3.1 システム要件

3.1.1 Tomcat 7.0.61はTomcat 7.0.68に更新されています

ZENworks 11.4.2ではApache Tomcat version 7.0.61がバージョン7.0.68に更新されており、次のセキュリティの脆弱性に対応しています。

  • CVE-2015-5174 Apache Tomcatの制限されたディレクトリトラバーサル

  • CVE-2016-0706 Apache Tomcatのセキュリティマネージャバイパス

  • CVE-2016-0714 Apache Tomcatのセキュリティマネージャバイパス

  • CVE-2015-5346 Apache Tomcatのセッション固定化

  • CVE-2015-5351 Apache TomcatのCSRFトークンリーク

  • CVE-2016-0763 Apache Tomcatのセキュリティマネージャバイパス

3.1.2 新しいプラットフォームのサポート

ZENworks 11.4.2では、次のプラットフォームがサポートされています。

  • SLES 12 SP1 x86_64

  • SLED 12 SP1 x86_64 (管理対象デバイスおよびサテライトサーバのみに適用可能)

  • Open Enterprise Server 2015 x86_64 (管理対象デバイスおよびサテライトサーバのみに適用可能)

システム要件の詳細については、『ZENworks 11 SP4システム要件』を参照してください。

重要:

  • SLES 12オペレーティングシステムは、イメージング操作(取得と復元)をサポートしません。また、ZENworks Patch ManagementはSLES 12 SP1 x86_64ではサポートされません。

3.1.3 新しい管理ブラウザのサポート

ZENworks 11.4.2では、次のWebブラウザがサポートされています。

  • Firefox ESRバージョン38.xおよび45.x

  • Firefox バージョン44.xおよび45.x