[関連付け]タブのページは1つだけです。このページでは、アプリケーションオブジェクトをユーザおよびワークステーションと関連付けることができます。
[関連付け]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[関連付け]プロパティページでは、アプリケーションオブジェクトを、アプリケーション配布先のユーザおよびワークステーションと関連付けることができます。
該当するユーザやワークステーションオブジェクトを選択することにより、アプリケーションオブジェクトを個々のユーザやワークステーションと関連付けることができます。グループ、ワークステーショングループ、部門、組織、およびカントリの各オブジェクトを選択することにより、アプリケーションオブジェクトをユーザやワークステーションのグループに関連付けることもできます。
注: eDirectoryのアプリケーションオブジェクトを関連付ける場合は、グループやワークステーショングループなどのコンテナオブジェクトにアプリケーションオブジェクトを関連付ける方法をお勧めします。多数(たとえば、250以上)のアプリケーションをユーザオブジェクトまたはワークステーションオブジェクトに関連付けると、サーバの利用率が増加する可能性があります。
アプリケーションオブジェクトを別名オブジェクトに関連付けることもできますが、別名オブジェクトは関連付けでサポートされるオブジェクトではないため、アプリケーションオブジェクトに関連付けないでください。
[関連付け]リストには、アプリケーションオブジェクトと関連付けられたオブジェクトが表示され、このリストでオブジェクトを追加、削除することができます。
オブジェクトを[関連付け]リストに追加すると、そのオブジェクトには、このボックスで選択されているデフォルト特性が適用されます。これらの特性により、アプリケーションオブジェクトのアイコンが表示される場所([NAL]、[スタートメニュー]、[デスクトップ]、[シストレイ]、および[クイック起動])、およびアプリケーションで実行されるアクションが決まります。選択されている特性を変更すると、それ以降に追加したオブジェクトには、変更後の特性が適用されます。
アプリケーションを自動的に実行します。ユーザに関連付けられたアプリケーションの場合、Application Launcherの起動直後にアプリケーションが実行されます。ワークステーションに関連付けられたアプリケーションの場合、そのワークステーションの起動(最初の起動または再起動)直後にアプリケーションが実行されます。
[強制実行]オプションをその他の設定と組み合わせて使用すると、独自の動作を設定することができます。たとえば、[強制実行]を[アプリケーションを一度だけ実行]オプション([実行オプション]タブ>[アプリケーション]ページ)と併用すると、アプリケーションオブジェクトは、配布された時点で一度だけ実行され、その後でワークステーションから削除されます。または、アプリケーションオブジェクトを、あらかじめ指定した時間になったらすぐに1回だけ実行するとします。この場合は、[強制実行]を選択し、[アプリケーション]ページの[アプリケーションを一度だけ実行]オプション([実行オプション]タブ)を選択して、[スケジュール]ページ([可用性]タブ)を使用してスケジュールを定義します。
複数のアプリケーションを順序を指定して強制的に実行する場合は、各アプリケーションを[強制実行]に設定します。次に、[アイコン]ページ([識別]タブ)の[アイコン表示の順序]オプションで各アプリケーションオブジェクトの順序を指定します。
重要: ワークステーションに関連付けられたMSIアプリケーションに[強制実行]オプションを使用するときは、[ワークステーションが関連付けられている場合に、ワークステーションセキュリティスペースで配布する]オプション([配布オプション]タブ>[オプション]ページ)も有効にし、ファイルシステムに対する適切な権利をワークステーションに割り当てて、ソース.msiファイルが置かれているネットワーク上の場所にワークステーションがアクセスできるようにする必要があります。この設定を行わないと、アプリケーションの配布とそれ以降の強制実行は失敗します。
インストール中にアプリケーションの再起動が求められた場合、[Reboot(再起動)]グループボックスで[必要に応じて再起動する]または[必ず再起動する]を選択し、[再起動を要求する]グループボックスで[メッセージを表示しない]を選択する必要があります。
アプリケーションオブジェクトのアイコンをApplication Window、Application Explorerウィンドウ、およびApplication Browserウィンドウに追加します。
ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトをWindowsの[スタート]メニューに追加できます。アプリケーションオブジェクトをフォルダに割り当てて、[スタート]メニューでそのフォルダ構造を使用する場合を除き、アプリケーションオブジェクトは[スタート]メニューの一番上に追加されます。アプリケーションオブジェクトの[フォルダ]ページ([識別]タブ)を参照してください。
ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのデスクトップに表示できます。
ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのシステムトレイに表示できます。
ワークステーションでApplication Explorerが実行されている場合は、このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトのアイコンをWindowsのクイック起動バーに表示できます。
このオプションは、アプリケーションオブジェクトに対して[接続解除可能]が選択されている([識別]タブ>[アイコン]ページ)場合にのみ適用されます。
[強制キャッシュ]が有効にされていない場合、アプリケーションがワークステーションにすでに配布されて(インストールされて)いれば、接続解除中にアプリケーションを起動することができます。[強制キャッシュ]を有効にすると、Application Launcherは、配布に必要なアプリケーションソースファイルおよびその他のファイルをワークステーションのキャッシュディレクトリに自動的にコピーします。これにより、Novell eDirectoryから切断されている間にアプリケーションをインストールまたは修復することができます。ファイルは、ワークステーションのローカルドライブの容量を節約するために圧縮されます。アプリケーションのキャッシュの詳細については、[Users]:切断状態のユーザのサポートを参照してください。
MSIアプリケーションを配布する際、ユーザまたはワークステーションがソース.msiファイルへのネットワーククライアントアクセス権を持たない場合は、[強制キャッシュ]オプションを使用する必要があります。Microsoft Windows Installerでは、ネットワーククライアントによって提供されるファイルアクセス権が必要ですが、ZENworksデスクトップ管理エージェントによって提供されるファイルアクセス権は必要ありません。次に例を示します。