ZENworks 2020 Update 2アプライアンスを展開して既存のアプライアンスを移行してから、ZENworks 2020データとネットワーク設定を使用してZENworks 2020 Update 2アプライアンスを設定する必要があります。
重要:ZENworks 2020 Update 2アプライアンスは、ZENworks 2020アプライアンスと同じネットワークでホストする必要があります。
『ZENworks Appliance Deployment and Administration Reference』の「Deploying the Appliance」の指示に従ってアプライアンスを展開します。新しいハードディスクをアタッチをしないでください。
この時点ではアプライアンスの電源をオンにしないでください。
マイグレーションのためのZENworks 2020アプライアンスの準備のステップ 6でコピーされたマイグレーションハードディスク(/vastorage)をZENworks 2020 Update 2アプライアンスにアタッチします。
ZENworks 2020 Update 2アプライアンスの電源をオンにして、資格情報画面が表示されるまで待ちます。
ZENworks 2020 Update 2アプライアンスの「root」および「zenadmin」のパスワードを指定します。
Appliance Configurationユーティリティにより、ZENworks 2020のデータからZENworks 2020 Update 2アプライアンスの識別情報とネットワーク詳細が自動的に入力され、アプライアンスのブートが続行されます。プロセスが完了すると、アプライアンスのコンソールにURLが表示されます。
ZENworks 2020アプライアンスで外部コンテンツリポジトリを使用していた場合、対応するディスクをZENworks 2020 Update 2アプライアンスにアタッチします。
外部ディスクを指定するには、次の手順を実行します。
ZENworks 2020 Update 2アプライアンスを再起動した後、rootとしてアプライアンスにログインし、ZENworksサービスを停止します。
アプライアンスが組み込みPostgreSQLをホストする場合は、PostgreSQLサービス(zenpostgresql)が実行されている必要があります。次のコマンドを実行して、PostgreSQLサービスのステータスを確認します。
systemctl status zenpostgresql
ディスクパーティションを元の構造でZENworks 2020 Update 2アプライアンスにマウントします。
(条件付き)共有コンテンツリポジトリを古いNovellパスからアンマウントし、リポジトリを新しいMicro Focusパス、つまり/var/opt/microfocus/zenworks/content-repoにマウントしていることを確認します。
ハードディスクがマウントされたら、/etc/fstabがマウント済みのパーティションで正しく更新されていることを確認してください。YaSTパーティショナを使用して、ディスクパーティションを正しいZENworksディレクトリにマウントすることができます。
コンテンツリポジトリのマウントについては、『ZENworks プライマリサーバおよびサテライトリファレンス』の「Creating a Permanent Mount (永久マウントの作成)」を参照してください。
新しいマウント済みのディレクトリに必要な許可があることを確認してください。許可を変更するには、permissions.shスクリプトを実行します。
permissions.shは、/opt/microfocus/zenworks/bin/にあります。
コンソールに表示されるURLのメモを取り、次のタスクZENworks 2020 Update 2アプライアンスへのZENworks 2020データの移行を続行します。