D.2 アンインストールのエラーメッセージ

このセクションでは、ZENworks 11 SP2のアンインストール時に生成される可能性のあるエラーメッセージを詳細に説明します。

管理ゾーンにデバイスが存在しないため続行できません。詳細については、http://www.novell.com/documentation/zcm10を参照してください。

ソース: ZENworks 11 SP2、Linuxサテライトでのアンインストール
考えられる原因: Linuxサテライトが登録されているプライマリサーバの指定されたIPアドレスが正しくありません。
アクション: Linuxサテライトが登録されているプライマリサーバに、正しいIPアドレスを指定します。

アンインストーラがデバイスに割り当てられた役割を識別できないため続行できません。詳細については、http://www.novell.com/documentation/zcm10を参照してください。

ソース: ZENworks 11 SP2、Linuxサテライトでのアンインストール
アクション: Linuxサテライトが登録されているプライマリサーバが稼働しており、サーバがLinuxサテライトからアクセスできることを確認します。
アクション: 問題の詳細は、次のログを参照してください。
  • /var/opt/novell/log/zenworks/Zenworks_Satellite_Servertimestamp.xml
  • /tmp/err.log
アクション: 問題が解決しない場合は、Novell Supportにお問い合わせください。

Linuxデバイスでアンインストールが完了するとWARN_PACKAGES_NOT_REMOVEDメッセージが表示される

ソース: ZENworks 11 SP2、Linuxデバイスでのアンインストール
説明: OES LinuxまたはRHELデバイスでアンインストールが完了すると、次のエラーメッセージがコンソールログに記録されます。
The following error occurred during the uninstall:
WARN_PACKAGES_NOT_REMOVED
アクション: このエラーメッセージは無視してください。

OES LinuxデバイスでZENworksをアンインストールしても、デバイス上のデータベースフォルダが削除されない

ソース: ZENworks 11 SP2、Open Enterprise Server 2 (OES Linux)でのアンインストール
説明: OES LinuxデバイスからZENworksをアンインストールすると、デバイス上のデータベースフォルダは削除されず、次のエラーメッセージがコンソールログに記録されます。
System.TypeInitializationException: An exception was thrown by the type initializer for Mono.Unix.Native.Syscall ---> System.DllNotFoundException: libMonoPosixHelper.so
  at (wrapper managed-to-native) Mono.Unix.Native.Syscall:_L_ctermid ()
  at Mono.Unix.Native.Syscall..cctor () [0x00000] 
  --- End of inner exception stack trace ---
  at ZENworksUninstall.LinuxUninstaller.adjustPermissions (System.String path) [0x00000] 
  at ZENworksUninstall.LinuxUninstaller.removeFiles () [0x00000] 
  at ZENworksUninstall.ZENworksUninstallerSkeleton.Uninstall (ZENworksUninstall.Arguments args) [0x00000]
アクション: デバイスの/var/opt/novell/zenworks/databaseフォルダを手動で削除します。