Remote Management (リモート管理)
Novell(R) ZENworks(R) 6.5 Desktop Managementのリモート管理コンポーネントは、管理コンソールからリモートワークステーションを管理する機能を提供します。リモート管理では、次が可能です。
- 電源が切断されている管理対象ワークステーションをリモートから起動することができます。
- 管理対象ワークステーションをリモートから制御することができます。
- ログインユーザがローカル管理グループのメンバーでない場合でも、システムの権利を使用して管理対象ワークステーション上の実行可能ファイルをリモートから実行できます。
- リモート管理コンソールと管理対象ワークステーションの間でファイルを転送できます。
- 情報を表示して、管理対象ワークステーションの問題を診断します。
- 管理対象ワークステーションで実行されるリモート管理セッションに関する監査記録情報を記録することができます。
- リモートコントロールセッション中に管理対象ワークステーションの画面を消去します。
- リモートコントロールセッション中に管理対象ワークステーションのキーボードとマウスの制御をロックすることができます。
重要: リモート管理の機能はサーバでも使用することができます。詳細については、『ZENworks 6.5 Server Management Documentation』を参照してください。
Remote Managementを使用すると、管理者と組織の時間と費用を節約できます。たとえば、管理者または組織のヘルプデスクは、ユーザのワークステーションまで実際に出向かなくてもワークステーションの問題を分析してリモートから解決できます。このため、問題解決に要する時間が短縮され、生産性が向上します。
次の章ではリモート管理の内容と使用方法を説明します。