3.2 ダッシュボードの表示と編集

許可を持っている場合は、ダッシュボードを表示および編集できます。

  1. ダッシュボードを表示および選択するには、次の方法のいずれかを使用します。

    • 表示］>［リポジトリの順にクリックする。

    • 表示］>［検索結果の順にクリックする。

    • ライブラリをクリックする。

    • ホームページの検索フィールドでダッシュボードを指定して、 をクリックします。

    ［リポジトリ］ページが表示されます。このパネルで、ファイルの同じセットを異なるビューで参照できます。

  2. ［リポジトリ］ページで、ダッシュボード名をクリックします。

    入力コントロールがあるダッシュボードを表示する場合は、次のことに注意してください。

    • 入力コントロールは、テキストフィールド、ドロップダウンリスト、チェックボックス、複数選択リスト、カレンダアイコンとして表示される場合があります。

    • ダッシュボードのフレームのいずれかが入力コントロールを参照していない場合、入力コントロールの値を変更してもそのフレームは更新されません。変更が反映されるのは、入力コントロールを参照しているレポートのみです。

    ダッシュボードにPrint View (印刷ビュー)ボタンが含まれる場合、そのボタンをクリックすると、ZENworks Reportingのヘッダとフッタを付けずにダッシュボードを表示できます。Webブラウザによっては、これはブラウザの印刷ウィンドウ内に表示されます。

  3. ダッシュボードを実行するには、ダッシュボードを右クリックして、実行をクリックします。

  4. ダッシュボードを編集するには、ダッシュボードを右クリックして、Open in Designer (Designerで開く)をクリックします。

  5. ウィンドウを追加、削除、またはサイズ変更して、ダッシュボードを編集します。

  6. 保存をクリックします。

  7. ダッシュボードの新しいバージョンを作成するには、Save As (名前を付けて保存)を選択して、新しい名前を指定します。

ダッシュボードに関する追加情報については、次の項を参照してください。

3.2.1 ダッシュボードへのコントロールの追加

入力コントロールを持つレポートをダッシュボードに追加した場合、コントロールを明示的に追加しない限り、コントロールはダッシュボードに表示されません。ダッシュボードの作成または編集時にコントロールを追加できます。

  1. ダッシュボードデザイナで、使用できるコンテンツ>［Special Content (特別なコンテンツ)］>［Single Report Controls (単一のレポートコントロール)］の順にクリックするか、使用できるコンテンツ)>［Special Content (特別なコンテンツ)］>［Multiple Report Controls (複数のレポートコントロール)］の順にクリックします。

  2. 値を右クリックして、Add to Dashboard (ダッシュボードに追加)をクリックします。

    指定した値の入力コントロールがキャンバスに表示されます。

    レポートの上以外の場所に入力コントロールを配置する場合は、使用できるコンテンツリストから目的の場所にドラッグします。各入力コントロールまたはそのラベルは、個別に削除、再配置、およびサイズ変更できます。

  3. 入力コントロールから新しい値を選択します。

    対応するレポートに表示されるデータが変更されます。

  4. 使用できるコンテンツリストで、Special Content (特別なコンテンツ)］>［Dashboard Controls (ダッシュボードコントロール)をクリックして、キャンバスの入力コントロールの下に送信およびReset (リセット)ボタンをドラッグします。

    デフォルトでは、入力コントロールの値を変更すると、ダッシュボードは自動的に更新されます。ダッシュボードに送信ボタンが含まれる場合は、送信ボタンをクリックするまでサーバはダッシュボードを更新しません。

  5. 保存をクリックします。

3.2.2 ダッシュボードへのカスタムURLの追加

URLアドレス可能なコンテンツを表示するフレームを作成できます。デフォルトで、サーバはカスタムURLフレームにHTTPプロトコルを使用します。ただし、URLの値の最初にfile://を指定して、FILEプロトコルを使用することもできます。この場合、サーバはFILEプロトコルを使用して、指定したファイルをサーバのWEB-INFディレクトリで検索します。これは、イメージを組み込むのに役立ちます。

  1. 使用できるコンテンツリストで、Special Content (特別なコンテンツ)］>［Custom URL (カスタムURL)の順にクリックします。

    ［Custom URL (カスタムURL)］パネルが表示されます。

  2. Enter the URL for the frame, including any fixed parameters (固定パラメータを含む、フレームのURLを入力する)テキストボックスでWebページのURLを指定します。たとえば、「www.novell.com」と指定します。

  3. 指定されたURLで入力コントロールをマッピングする場合は、Input Control (入力コントロール)の下のチェックボックスをオンにします。

    URL Parameter Name (URLパラメータ名)フィールドで、デフォルトのテキストを必要なパラメータで置き換えます。このURL Parameter Name (URLパラメータ名)フィールドでは大文字と小文字が区別されます。

    Custom URL (カスタムURL)ダイアログボックスでは、iframe HTMLタグを使用して、ドキュメントを格納できるインラインフレームを定義します。Custom URL (カスタムURL)オプションの使用時に問題が発生する場合、ブラウザのセキュリティ設定でiframeのサポートが無効になっているか、またはターゲットのWebサイトでiframe HTMLタグを使用してWebページにアクセスすることが許可されていないことが原因と考えられます。これらを確認してください。

  4. OKをクリックします。

  5. 入力コントロールから新しい値を選択して、送信をクリックします。

    サーバは指定されたURL (www.novell.com)に入力コントロール値を渡し、関連する詳細を表示します。

  6. 最初の記事の概要のみが表示されるように、カスタムURLフレームのサイズを変更します。

  7. カスタムURLフレームをクリックして、Auto-refresh Interval (自動更新間隔)をクリックし、更新間隔を設定します。

    デフォルトでは、フレームはManual Only (手動のみ)に設定されています。

  8. 保存をクリックします。

3.2.3 画面サイズについて

ダッシュボードを作成する際、キャンバスのサイズが特定の画面解像度に一致するように設定できます。

デフォルトでは、ダッシュボードデザイナは5つの標準の画面解像度をサポートしています。これらは、オプション>Guide (ガイド)の順にクリックすると参照できます。ダッシュボードで固定サイズを使用している場合、そのフレームはウィンドウサイズが変更されても自動的にはサイズ変更されません。

固定画面解像度のほか、ダッシュボードは比例サイズもサポートしています。ダッシュボードで比例サイズを使用している場合、そのフレームはブラウザウィンドウのサイズを基準に相対的にサイズ変更されます。

メモ:ベストプラクティスとして、ダッシュボードの設計時には固定サイズモードを使用し、保存する前に比例サイズに切り替えます。フリーテキスト項目を小さいサイズに変更することはできますが、大きいサイズに変更することはできません。