Active Directory環境のZENworksツリー

ZENworksがWindows (Active Directory)環境で機能するようにするには、eDirectoryをインストールし、Active Directoryと同期して、ZENworksオブジェクトを管理する必要があります。詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Desktop Managementインストールガイド』の「Windowsネットワーク環境でのインストール」を参照してください。

ダイナミックローカルユーザの要件を満たしていない場合、パススルーモードに設定されたZENworks管理エージェントを設定して、ユーザのログイン時にWindowsログインを表示できます。Windowsユーザアカウント情報が(DirXMLによるユーザオブジェクトの同期後に)ZENworksツリーから要求されるアカウント情報と一致する場合、ユーザはActive DirectoryとZENworksツリーで認証されます。アカウント情報が一致しない場合、ユーザは、ZENworks管理エージェントのログインダイアログボックスに再度アカウント情報を入力するよう求められます。

次の図は、Active Directory環境でZENworksツリーを使用する場合の簡略化されたプロセスを示しています。


Active Directory環境でのZENworksの使用
手順 説明

Step 1

ユーザがActive Directoryに対して認証を行います。

Step 2

ZENworksデスクトップ管理エージェントが、認証で使用されたユーザのアカウント情報を取得します。

Step 3

ZENworksデスクトップ管理エージェントが、アカウント情報をZENworks Middle Tier Serverに渡します。

Step 4

ユーザが、ZENworks Middle Tier Serverを経由してZENworksツリーに対し認証を行います。

パススルーログインの詳細については、『Novell ZENworks 6.5 Desktop Managementインストールガイド』の「認証のセットアップ」の「同期パススルーログイン」を参照してください。