプロンプトから、関連するコマンドを実行します。
自動 : systemctl enable microfocus-proxydhcp.service
手動 : systemctl disable microfocus-proxydhcp.service
ステータス : systemctl status microfocus-proxydhcp.service