NALキャッシュの構造と内容で説明したように、キャッシュはデフォルトでは、ワークステーションのWindowsドライブのルートに隠しディレクトリ(\nalcache)として作成されます。
ワークステーションのレジストリを変更してキャッシュ場所を変更できます。次回のApplication Launcherの更新(時間による更新、手動更新、または再起動)時に、キャッシュは新しい場所に作成されます。古いキャッシュディレクトリは自動的に削除されません。
キャッシュディレクトリの場所を変更するには
regedit.exeを使用してWindowsレジストリを開きます。
次のキーを見つけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ NetWare\NAL\1.0
次の情報に従って、新しい文字列値をキーに追加します。
[値のデータ]: キャッシュで使用するディレクトリを指定します。キャッシュのファイルおよびサブディレクトリと他のファイルおよびディレクトリとの混合を避けるために、空のディレクトリを指定した方がよい場合もあります。たとえば、c:\novellディレクトリの下にある内容をキャッシュする場合に、c:\novellだけでなく、c:\novell\nalcacheを指定する必要があるというような例です。このフィールドではマクロを使用しないでください。マクロはサポートされていません。
レジストリの変更内容を保存します。
Application Launcherを更新または再起動します。
Application Launcherを使用してキャッシュ位置を変更することもできます。手順は次のとおりです。
ConsoleOneで、単純なアプリケーションオブジェクトを作成します。手順については、[配布]:単純なアプリケーションを参照してください。
アプリケーションオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]をクリックしてオブジェクトのプロパティページを表示します。
[配布オプション]>[レジストリ]の順にクリックして[レジストリ]ページを表示します。
![アプリケーションオブジェクトの[レジストリ]ページ](../graphics/zfd_am_do_reg_a.gif)
次のレジストリキーを追加します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ NetWare\NAL\1.0
次の情報に従って、新しい文字列値をキーに追加します。
[値のデータ]: キャッシュで使用するディレクトリを指定します。キャッシュのファイルおよびサブディレクトリと他のファイルおよびディレクトリとの混合を避けるために、空のディレクトリを指定した方がよい場合もあります。たとえば、c:\novellディレクトリの下にある内容をキャッシュする場合に、c:\novellだけでなく、c:\novell\nalcacheを指定する必要があるというような例です。このフィールドではマクロを使用しないでください。マクロはサポートされていません。
[関連付け]をクリックして[関連付け]ページを表示します。
![アプリケーションオブジェクトの[関連付け]ページ](../graphics/zfd_am_as_as_a.gif)
変更内容の配布先のユーザを追加します。
ユーザへの関連付けのたびに、[強制実行]オプションを選択して、ユーザが操作しなくても変更が行われるようにします。
[OK]をクリックして情報を保存します。