[可用性]タブには、次のページがあり、ワークステーションへのアプリケーションの配布ルール、ユーザがアプリケーションを使用できる日時、およびユーザが使用できなくなったアプリケーションの終了時にApplication Launcherがユーザに対して表示するメッセージと警告を定義することができます。
[配布]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[配布ルール]プロパティページでは、Application Launcherがワークステーションにアプリケーションを配布するかどうかを決定するためにワークステーションに適用するルールを定義します。
たとえば、使用できるディスク容量が2GBよりも大きい場合にのみアプリケーションをワークステーションに配布するようApplication Launcherを設定するディスク領域ルールを定義できます。Pentium* IIIプロセッサ以降を必要とするルールを定義することもできます。
ルールの作成時は、AND/ORブール論理を使用できます。たとえば、使用できるディスク容量が2GBよりも大きく、プロセッサがPentium III以降である場合にのみアプリケーションを配布するようApplication Launcherを設定するルールを定義できます。ルールのグループを作成することもできます。ブール論理およびグループを使用する配布ルールの例については、配布ルールの例を参照してください。
配布ルールは、ZENworks 6.5以降のバージョンのApplication Launcherでのみ使用されます。ZENworks 6.5より前のバージョンのApplication Launcherでは配布ルールを使用しないため、レガシーシステム要件を使用する必要があります。ZENworks 6.5より前のバージョンのApplication Launcherが環境に含まれている場合は、「レガシー」でレガシーシステム要件の使用方法についての情報を参照してください。
このリストには、アプリケーションの配布に関連するルールがすべて表示されます。各ルールについて、次の情報が表示されます。
[Type]: オペレーティングシステムルール、メモリルール、ディスク領域ルールなど、異なるタイプのルールを定義できます。この列には、ルールのタイプが表示されます。タイプの説明は、「Add」を参照してください。
[件名]: この列には、ルールの件名が表示されます。たとえば、[タイプ]がOSバージョンの場合、[件名]はWindows 98またはWindows NT/2000/XPになります。
[演算子]: この列には、割り当てられた値に対して満たすべき条件がある場合にその条件(より大きい、より小さい、等しいなど)が表示されます。
[値]: この列には、件名と関連付けられている値がある場合にその値が表示されます。たとえば、件名がWindows NT/2000/XPの場合、アプリケーションを配布するためには、バージョンが4.00.950以上でなければなりません。
ワークステーションが配布ルールで定義された要件を満たしているかどうかに関わらず、アプリケーションオブジェクトのアイコンが常に表示されるようApplication Launcherを設定する場合は、このオプションを選択します。
このオプションを選択していて、いくつかのルールが満たされていない場合、アイコンは使用できない状態で表示されます。使用できない状態のアイコンを右クリックして[詳細]を選択し、[要件]を選択すると、アプリケーションに定義されているすべての配布要件がリストに表示されます。
[レガシー]オプションを使用すると、ZENworks 6.5以降のバージョンのApplication LauncherとZENworks 6.5より前のバージョンのApplication Launcherが混在する環境で、システム要件を管理することができます。
[レガシー設定を編集する]: このページの配布ルールに使用される新しいグループ化と演算子(AND/OR)を処理することができるのは、ZENworks 6.5以降のバージョンのApplication Launcherのみです。ZENworks 6.5より前のバージョンとの後方互換性を維持するためには、レガシーシステム要件を定義する必要があります。
[レガシー]>[レガシー設定を編集する]の順にクリックして、[レガシーシステム要件]ダイアログボックスを表示します。ZENworks 6.5より前のバージョンでアプリケーションオブジェクトを作成した場合は、以前定義したシステム要件がダイアログボックスに表示されます。ZENworks 6.5でアプリケーションオブジェクトを作成した場合には、ダイアログボックスは空になります。このダイアログボックスのオプションを使用して、要件を追加、変更、または削除できます。
[レガシー設定をインポートする]: このオプションを使用して、[このアプリケーションの可用性を制御するルールを追加します。]リストにレガシーシステム要件をコピーすることができます。リストにすでにルールを追加済みの場合は、追加済みのルールがレガシー設定に置き換えられます。レガシーシステム要件をインポートするには、[レガシー]>[レガシー設定をインポートする]の順にクリックします。
バージョンが混在している環境では、新しい配布ルールとレガシーシステム要件の併用方法を決定する必要があります。一般に、次の選択肢があります。
このオプションを使用すると、リスト内の要件を検索したり、要件を.aotファイルや.axtファイルにインポートしたりすることができます。
[ファイル]をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
[追加]をクリックして、次の配布ルールから選択します。
[Applications]: ワークステーションにおける特定アプリケーションの有無を要件とします。このアプリケーションはアプリケーションオブジェクトを通じて配布されている必要があります。詳細については、アプリケーションを参照してください。
[クライアント]: ワークステーションがNovell Clientを実行していること(または実行していないこと)を要件とします。詳細については、クライアントを参照してください。
[接続速度]: 特定の接続速度を要件とします。詳細については、接続速度を参照してください。
[ディスク領域]: ワークステーション上に特定のディスク空き容量があることを要件とします。詳細については、ディスク領域を参照してください。
[環境変数]: 特定の環境変数の有無を要件とします。詳細については、環境変数を参照してください。
[ファイルの日付]: ファイルが特定の日付であることを要件とします。詳細については、ファイルの日付を参照してください。
[ファイルの存在の有無]: ファイルの有無を要件とします。詳細については、ファイルの存在の有無を参照してください。
[ファイルサイズ]: ファイルが特定のサイズであることを要件とします。詳細については、File Sizeを参照してください。
[ファイルバージョン]: ファイルが特定のバージョンであることを要件とします。詳細については、File Versionを参照してください。
[新規グループ]: 新しいルールグループを追加します。グループの使用方法の例は、配布ルールの例を参照してください。
[Memory]: ワークステーション上に特定のメモリ容量があることを要件とします。詳細については、メモリを参照してください。
[オペレーティングシステム]: 特定のオペレーティングシステムを要件とします。詳細については、オペレーティングシステムを参照してください。
[Processor]: 特定のプロセッサの種類を要件とします。詳細については、プロセッサを参照してください。
[レジストリ]: 特定のレジストリ値の有無を要件とします。詳細については、レジストリを参照してください。
[リモートアクセス]: Application Launcherが特定のモード(リモートモードまたはローカル(LAN)モードのいずれか)で動作していることを要件とします。詳細については、リモートアクセスを参照してください。
[ターミナルサーバ]: ワークステーションがターミナルサーバであること(またはターミナルサーバでないこと)を要件とします。詳細については、ターミナルサーバを参照してください。
アプリケーションの配布を制御するルールを定義する際には、ANDおよびORブール演算子を使用できます。ルールグループを使用して、配布を追加制御することもできます。AND/ORブール演算子およびグループの使用例を次に示します。
ワークステーションでPentium III以降のプロセッサか、Windows 2000オペレーティングシステムのいずれかが必要であるとします。そのように設定するには、次のルールを使用します。
Processor type(Processor) >= Pentium III OR OS version(Windows NT/2000/XP) >= 5.00.2195
このルールを作成するには
[配布ルール]ページで[追加]ボタンをクリックし、[プロセッサ]を選択します。
[プロセッサルール]ダイアログボックスで、[より大きいか等しい(>=)]を選択し、[Pentium III]を選択します。[OK]をクリックし、[このアプリケーションの可用性を制御するルールを追加します。]リストにルールを追加します。
[配布ルール]ページで[追加]ボタンをクリックし、[オペレーティングシステム]を選択します。
[オペレーティングシステムルール]ダイアログボックスで、[Windows NT/2000/XP]を選択し、[より大きいか等しい(>=)]を選択して、「5.00.2195」と入力します。[OK]をクリックし、[このアプリケーションの可用性を制御するルールを追加します。]リストにルールを追加します。
ルールはAND演算子を使用してリストに追加されます。
リストの[OSバージョン]ルールの前にあるAND演算子をOR演算子に変更します。
ワークステーションでPentium III以降のプロセッサか、少なくとも512MBのメモリがあるWindows 2000オペレーティングシステムのいずれかが必要であるとします。そのように設定するには、次のルールを使用します。
Processor type(Processor) >= Pentium III OR (OS version(Windows NT/2000/XP) >= 5.00.2195 AND System memory(RAM) >= 512)
このルールを作成するには
[配布ルール]ページで[追加]ボタンをクリックし、[プロセッサ]を選択します。
[プロセッサルール]ダイアログボックスで、[より大きいか等しい(>=)]を選択し、[Pentium III]を選択します。[OK]をクリックし、[このアプリケーションの可用性を制御するルールを追加します。]リストにルールを追加します。
[配布ルール]ページの[追加]ボタンをクリックし、[新規グループ]を選択して、[このアプリケーションの可用性を制御するルールを追加します。]リストに新規グループを追加します。
以前リストに追加されたグループがなければ、新規グループに[グループ1]というラベルが付けられます。デフォルトでは、新規グループにはAND演算子が割り当てられます。
リストに含まれる[グループ1]の場所を特定し、AND演算子をOR演算子に変更します。
リストの[グループ1]の横にある[グループに追加]ボタンをクリックし、[オペレーティングシステム]を選択します。
[オペレーティングシステムルール]ダイアログボックスで、[Windows NT/2000/XP]を選択し、[より大きいか等しい(>=)]を選択して、「5.00.2195」と入力します。[OK]をクリックし、リストの[グループ1]の下にルールを追加します。
リストの[グループ1]の横にある[グループに追加]ボタンをクリックし、[メモリ]を選択します。
[メモリルール]ダイアログボックスで、[より大きいか等しい(>=)]を選択し、「512」と入力します。[OK]をクリックし、リストの[グループ1]の下にルールを追加します。
次の図に示す[アプリケーションの依存関係]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[アプリケーション])では、ほかのアプリケーションがワークステーションにインストールされているかどうかに基づいて配布を実行するよう設定できます。ほかのアプリケーションは、eDirectoryにアプリケーションオブジェクトとして表示されている必要があります。
表示されていないアプリケーションが必要であると設定した場合、配布は失敗します。配布が確実に実行されるようにするために、Application Launcherを使用して依存アプリケーションをインストールできます。詳細については、[アプリケーションの依存関係]ページを参照してください。
次の図に示す[Novellクライアントルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[クライアント])では、Novell Clientがワークステーションにインストールされているかどうかに基づいて配布を実行するよう設定できます。
[接続速度ルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[接続速度])では、ワークステーションのネットワーク接続速度に基づいて配布を実行するよう設定できます。
たとえば、接続速度が56Kbps未満のリモートワークステーションがアプリケーションを使用できないようにする場合は、配布の要件として接続速度56 Kbps以上を設定します。
次の図に示す[ディスク領域ルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[ディスク領域])では、ワークステーションの空き容量に基づいて配布を実行するよう設定できます。これにより、空き容量が不足しているワークステーションにアプリケーションを配布しないようApplication Launcherを設定できます。
空き容量が必要なディスクを選択します。このリストのオプションは、次のとおりです。
[WindowsのSystemディレクトリのドライブ]: Windowsのシステムディレクトリ(winnt\system32など)が置かれているディスクを選択することができます。
[Windowsディレクトリのドライブ]: Windowsのディレクトリ(winntなど)が置かれているディスクを選択することができます。
[Tempディレクトリのドライブ]: Windowsの一時ディレクトリ(winnt\temp)が置かれているディスクを選択することができます。
アプリケーションに対してディスク容量に関する要件を複数作成した場合、Application Launcherは、すべての要件を合わせて、必要になる合計のディスク容量を算出します。たとえば、Windowsディレクトリのドライブ(C:ドライブ)に20MB、一時ディレクトリドライブ(同じくC:ドライブ)に10MB、D:ドライブに50MBの空き領域が必要な場合は、C:ドライブに30MB、D:ドライブに50MBの空き領域がそれぞれ必要です。
次の図に示す[環境変数ルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[環境変数])では、特定のデータを含む環境変数が存在するかどうかに基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[ファイル日付ルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[ファイルの日付])では、ワークステーションにある特定のファイルの日付に基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[ファイル存在ルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[ファイルの存在の有無])では、ワークステーションに特定のファイルが存在するかどうかに基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[ファイルサイズルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[ファイルサイズ])では、ワークステーションにある特定のファイルのサイズに基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[ファイルバージョンルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[ファイルバージョン])では、ワークステーションにある特定のファイルのバージョンに基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[メモリルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[メモリ])では、ワークステーションで必要なメモリ(RAM)の容量に基づいて配布を実行するよう設定できます。
次の図に示す[オペレーティングシステムルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[オペレーティングシステム])では、ワークステーションのオペレーティングシステムおよびバージョンに基づいて配布を実行するよう設定できます。
ワークステーションで実行する必要があるオペレーティングシステム(Windows 98またはWindows NT/2000/XP)を選択します。
注: アプリケーションが利用できるようになる前に定義されていたオペレーティングシステムの要件は削除されます。
ZENworksの旧バージョンでは、配布および起動用にアプリケーションが利用可能になる前に、システム要件でOSプラットフォームを定義する必要がありました。この要件は削除されました。
新しい配布ルールでは、次の論理を使用します。アプリケーションが特定のオペレーティングシステムのみで実行する場合、オペレーティングシステムの配布ルールを定義する必要があります。アプリケーションが特定のオペレーティングシステムを必要としない場合は、配布ルールを定義する必要はありません。オペレーティングシステムの配布ルールが定義されていないアプリケーションはデフォルトで、サポートの対象になるすべてのプラットフォーム(Windows 98、Windows 2000、およびWindows XP)で利用できます。
次の図に示す[レジストリルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[レジストリ])では、特定のレジストリキーまたは値が存在するかどうかに基づいて配布を実行するよう設定できます。
配布前に確認するレジストリキーを参照して選択します。配布を実行するためにはキーが存在する必要がある場合は、[キーが存在する]を選択します。配布を実行するためにはキーが存在しない必要がある場合は、[キーが存在しない]を選択します。
次の図に示す[リモートアクセスルール]ダイアログボックス([配布ルール]ページ>[追加]>[リモートアクセス])では、Application Launcherがリモートモードまたはローカル(LAN)モードのいずれかであるかに基づいて配布を実行するよう設定できます。いずれのモードであるかを検出するためにApplication Launcherが使用する方法は、[リモートアクセス検出]の設定(ユーザオブジェクト/ワークステーションオブジェクト/コンテナオブジェクト>[ZENworks]タブ>[Application Launcherの環境設定]ページ>[追加]ボタン>[ユーザ]タブ)によって決まります。
[スケジュール]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[スケジュール]プロパティページでは、ユーザがアプリケーションを使用できるようになる日時を定義します。Application Launcherは、このスケジュールで定義された時間にのみアプリケーションアイコンを表示します。
スケジュールは、アプリケーションがインストールされているかどうかには関係なく適用されます。たとえば、ユーザがまだアプリケーションをインストールしていない場合は、スケジュールで定義された時間にのみアプリケーションをインストールできます。ユーザがすでにアプリケーションをインストール済みの場合も同様に、スケジュールで定義された時間にのみアプリケーションを実行できます。
使用するスケジュールの種類を選択します。[なし]、[指定された日]、または[日付の範囲]を選択できます。
このオプションは、スケジュールを指定しない場合に使用します。アプリケーションオブジェクトは、アプリケーションのシステム要件が満たされていて([可用性]>[システム要件]ページ)、アプリケーションがこのオブジェクトと関連付けられた([関連付け]ページ)時点で使用できるようになります。
このオプションを使用して、アプリケーションオブジェクトを使用できるようにする特定の日付を選択します。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[日付の範囲]: [日付の範囲]リストには、アプリケーションオブジェクトが使用できるようになる日付がすべて表示されます。日付を追加するには、[追加]をクリックし、日付を選択して[OK]をクリックします。リストにその日付が表示されます。指定できる日付の数は、350までです。
[選択された日の時間]: 適用できる開始時刻と終了時刻を選択します。選択した時刻は、[日付の範囲]リスト内のすべての日付に適用されます。時刻は5分単位で増分します。最早開始時刻は00:00(午前12時)、最遅終了時刻は23:55(午後11時55分)です。つまり、午後11時55分から深夜12時までの5分間は、アプリケーションが使用不可能な時間範囲になります。アプリケーションを終日使用可能にする場合は、スケジュールタイプとして日付の範囲を使用する必要があります。
[ユーザアクセスの分散期間(分)]: [ユーザアクセスの分散期間]オプションを使用すると、ユーザのアクセス時間を指定した時間(分単位)に分散できるので、アプリケーションがすべてのユーザに対して同時に使用可能になることを回避できます。アプリケーションが使用可能になったらすぐにすべてのユーザがアプリケーションを起動し、アプリケーションがネットワークから配布または実行されることが予想される場合は、このオプションを使用してネットワークの負荷が過大にならないように設定することができます。
たとえば、100人のユーザにアプリケーションを配布する場合、[ユーザアクセスの分散期間]オプションを使用して、アプリケーションを個別のユーザにランダムに配布する時間(スケジュール設定した開始時刻から1時間)を指定できます。
このオプションを使用して、アプリケーションを使用できるようにする日付の範囲を選択します。このオプションを使用すると、指定した期間内の特定の曜日にのみアプリケーションを使用できるようにすることもできます。このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[日付の範囲]: 日付の範囲を定義するには、開始日と終了日を選択し、アプリケーションを使用できる日として指定された期間内で曜日(日曜から土曜まで)を選択します。デフォルトでは、すべての曜日が選択されています。特定の曜日を選択するには、そのボタンをクリックします。
[選択された範囲の時間]: 適用できる開始時刻と終了時刻を選択します。このオプションは、日付の範囲が1日だけか、複数の日付か、7日間すべてであるかによって異なります。日付の範囲が1日から6日間の間の場合(7日間すべてではない場合)、アプリケーションは選択した日付の開始時刻から終了時刻の間で使用できます。たとえば、月曜日の8:00から5:00までアプリケーションを使用可能にした場合、アプリケーションはその時間帯で使用できます。しかし、日付の範囲が7日間すべてである場合は、時刻の設定は無視され、アプリケーションは毎日24時間使用できます。
[ユーザアクセスの分散期間(分)]: [ユーザアクセスの分散期間]オプションを使用すると、ユーザのアクセス時間を指定した時間(分単位)に分散できるので、アプリケーションがすべてのユーザに対して同時に使用可能になることを回避できます。アプリケーションが使用可能になったらすぐにすべてのユーザがアプリケーションを起動し、アプリケーションがネットワークから配布または実行されることが予想される場合は、このオプションを使用してネットワークの負荷が過大にならないように設定することができます。
たとえば、100人のユーザにアプリケーションを配布する場合、[ユーザアクセスの分散期間]オプションを使用して、アプリケーションを個別のユーザにランダムに配布する時間(スケジュール設定した開始時刻から1時間)を指定できます。
[すべてのクライアントでこのスケジュールをGMTで使用する]: スケジュールは、ワークステーションのタイムゾーンに基づいています。複数のタイムゾーンにまたがるネットワークで、アプリケーションの実行を午後1時に設定すると、アプリケーションは各タイムゾーンの午後1時に実行されます。このオプションを選択すると、タイムゾーンが異なる地域のワークステーションで、アプリケーションを同時に実行させることができます(たとえば、ローマ時間の午後1時とロサンゼルス時間の午前4時)。
[終了]プロパティページは、すべてのアプリケーションタイプ(シンプル、AOT/AXT、MSI、Webおよびターミナルサーバ)用のアプリケーションオブジェクトで使用できます。
次の図に示す[終了]プロパティページでは、ユーザが実行しているアプリケーションが使用できない状態になった場合に、Application Launcherがそのアプリケーションをどのように終了するかを定義します。アプリケーションは次の場合に使用できなくなります。
アプリケーションが終了するときの動作を選択します。
このオプションを選択すると、アプリケーションの終了手順を指示するメッセージをApplication Launcherが表示するように指定できます。このメッセージは、ユーザがアプリケーションを終了するまで繰り返し表示されます。
[基本的なクローズメッセージ]ボックスで、Application Launcherがメッセージを表示する回数を選択します。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れました!作業内容が失われないように、アプリケーションを終了してください。
このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[保存]ダイアログボックスが表示されます。アプリケーションが終了すると、ユーザがそのアプリケーションを再起動することはできません。
重要: アプリケーションによっては、[保存]ダイアログボックスに、[はい]ボタンと[いいえ]ボタンのほか、[キャンセル]ボタンが表示される場合があります。[キャンセル]ボタンをクリックすると、終了処理が中断され、アプリケーションは開いたままになります。アプリケーションの[保存]ダイアログボックスに[キャンセル]ボタンが表示されている場合でも、アプリケーションを確実に終了したいときは、[終了メッセージを送信し、データの保存を促してから、強制的に終了する]オプションを使用する必要があります。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[警告メッセージ](オプション): アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[警告を送信する]オプションを選択し、警告メッセージの表示回数と表示間隔を指定します。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れました!作業内容が失われないように、アプリケーションを終了してください。
[クローズメッセージの要求]: 警告メッセージが指定された回数表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合や、警告メッセージオプションが有効になっていない場合は、このメッセージが表示されます。
[クローズメッセージの要求]ボックスで、ユーザに対してアプリケーションの終了を促すメッセージを表示する回数を指定します。このメッセージが表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションの終了を試みます。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れたため、アプリケーションはまもなく終了します。作業内容を保存してから、アプリケーションを終了してください。
このオプションを選択すると、Application Launcherはアプリケーションを閉じるようにユーザに指示するメッセージを最初に表示します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを呼び出して終了します。未保存のデータがない場合、アプリケーションはすぐに終了します。未保存のデータがある場合は、ユーザがデータを保存できるように[保存]ダイアログボックスが表示されます。ユーザがどのオプション([はい]、[いいえ]、または[キャンセル])を選択しても、アプリケーションは終了します。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[警告メッセージ](オプション): アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[警告を送信する]オプションを選択し、警告の表示回数と表示間隔を入力します。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れました!作業内容が失われないように、アプリケーションを終了してください。
[クローズメッセージの要求]: 警告メッセージが指定された回数表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合や、警告メッセージオプションが有効になっていない場合は、このメッセージが表示されます。
[クローズメッセージの要求]ボックスで、ユーザに対してアプリケーションの終了を促すメッセージを表示する回数を指定します。このメッセージが表示されてもユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションの終了を試みます。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れたため、アプリケーションはまもなく終了します。作業内容を保存してから、アプリケーションを終了してください。
[アプリケーションの終了]: このメッセージは、Application Launcherがアプリケーションを閉じた後に表示されます。デフォルトの終了メッセージを使用しない場合は、[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義します。デフォルトのメッセージは次のとおりです。
実行していたアプリケーションの期限が切れました。使用を続けたい場合は、システム管理者に連絡してください。
このオプションは、ユーザに対してアプリケーションの終了を促します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherがアプリケーションを自動的に終了し、終了メッセージを表示します。
このオプションを選択したら、次のフィールドに入力します。
[警告メッセージ](オプション): アプリケーションの終了を促す警告を表示する場合は、[警告を送信する]オプションを選択し、警告の表示回数と表示間隔を入力します。ユーザがアプリケーションを終了しない場合は、Application Launcherが最後の警告メッセージを表示した後にアプリケーションを自動的に終了します。[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義した場合以外は、次のようなデフォルトのメッセージが表示されます。
警告!このアプリケーションへのアクセス期限が切れました!作業内容が失われないように、アプリケーションを終了してください。
[アプリケーションの終了]: このメッセージは、Application Launcherがアプリケーションを閉じた後に表示されます。デフォルトの終了メッセージを使用しない場合は、[メッセージ]ボタンをクリックしてカスタムのメッセージを定義します。デフォルトのメッセージは次のとおりです。
実行していたアプリケーションの期限が切れました。使用を続けたい場合は、システム管理者に連絡してください。