ConsoleOneで、ワークステーションパッケージを右クリックし、[プロパティ]>[ポリシー]ページの順にクリックします。
[ポリシー]タブをクリックし、設定するプラットフォームをドロップダウンリストで選択し、選択したプラットフォームのポリシーを有効にします。利用可能なプラットフォームは、Windows 9x、Windows NT、Windows 2000、またはWindows XPです。
[使用可能]列の下にあるワークステーションインベントリポリシーのチェックボックスを選択します。
[プロパティ]をクリックし、[ワークステーションインベントリポリシー]ページを表示します。
[一般]ページで、次の設定を行います。
(オプション)インベントリスキャンをカスタマイズします。
[ハードウェアスキャン]タブをクリックして、次の設定を指定します。
[Enable DMI Scan]: [DMIスキャンを有効にする]オプションを選択して、インベントリ対象ワークステーションのDMI (Desktop Management Interface)からハードウェア情報のスキャンを追加します。
[Enable WMI Scan]: [WMIスキャンを有効にする]オプションを選択して、インベントリ対象ワークステーションのMicrosoft WMI (Windows Management Instrumentation)からハードウェア情報のWMIスキャンを追加します。
Enable Custom Scanning(カスタムスキャンを有効にする): このオプションを選択して、インベントリ対象ワークステーションのカスタムスキャンを追加します。カスタムスキャンを実行する前に、カスタムスキャン実行可能ファイルの名前を入力する必要があります。
ZENworks for Desktops 3.2、ZENworks for Desktops 4、またはZENworks for Desktops 4.0.1がインストールされているWindowsインベントリ対象ワークステーションのソフトウェアスキャン設定をカスタマイズするには、[ソフトウェアスキャン]タブをクリックして、次の設定を実行します。詳細については、ZENworks for Desktops 4.Xおよびそれ以前のバージョンのインベントリ対象ワークステーションをスキャンするソフトウェアインベントリ情報のカスタマイズを参照してください。
重要: ZENworks 6.5 Desktop Managementがインストールされているインベントリ対象ワークステーションでは、設定を行わないでください。
[Enable Software Scan]:インベントリポリシーに関連付けられたインベントリ対象ワークステーションのソフトウェアスキャンを有効にします。スキャンプログラムは、インベントリ対象ワークステーションのソフトウェア情報を収集し、インベントリデータベースに保存します。
[Custom Scan Editor]:アプリケーションの詳細情報のリストをカスタマイズして、インベントリ対象ワークステーションをスキャンできます。インベントリスキャナは、カスタムスキャンエディタに示されるアプリケーションの詳細情報をスキャンします。
たとえば、カスタムスキャンエディタで次の詳細を指定します。ベンダ名=Microsoft; 製品名=Microsoft Office; 製品バージョン=10.0; ファイル名=winword.exe; ファイルサイズ=1 MB。この場合、インベントリスキャナはインベントリ対象ワークステーションで、サイズが1MBのwinword.exeファイルをスキャンします。このファイルが見つかった場合、Inventoryデータベースに"winword.exe;1 MB"について"Microsoft;Microsoft Office;10.0"が格納されます。
[Product Identification Number]: インベントリ対象ワークステーションにインストールされた、Microsoftアプリケーションの製品識別情報をスキャンできます。
Product Location(製品の場所): インベントリ対象ワークステーションにインストールされたアプリケーションのフルパスをスキャンできます。
カスタムスキャンのみ実行する: カスタムスキャンエディタで選択された、カスタマイズされたソフトウェアアプリケーションだけをスキャンします。
[設定エディタ]タブをクリックします。必要に応じて、次の.iniファイルの設定を変更します。
SWRules: ZENworks for Desktops 3.2、ZENworks for Desktops 4、またはZENworks for Desktops 4.0.1をインストールした、インベントリ対象のWindowsワークステーションのSWRulesファイルを設定します。ZENworks 6.5 Desktop Managementがインストールされているインベントリ対象ワークステーションでは、ファイルを設定しないでください。
このSWRulesファイルを使用して、ベンダおよび製品のソフトウェアスキャン情報をカスタマイズします。このファイルの設定方法の詳細については、ZENworks for Desktops 4.Xおよびそれ以前のバージョンのインベントリ対象ワークステーションをスキャンするソフトウェアインベントリ情報のカスタマイズを参照してください。
Asset Information: このファイルを使用して、DMI(Desktop Management Interface)からベンダ固有の情報をスキャンします。このファイルの設定方法の詳細については、DMIを使ったベンダ固有の資産情報のスキャンを参照してください。
Zipped Names: このファイルを使用して、Jaz*およびZip*ドライブのハードウェアスキャンをカスタマイズします。このファイルの設定方法の詳細については、Jaz、Zip、およびフロッピードライブのベンダのハードウェアスキャン情報のカスタマイズを参照してください。
IBM Names(IBMの名前):このファイルを使用して、IBMコンピュータのモデルをスキャンします。このファイルの設定方法の詳細については、IBMコンピュータモデルのスキャンを参照してください。
HWRules: このファイルを使用して、モニタの公称サイズをカスタマイズします。HWRules.iniファイルの設定方法の詳細については、モニタのサイズに関するハードウェア情報のカスタマイズを参照してください。
[Apply]をクリックします。
[ポリシースケジュール]タブをクリックします。
インベントリ対象ワークステーションのスキャンをスケジュールするために必要な設定を変更し、[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
[Associations]タブをクリックし、[Add]をクリックします。
インベントリ対象ワークステーションが登録されているコンテナオブジェクトを参照して選択し、[OK]をクリックします。
[適用]、[閉じる]の順にクリックします。
ConsoleOneで、インベントリサービスオブジェクト(Inventory Service_server_name)を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。次に、[インベントリサービスオブジェクト]タブをクリックします。
[コンピュータのスキャンを有効にする]が選択されていることを確認し、[OK]をクリックします。